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快楽に溺れても貴方には屈しない
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(尿ぶっかけ注意)
触手から解放されたルネリクスの腹の上に、網籠が置かれた。
見えている液体を見つめて頬を緩める。
「よ、よかった、ちゃんと治癒の水がつくれた」
「なるほど。神官殿と交わり、体液を元に触手が生成するのか」
イチモツをしまったアロルフが、ルネリクスの腹の上に置かれた網籠を手に持ち、じっくりと観察している。
ルネリクスは触手を見やるとすっかり大人しくなっているので、胸をなで下ろした。
今回はアロルフの相手もしたので、流石に体力が限界だ。
できればこのまま眠ってしまいたいが、ここにいるとまた触手が絡んで来るかも知れないので、身体に力を込めて起き上がろうとするがぴくりとも動かせない。
困り果ててアロルフを見ると、彼は真顔でルネリクスを抱えて肩に担ぎ、片手に編籠を持って洞窟から進み出た。
日が陰っているのを知り、長い時間性交に耽っていたのだと反省する。
住処に戻る道中、アロルフの歩く振動が心地よくて眠気に襲われて瞳を瞑った。
寝てしまいたいが、何かされるかも知れなという警戒心から必死に気を張る。
――ねちゃ……いけない……いけない……っ。
心の中で呪文のように唱えていたら逆効果だった。
次に目を開けた時はすでに寝台の上だった。
背中を柔らかく受け止めるシーツの感触が心地よい。
もう少し眠っていたい。穏やかな眠りを味わいたかったが、男の低い声に妨げられる。
「神官殿、身体を綺麗にしましょう」
「へ……?」
綺麗にすると言われて、そういえば身体をまだ洗っていないと気付く。
身体にはもう力が入らず、ぼんやりとアロルフを見つめるだけで精一杯だ。
鎧を脱いで私服に着替えた彼は、ルネリクスが寝転がる寝台の前で足を止めると、手に持つ小瓶の蓋を取り中身をぶちまけた。
「ひゃ!?」
べちゃっと胸元にたれ落ちた水色の物体を見つめ、ルネリクスは悲鳴を上げる。
ぐねぐねうごめくそれはスライムのようだ。
何故それを自分にひっかけるのだろう。
疑問を口にする前にスライムが動き出し、一気に全身に広がっていった。
全身を包み込むようにじゅるじゅるとうごめく。
「んひぃいいんっ♡」
冷たくて粘着質な感触にたえきれず、ルネリクスはがくがくと四肢を震わせて、尿意を催す。
――あ、だ、めえ~っ!!
ちょろろろろろ……
「あ……ひゃあ……」
膀胱も限界だったらしい。尿が吹き出て太ももとシーツを汚した。
アロルフは嗤いながらルネリクスの頭を撫でてくる。
「まるで子供ですなあ~? まあ、全身くまなくそのスライムが綺麗にしてくれるので、安心されよ!!」
「ふ、え?」
綺麗にする? このスライムは人の身体を綺麗に掃除する能力を持つのか。
さんざんアロルフの前で痴態を曝け出したせいか、もう羞恥心は感じないが、スライムにどんな風に掃除されるのかを考えると不安に襲われる。
起き上がりたくても体力がもうない。
スライムに身を任せて全てが終わるのを待つ事しかできないのだ。
「……んく」
「そんな顔をする気力がまだあるか。相当気持ちイイらしいぞ? 楽しめばいい」
さらりと髪の毛の一房をつままれて口づけをされる。
そんな仕草をされたのは初めてで、不覚にも心臓がドキリと跳ねてしまった。
――いやだ、どうしたんだ私。
一瞬、違う世界に来てしまったような感覚に陥るが、すぐに現実に引き戻された。
スライムが本格的に動き始めたのだ。
ぬちゃぬちゃぐちゅぐちゅぬぷぷううう~~~っ♡
乳首や性器尻孔にも入り込み、ぐにゅぐにゅと揉んでは吸い上げるので、その都度四肢が跳ねるが動く気力はないので、染みこむような快楽に喘ぐ。
「んはあぁああ~っ♡ あんっ♡ あぁんっ♡ んぷうっ♡」
勢いよくうごめくスライムに対し、ルネリクスは小さな声で快感にむせび泣く。
体中のあらゆる敏感な部分をねちっこく掃除されて、頭の芯までつらぬくような快楽に身を委ねた。
ちゅぷちゅぷっっ♡ ぷちゅるるるっ♡ ちゅぶぶぶっ♡
「あああ~っ♡ あひっ♡ あはあっ♡ ああんっ♡ ぺにしゅぅ~っ♡ しゅわれてもまれへりゅう~っ♡ おしりもおお~っ♡」
「もうイきそうか? 気持ちイイか?」
「ふにぃいい~っ♡」
猫みたいな返事をして頭を撫でてくるアロルフに頬を緩める。
まだ媚薬の効果が抜けていないようだ。
舌をちろちろと突き出して、スライムが絡んでこないかと期待してしまうが、スライムは口の中には入ってこない。
絶妙な強弱で全身をぐちゃぐちゃとなめまわすように動くので、イきたくてもなかなかイけないのだ。
ルネリクスの苦しみを見抜いた将軍が、口端を吊り上げると耳元に顔を寄せて囁く。
「刺激が足りないか? 俺の肉棒をしゃぶらせてやろうか?」
「……っ」
頭を優しく撫でながらにやにや嗤う男に、ルネリクスは欲望に勝てず、口を大きく開いて見せた。
アロルフはくすくすと嗤うとさらに囁く。
「ちゃんと言葉にしておねだりするんだ」
「ふえ……っ♡」
べろお。
耳たぶを厚い舌でなぶられる刺激に驚いて、直接的な言葉を発した。
「あ、アロルフ様のおちんぽを……っ♡ しゃ、ぶらせてください……っ♡」
どうにか言い切ると、頭をぽんぽんされて、穿いている前を開かれて鼻先にイチモツをこすりつけらる。
ぢゅりゅりゅっ
「おふううう~んっ♡」
鼻腔一杯に雄クサさを吸い込むと、ごくりと唾を飲む。
アロルフは大きな声で嗤って、肉棒をルネリクスの口元へと差し出す。
「さあ。スライムに愛撫してもらいながら、俺の肉棒をくわえて存分にイけ。淫乱神官殿!!」
じゅぼおおお――っ!!
「もごおおお~っ♡」
――あう!! おっきいいおチンポおぉっ♡ くちのなかにいいっ♡ きたあああっ♡
口腔内いっぱいに埋められた、将軍のデカマラの肉感に肉体が悦び打ち震える。
白くて柔らかな身体は、スライムによってぐちゅぐちゅになぶられ、口では肉棒をくわえこみ、仰向けの状態で膝をおり腰を上下に振りつつ快楽に耽る。
「あぶううう~っ♡」
じゅっぼっ♡ じゅっぼっ♡ ぶちゅるうっ♡ ずろおお~っ♡
「あぶぼおお~っ♡ おぼぉおお~っ♡」
べろべろと剛直の肉幹をなめあげて、亀頭をじゅぼっ♡ じゅぼっ♡ とつつきまくる。
アロルフが感じたように息を弾ませるのが楽しくて、ルネリクスは好きなようにしゃぶりまくった。
ぶちゅぶちゅっ♡ ぢゅっぼっ♡ ぢゅっぼっ♡ ずぢゅううう~っ♡ ぐぼっ♡ ぐっぼっ♡ ぐっぼおお~っ♡
「むはああっっ♡ おぶっ♡ おぶううっ♡ んぶおおおっ♡」
仰向けに寝転がって両手を使っていないので、なかなかうまくしゃぶれないと思っていたが、アロルフは充分に快感を感じている様子だ。
頬をわずかに染めて愉悦の笑みを浮かべている。
「は、はは……まさか、こんなにうまくなるとは。まったくとんだ逸材だ!!」
ズズンッ!!
「おぼおおお~っ♡」
乱暴に喉奥に突っこまれた瞬間、快感が脳天まで貫き、ぶるるるると腰が震えて、ぴゅぴゅっと射精した。
「ぢゅぼっ♡」
がぼっと勢いよく肉棒を口の中から引っこ抜かれ、ルネリクスは股を大きく広げながら口をぱくぱくさせて身悶える。
びしゃああああ~~っ!!
「にゃひいいいいいっ!?」
「どうせスライムが綺麗にするんだ、俺のションベンも掃除するだろう」
「やあ~っ♡ やああああっ♡」
あつあつの尿が全身に引っかけられ、刺激臭に頭がぐらぐらしてきた。
新たな掃除が必要だと判断したスライムは雑に肉体を蹂躙してくる。
「きゃはっ♡ あはっ♡ あへあああ~っ♡ あひゃああ~っ♡」
「ションベンかけられて蕩けきった顔をしおって……」
じゅるう~~っ♡
「んぶうううっ!!」
突然、唇を塞がれる。
絡める舌をじゅるじゅる吸われて腰が跳ねた。
濃厚な口づけにうっとりと身を任せる。
アロルフはルネリクスの口腔内と舌を存分に味わうと、ぶはっと唇を離した。
唾液が糸を引いて垂れ落ちる。
お互いに荒い呼吸を繰り返し、視線があった。
「オマエは……俺のモノだ……!! ルネリクスう!!」
「あう!?」
ぎゅむううっと強く抱きしめられて、急激に思考がすっきりとしてくる。
――ちがう。
そう思って口に出す。
「違う、違います」
「違うものか!! オマエはもう俺のイチモツなしには生きられんだろう!!」
「ちがい、ます!!」
大声を張り上げると気力を振り絞り、強靱な腕の中から這い出て思い切り掌を振りあげた。
パアンッ!!
乾いた音が鳴り響く。
ルネリクスは、アロルフの頬を平手打ちしたのだ。
掌が痺れるくらいの強さだ。少しは痛みを感じているだろう。
「はあ、はあ、はあ……」
起き上がれないほど疲労していたのに、未だにスライムは全身にまとわりついているのに、まだこんな力が残っていたのだと驚いた。
「……これが、オマエの答えか」
「そ、そうです」
思ったよりも冷静な態度をとられ、若干気が抜ける。
アロルフは無言で寝台から離れると、部屋から出て行った。
「はあああ」
緊張感から解放されたルネリクスは、そのまま寝台に突っ伏した。
まだスライムは全身を掃除しているけれど、先ほどよりは大人しい。
仰向けになると、スライムの刺激に悶えて瞳を閉じた。
触手から解放されたルネリクスの腹の上に、網籠が置かれた。
見えている液体を見つめて頬を緩める。
「よ、よかった、ちゃんと治癒の水がつくれた」
「なるほど。神官殿と交わり、体液を元に触手が生成するのか」
イチモツをしまったアロルフが、ルネリクスの腹の上に置かれた網籠を手に持ち、じっくりと観察している。
ルネリクスは触手を見やるとすっかり大人しくなっているので、胸をなで下ろした。
今回はアロルフの相手もしたので、流石に体力が限界だ。
できればこのまま眠ってしまいたいが、ここにいるとまた触手が絡んで来るかも知れないので、身体に力を込めて起き上がろうとするがぴくりとも動かせない。
困り果ててアロルフを見ると、彼は真顔でルネリクスを抱えて肩に担ぎ、片手に編籠を持って洞窟から進み出た。
日が陰っているのを知り、長い時間性交に耽っていたのだと反省する。
住処に戻る道中、アロルフの歩く振動が心地よくて眠気に襲われて瞳を瞑った。
寝てしまいたいが、何かされるかも知れなという警戒心から必死に気を張る。
――ねちゃ……いけない……いけない……っ。
心の中で呪文のように唱えていたら逆効果だった。
次に目を開けた時はすでに寝台の上だった。
背中を柔らかく受け止めるシーツの感触が心地よい。
もう少し眠っていたい。穏やかな眠りを味わいたかったが、男の低い声に妨げられる。
「神官殿、身体を綺麗にしましょう」
「へ……?」
綺麗にすると言われて、そういえば身体をまだ洗っていないと気付く。
身体にはもう力が入らず、ぼんやりとアロルフを見つめるだけで精一杯だ。
鎧を脱いで私服に着替えた彼は、ルネリクスが寝転がる寝台の前で足を止めると、手に持つ小瓶の蓋を取り中身をぶちまけた。
「ひゃ!?」
べちゃっと胸元にたれ落ちた水色の物体を見つめ、ルネリクスは悲鳴を上げる。
ぐねぐねうごめくそれはスライムのようだ。
何故それを自分にひっかけるのだろう。
疑問を口にする前にスライムが動き出し、一気に全身に広がっていった。
全身を包み込むようにじゅるじゅるとうごめく。
「んひぃいいんっ♡」
冷たくて粘着質な感触にたえきれず、ルネリクスはがくがくと四肢を震わせて、尿意を催す。
――あ、だ、めえ~っ!!
ちょろろろろろ……
「あ……ひゃあ……」
膀胱も限界だったらしい。尿が吹き出て太ももとシーツを汚した。
アロルフは嗤いながらルネリクスの頭を撫でてくる。
「まるで子供ですなあ~? まあ、全身くまなくそのスライムが綺麗にしてくれるので、安心されよ!!」
「ふ、え?」
綺麗にする? このスライムは人の身体を綺麗に掃除する能力を持つのか。
さんざんアロルフの前で痴態を曝け出したせいか、もう羞恥心は感じないが、スライムにどんな風に掃除されるのかを考えると不安に襲われる。
起き上がりたくても体力がもうない。
スライムに身を任せて全てが終わるのを待つ事しかできないのだ。
「……んく」
「そんな顔をする気力がまだあるか。相当気持ちイイらしいぞ? 楽しめばいい」
さらりと髪の毛の一房をつままれて口づけをされる。
そんな仕草をされたのは初めてで、不覚にも心臓がドキリと跳ねてしまった。
――いやだ、どうしたんだ私。
一瞬、違う世界に来てしまったような感覚に陥るが、すぐに現実に引き戻された。
スライムが本格的に動き始めたのだ。
ぬちゃぬちゃぐちゅぐちゅぬぷぷううう~~~っ♡
乳首や性器尻孔にも入り込み、ぐにゅぐにゅと揉んでは吸い上げるので、その都度四肢が跳ねるが動く気力はないので、染みこむような快楽に喘ぐ。
「んはあぁああ~っ♡ あんっ♡ あぁんっ♡ んぷうっ♡」
勢いよくうごめくスライムに対し、ルネリクスは小さな声で快感にむせび泣く。
体中のあらゆる敏感な部分をねちっこく掃除されて、頭の芯までつらぬくような快楽に身を委ねた。
ちゅぷちゅぷっっ♡ ぷちゅるるるっ♡ ちゅぶぶぶっ♡
「あああ~っ♡ あひっ♡ あはあっ♡ ああんっ♡ ぺにしゅぅ~っ♡ しゅわれてもまれへりゅう~っ♡ おしりもおお~っ♡」
「もうイきそうか? 気持ちイイか?」
「ふにぃいい~っ♡」
猫みたいな返事をして頭を撫でてくるアロルフに頬を緩める。
まだ媚薬の効果が抜けていないようだ。
舌をちろちろと突き出して、スライムが絡んでこないかと期待してしまうが、スライムは口の中には入ってこない。
絶妙な強弱で全身をぐちゃぐちゃとなめまわすように動くので、イきたくてもなかなかイけないのだ。
ルネリクスの苦しみを見抜いた将軍が、口端を吊り上げると耳元に顔を寄せて囁く。
「刺激が足りないか? 俺の肉棒をしゃぶらせてやろうか?」
「……っ」
頭を優しく撫でながらにやにや嗤う男に、ルネリクスは欲望に勝てず、口を大きく開いて見せた。
アロルフはくすくすと嗤うとさらに囁く。
「ちゃんと言葉にしておねだりするんだ」
「ふえ……っ♡」
べろお。
耳たぶを厚い舌でなぶられる刺激に驚いて、直接的な言葉を発した。
「あ、アロルフ様のおちんぽを……っ♡ しゃ、ぶらせてください……っ♡」
どうにか言い切ると、頭をぽんぽんされて、穿いている前を開かれて鼻先にイチモツをこすりつけらる。
ぢゅりゅりゅっ
「おふううう~んっ♡」
鼻腔一杯に雄クサさを吸い込むと、ごくりと唾を飲む。
アロルフは大きな声で嗤って、肉棒をルネリクスの口元へと差し出す。
「さあ。スライムに愛撫してもらいながら、俺の肉棒をくわえて存分にイけ。淫乱神官殿!!」
じゅぼおおお――っ!!
「もごおおお~っ♡」
――あう!! おっきいいおチンポおぉっ♡ くちのなかにいいっ♡ きたあああっ♡
口腔内いっぱいに埋められた、将軍のデカマラの肉感に肉体が悦び打ち震える。
白くて柔らかな身体は、スライムによってぐちゅぐちゅになぶられ、口では肉棒をくわえこみ、仰向けの状態で膝をおり腰を上下に振りつつ快楽に耽る。
「あぶううう~っ♡」
じゅっぼっ♡ じゅっぼっ♡ ぶちゅるうっ♡ ずろおお~っ♡
「あぶぼおお~っ♡ おぼぉおお~っ♡」
べろべろと剛直の肉幹をなめあげて、亀頭をじゅぼっ♡ じゅぼっ♡ とつつきまくる。
アロルフが感じたように息を弾ませるのが楽しくて、ルネリクスは好きなようにしゃぶりまくった。
ぶちゅぶちゅっ♡ ぢゅっぼっ♡ ぢゅっぼっ♡ ずぢゅううう~っ♡ ぐぼっ♡ ぐっぼっ♡ ぐっぼおお~っ♡
「むはああっっ♡ おぶっ♡ おぶううっ♡ んぶおおおっ♡」
仰向けに寝転がって両手を使っていないので、なかなかうまくしゃぶれないと思っていたが、アロルフは充分に快感を感じている様子だ。
頬をわずかに染めて愉悦の笑みを浮かべている。
「は、はは……まさか、こんなにうまくなるとは。まったくとんだ逸材だ!!」
ズズンッ!!
「おぼおおお~っ♡」
乱暴に喉奥に突っこまれた瞬間、快感が脳天まで貫き、ぶるるるると腰が震えて、ぴゅぴゅっと射精した。
「ぢゅぼっ♡」
がぼっと勢いよく肉棒を口の中から引っこ抜かれ、ルネリクスは股を大きく広げながら口をぱくぱくさせて身悶える。
びしゃああああ~~っ!!
「にゃひいいいいいっ!?」
「どうせスライムが綺麗にするんだ、俺のションベンも掃除するだろう」
「やあ~っ♡ やああああっ♡」
あつあつの尿が全身に引っかけられ、刺激臭に頭がぐらぐらしてきた。
新たな掃除が必要だと判断したスライムは雑に肉体を蹂躙してくる。
「きゃはっ♡ あはっ♡ あへあああ~っ♡ あひゃああ~っ♡」
「ションベンかけられて蕩けきった顔をしおって……」
じゅるう~~っ♡
「んぶうううっ!!」
突然、唇を塞がれる。
絡める舌をじゅるじゅる吸われて腰が跳ねた。
濃厚な口づけにうっとりと身を任せる。
アロルフはルネリクスの口腔内と舌を存分に味わうと、ぶはっと唇を離した。
唾液が糸を引いて垂れ落ちる。
お互いに荒い呼吸を繰り返し、視線があった。
「オマエは……俺のモノだ……!! ルネリクスう!!」
「あう!?」
ぎゅむううっと強く抱きしめられて、急激に思考がすっきりとしてくる。
――ちがう。
そう思って口に出す。
「違う、違います」
「違うものか!! オマエはもう俺のイチモツなしには生きられんだろう!!」
「ちがい、ます!!」
大声を張り上げると気力を振り絞り、強靱な腕の中から這い出て思い切り掌を振りあげた。
パアンッ!!
乾いた音が鳴り響く。
ルネリクスは、アロルフの頬を平手打ちしたのだ。
掌が痺れるくらいの強さだ。少しは痛みを感じているだろう。
「はあ、はあ、はあ……」
起き上がれないほど疲労していたのに、未だにスライムは全身にまとわりついているのに、まだこんな力が残っていたのだと驚いた。
「……これが、オマエの答えか」
「そ、そうです」
思ったよりも冷静な態度をとられ、若干気が抜ける。
アロルフは無言で寝台から離れると、部屋から出て行った。
「はあああ」
緊張感から解放されたルネリクスは、そのまま寝台に突っ伏した。
まだスライムは全身を掃除しているけれど、先ほどよりは大人しい。
仰向けになると、スライムの刺激に悶えて瞳を閉じた。
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