神官、触手育成の神託を受ける

彩月野生

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快楽に沈む肉体に心までも侵されて

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 アロルフに蹂躙されたルネリクスの日々は一変した。 
 神託を受けた神官の護衛という、立派な大義名分の元、強欲な将軍は堂々とルネリクスの傍に居座り、治癒の水作りの場にも足を踏み入れた。

 まだ昼間だというのに、酒瓶を片手にぶら下げて鎧を着込んだアロルフを連れて、洞窟にやってきたルネリクスは、入り口付近で躊躇して一度立ち止まる。

「何をしている」
「あ!」

 どんっと背中を押されて、否応なしに洞窟内に歩を進めた。
 どの道逃げられないのは分かっているのに、この男の前でこれから触手と交わると思うと、怖くてたまらない。

 どこか遠くへ逃げてしまいたい。
 あまりにも無責任な己の感情を振り払わなければと頭を振る。
 
 例の治癒の水はルネリクスが眠っている間に、アロルフが神殿に運び、大神官に渡したと話された。
 自分はもう神殿に戻れないのでは――そんな嫌な予感に焦りを覚えている。

 無意識に両手で腕をさすり、奥に生息する触手の傍へゆっくりと歩いていく。
 相変わらず甘い香りを放つ粘着質な触手は、すぐに四肢に絡みつき、交わる事を求めてきた。

「ん……あ……」

 厚手のローブの間から滑り込む幾重もの触手が、乳首や性器、尻孔に慣れた仕草で刺激を与えてくる。
 すでに後孔は綺麗にして解してあるので、すんなりと触手が肉壁を揉み込むようにして奥まで埋まった。

「ほひぃ…っ♡ おひぃいっ♡」

 アロルフに見られている手前、どうしても積極的にはなれず、立ったまま遠慮がちに腰を揺らした。
 視線を泳がせると、洞窟の壁に背を預けて酒をあおるアロルフと視線があう。
 その口元はつり上がり、下半身は目に見えてわかるほどに布地を押し上げて反応しているのが見える。

 ――欲情されてる。

 触手になぶられる自分を肴にして酒を楽しむ将軍に、嫌悪感を抱きつつ、己の四肢がさらに火照り心臓が爆発しそうなほどに脈打つのを感じて、浅い呼吸を繰り返した。

「ほう。治癒の水は、触手と気持ちイイ事をすれば作れるのか、随分と楽な仕事だな?」
「……そ、それは……」
「まあいい。せいぜい楽しませてくれよ? 美しい神官殿?」
「く……」

 馬鹿にしきった言葉に、屈辱を感じても反論する余裕などない。
 もう我慢できないとばかりに、いよいよ触手達は本格的にルネリクスをなぶり始めたのだ。

 ローブを剥ぎ取り、裸体をさらけ出したルネリクスの四肢に凄まじい勢いで絡みつき、頭以外は全てねっとりとした触手に覆われる状態になる。

 ぐちょおお~っ♡ ねちょおおっ♡ じゅるうううっ♡

「ひぃいいっ♡ りゃめええっ♡ そ、そんなああっ♡ からだじゅううにからまないでえええ~っ♡」
「身体はよろこんでいるぞ? 神官殿!」

 無数の触手の間から突き出たルネリクスのペニスが、今にも爆ぜそうなくらいに膨らんでいるのが見えていた。
 己が触手の蹂躙に喜んでいる事実を目の当たりにして、ルネリクスは喘ぎながらも羞恥に心を震わせた。
 
 ――わ、わかってるっ♡ わたしは触手とまじわるのが、すきいいっ♡

 でも、こんな欲望の塊の男を楽しませる為に、見世物になるのは認めたくない。
 どうにか声をおさえこもうと唇を閉じようとすると、じゅるりと触手が口の中に入り込み、舌にからみついて、甘い汁を吐き出す。

「むぐううっ♡」

 媚薬である。やはり触手は媚薬を吐き出して、ルネリクスを存分に味わうつもりなのだ。
 甘美な味が舌の上に広がって、脳をとろとろにする感覚にうっとりと吐息をもらす。

「ほひいいぃいい……っ♡」
「もう負けたか? まったく快楽に弱い神官殿だなあ~」

 アロルフの意地悪な言葉は快感に変わり、ルネリクスはなんだか気分が良くなって、早く触手との交わりを楽しみたいと腰を振っておねだりする。

「あはあぁああんっ♡ はやくこのダメなしんかんをおお~っ♡ ぐちゃぐちゃにしてええ~っ♡」
 
 腰をふりふりして、触手の間から突き出たペニスを見せつけるように揺らす。
 ペニスと触手が擦れ合いぐちょべちょと卑猥な音を奏でて、どんどん興奮していく。
 触手達はルネリクスのおねだりに応えるように、うごめき、ルネリクスを宙へと掲げた。 
 股をおっぴろげた常態で性器を丸見えにされたルネリクスは、アロルフの目の前で腰を浮かせたまま触手と交わり始める。

「いやああんっ♡ あろるふさまにぃっ♡ まるみええぇえ~っ♡」
「くくく……尻孔も丸見えだぞ? いい眺めだ」

 ルネリクスの甘えた声に反応した幾重もの触手は遠慮なくうごめき、自慢の細やかな動きでルネリクスの敏感な場所をいじくりまわす。

 どぢゅっ♡ ぐちゅっ♡ じゅりゅうう~っ♡ ぢゅちゅっ♡ ぢゅちゅっ♡ ぐりゅっ♡ ぐちょぐちょっ♡

 性器、尻孔、乳首を同時に責められ、執拗に粘着質な触手でなぶられ、がくがくと四肢が揺らぐ。
 慎ましいペニスが、アロルフの目の前で滑稽にぶるんぶるんと揺れている。

「おっほおお~っ♡ うひいい~っ♡ ひいいいんっ♡ あうっ♡ あうんっ♡ あおおおっ♡」
「涙と涎で顔がぐちゃぐちゃだぞお? かわいいちんぽだなあ?」

 ぎゅむっ!!

「あっひいいんっ!?」
「俺も一緒に弄ってやるから、さっさとイけ!! 俺に神官殿のザー汁を飲ませろ!!」
「ほひいいい~っ♡」

 ルネリクスは下半身を見て、息を飲む。
 肉幹に巻き付いた触手の上からアロルフの大きな掌が包み込み、亀頭を指でぐりゅぐりゅと弄くり回しているのだ。
 当然すさまじい快感に襲われてしまい、ルネリクスはたまらず泣き叫び腰をがくがく揺さぶって喘ぎまくる。
 尻孔には太くてごつごつした突起がついている触手が乱暴に突き入れられた。

「あぶうううううう~っ♡」
「いけ!! オラッ!! いけいけええっ!!」

 ぐりゅっ♡ ぐりゅっ♡ どずっ♡ どずっ♡ 

「あぶあぶっ ♡あぶううう~っ♡」

 ――ぶっといいしょくしゅちんぽっ♡ おっきなしょうぐんのてとおおっ♡ しょくしゅがああっ!! おしりとちんぽをぐちゃぐちゃになぶってえりゅうう~っ♡

「でちゃああううっ♡ ざーじるううっ♡ だしちゃあううううっ♡」
「――出せ!!」

 ばくっ!! ぬろおお~っ♡

 ペニスが生暖かいものに包まれた――アロルフが口腔内にくわえこんだのだ。
 ねっとりした口腔内の肉壁と舌の感触に、恍惚と叫んで絶頂する。

「いっぐううっ!! いぎましゅっ♡ ざーじるううっ♡ でまじゅううう~っ♡」

 どぶっ!! どぶんっ!! どぼぼぼぼ――っ!!

 思い切りザーメンをアロルフの中に吐き出したルネリクスは、あへあへと泣いて喘ぎながら、腰をがくがく揺らしてうっとりと余韻にしたる。

 じゅりゅうううう~っ♡ じゅるじゅるう~っ♡

「んん! んまい!」
「おおお~っ♡ おっひいいんっ♡」

 アロルフが勢いよくルネリクスのザーメンを飲み干すので、その刺激に四肢がわなないた。
 同時に尻孔に突き刺さった触手も、愛液を奥に噴出したので身悶える。

「あへえええええ~っ♡ しょくしゅおちんぽかりゃああ~っ♡ ざーじるううでてりゅうう~っ♡」

 どぷどぷどぷと注がれる愛液ザーメンの快感に酔いしれ、じゅぼっと抜かれるまで涙を流しながら喘いでいたが、続けざまにドズンと挿入された太いイチモツに目を見開いて、快感に絶叫した。

「おへええええ~っ♡」
「たまらん!! 一発、中に出させろ!!」
 
 どづっ!! どづっ!! ずごっ♡ ずごっ♡ ずごっ♡ どづっ!!

「おひいぃいい~っ♡ おひいいい~っ♡」

 今度はアロルフの剛直を突き入れられてしまい、上半身と両足を触手に固定されて、腰を宙に浮かせたまま受け止めているので、簡単に奥に埋められる。
 
「あろりゅふしゃまのおおおっ♡ おちんぽおお~っ♡ ぶっとおおいいのがああっ♡ またあっ♡ おくにくりゅうううう~っ♡」
「いい具合だ!! 神官殿の尻孔は名器ですな!!」

 ぐりゅう~っ♡ ぐりゅっ♡ ぐりゅっ♡ 

 ――あひゃああ~っ♡ しゃいこうにぎもぢいいでしゅうう~っ♡

 触手に四肢を絡め取られ肉人形のごとくうごめきながら、将軍の巨根を存分にしめつけて楽しませた。

 たっぷりと快楽を味わったルネリクスは、アロルフが身体の奥から出て行っても、その余韻で触手の中でしばし悶えてあんあん喘いでいた。
 そんなルネリクスの尻孔にアロルフが酒瓶の先を突っこみ、中身をどくどくと流し込む。
 熱い液体が腸内に流れ込む感覚にルネリクスは四肢を踊らせた。

「ほひいっ!! ほひいいっ!! ほおおおっ!!」
「ご褒美だ!! 高級な酒を尻孔から飲めるなんて最高だろお? 神官殿!!」
「あ、あちゅいでしゅうう~っ♡ やめへえええ~っ♡」
「何を言っている? 勃起してるだろ!!」

 ルネリクスはびくびくとまたも絶頂して、透明なザーメンを性器から飛び散らせて、がくりと脱力した。
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