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遠い情景 アーシュの金色の瞳と黒い羽
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「有難うアーシュ
そう言えば テインタル王女の黒い羽を拾って
過去見の力で 探ったって」
「・・ああ・・見せてやるよ」アーシュは優しく微笑んで
エイルの手を取る
「?」きょとんとするエイル
一瞬 目を閉じ 再び目を開けると アーシュの瞳は金色に変わっていた
アムネジア・・テインタル王女の記憶の一部を選んでアーシュは
それを エイルの手を通して エイルの頭の中へ 映像として見せる
「ああ・・エリンシア姫様・・小さなアルもテインタル王女も・・見える」
「ふう・・」あまり この術は得意じゃないアーシュ
再び 焔の瞳に戻る
「少しだけだけど・・」
「有難うアーシュ・・」
「・・エイル・・まだエリンシア姫については 詳しくは分からない
巨人族の国は 雪深い 温かな国で育った姫には 身体には少々 辛いだろう
人には過ごしにくい所だ 今はどうしているかは 分からない」
「・・お前の異母姉弟の事も調べる・・会ってみたいか?」
「うん、アーシュ」
「・・・まだアルテイア姫には・・秘密だ」
「うん・・わかっている」エイル
「・・じゃあ お休みエイル」
「アーシュ アーシュの好きな林檎もあるよ
アルからのお土産・・他にも好きなのがあったら 持っていって」
「いや、後でまた来るから その時に一緒に食べよう」アーシュ
「わかった・・後でね お休みアーシュ」
エイルが寝てしまうのを確認してから アーシュは部屋を出ていた
「お休み エイル いい夢を・・」パタン音を静かに立てて ドアが閉まる
まだ
この時は エイルの部屋から 小さな2枚の絵が紛失してる事には気がつかない
エイルの従兄のリアンの絵と・・
アルテイア姫とエイルと大人の姿のアーシュの絵
・・捜しまわって見つからず
結局、三人の小さな絵は
アーシュが同じ物を持っていたので複製して
リアンの方の絵はリアンにまた送ってもらう事になる
2枚の絵を持ち出したのは 女官に化けたアムネジアだった
大事なエリンシア姫 彼女にとって大切な二人
そのエリンシア姫の土産にする為に・・
そう言えば テインタル王女の黒い羽を拾って
過去見の力で 探ったって」
「・・ああ・・見せてやるよ」アーシュは優しく微笑んで
エイルの手を取る
「?」きょとんとするエイル
一瞬 目を閉じ 再び目を開けると アーシュの瞳は金色に変わっていた
アムネジア・・テインタル王女の記憶の一部を選んでアーシュは
それを エイルの手を通して エイルの頭の中へ 映像として見せる
「ああ・・エリンシア姫様・・小さなアルもテインタル王女も・・見える」
「ふう・・」あまり この術は得意じゃないアーシュ
再び 焔の瞳に戻る
「少しだけだけど・・」
「有難うアーシュ・・」
「・・エイル・・まだエリンシア姫については 詳しくは分からない
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人には過ごしにくい所だ 今はどうしているかは 分からない」
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「・・・まだアルテイア姫には・・秘密だ」
「うん・・わかっている」エイル
「・・じゃあ お休みエイル」
「アーシュ アーシュの好きな林檎もあるよ
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「いや、後でまた来るから その時に一緒に食べよう」アーシュ
「わかった・・後でね お休みアーシュ」
エイルが寝てしまうのを確認してから アーシュは部屋を出ていた
「お休み エイル いい夢を・・」パタン音を静かに立てて ドアが閉まる
まだ
この時は エイルの部屋から 小さな2枚の絵が紛失してる事には気がつかない
エイルの従兄のリアンの絵と・・
アルテイア姫とエイルと大人の姿のアーシュの絵
・・捜しまわって見つからず
結局、三人の小さな絵は
アーシュが同じ物を持っていたので複製して
リアンの方の絵はリアンにまた送ってもらう事になる
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大事なエリンシア姫 彼女にとって大切な二人
そのエリンシア姫の土産にする為に・・
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