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黒の王宮 祭りの宴
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次の日・・宴には
エイルの髪に飾りをして耳飾り 首には 宝飾のネックレス
白を基調にしたドレス 刺繍を施した薄い布を何枚か重ねたもの
額には 細い金の輪 中心部分に青のサファイヤと金色のトパースの宝石が
ぶら下がっている
左腕には大きな金の腕輪で傷跡を隠して お洒落をしたエイルと
同じく アルテイア姫・・赤の華やかな衣装を身につけ 額には 金の冠
額の中心部分でそれぞれ 緩くしたにカーブして先についてるのは
涙型(ドロップ)の楕円形の大きな赤い宝石がぶらさってついている
他に髪飾りに耳飾り
大きな赤や緑の宝石が施された 大きな首飾り・・
その服はエイルと同じく 同じ赤色の生地の薄いものが何枚も重なってる
薄い布には 刺繍が施されている
そんな二人の前に 大人の姿に変身したアーシュ・・黒を基調とした服に
裾には金の縁飾り
右肩に横斜めに 赤のトーガを纏った トーガと服は金刺繍の帯で縛っている
「・・素敵ですわよ」
「二人も綺麗だ エイルの方は怪我はもういいのか?」
「うん 大丈夫
さっき 王宮付きの薬師の方にも診てもらった 有難うアーシュ」
アーシュは笑みを浮かべる
「行きますわよ さあ・・」アルテイア姫
「・・まずは 僕とだよ アーシュ」エイルは言う
「了解 姫・・」クスッと笑うアーシュ
音楽に合わせて 上手に踊りのステップを踏む
くるりと片手をあげて そのまま回るエイル
幾重もの薄い布を重ねたドレスがふわりと広がる
「上手だね アーシュ」エイル
「アルに 本番が始まる前に 念のため 教わった
一応 身体は覚えてたようだ・・」笑うアーシュ
「さあ 次はアルの番だよ 頑張ってアーシュ」
「ああ・・了解だ」アーシュ
嬉し気にアルテイシアは アーシュと踊る
「お上手ですわよ」アルテイシア姫
「有難う アル・・教えてくれた先生が上手だったから」アーシュ
「うふふ・・どういたしまして!」
柱の陰から 様子を伺う 女官に化けたアムネジアことテインタル
また 同じ血が引き寄せないように・・
感のいいアーシュに気ずかれぬように・・その場を立ち去る
エイルの髪に飾りをして耳飾り 首には 宝飾のネックレス
白を基調にしたドレス 刺繍を施した薄い布を何枚か重ねたもの
額には 細い金の輪 中心部分に青のサファイヤと金色のトパースの宝石が
ぶら下がっている
左腕には大きな金の腕輪で傷跡を隠して お洒落をしたエイルと
同じく アルテイア姫・・赤の華やかな衣装を身につけ 額には 金の冠
額の中心部分でそれぞれ 緩くしたにカーブして先についてるのは
涙型(ドロップ)の楕円形の大きな赤い宝石がぶらさってついている
他に髪飾りに耳飾り
大きな赤や緑の宝石が施された 大きな首飾り・・
その服はエイルと同じく 同じ赤色の生地の薄いものが何枚も重なってる
薄い布には 刺繍が施されている
そんな二人の前に 大人の姿に変身したアーシュ・・黒を基調とした服に
裾には金の縁飾り
右肩に横斜めに 赤のトーガを纏った トーガと服は金刺繍の帯で縛っている
「・・素敵ですわよ」
「二人も綺麗だ エイルの方は怪我はもういいのか?」
「うん 大丈夫
さっき 王宮付きの薬師の方にも診てもらった 有難うアーシュ」
アーシュは笑みを浮かべる
「行きますわよ さあ・・」アルテイア姫
「・・まずは 僕とだよ アーシュ」エイルは言う
「了解 姫・・」クスッと笑うアーシュ
音楽に合わせて 上手に踊りのステップを踏む
くるりと片手をあげて そのまま回るエイル
幾重もの薄い布を重ねたドレスがふわりと広がる
「上手だね アーシュ」エイル
「アルに 本番が始まる前に 念のため 教わった
一応 身体は覚えてたようだ・・」笑うアーシュ
「さあ 次はアルの番だよ 頑張ってアーシュ」
「ああ・・了解だ」アーシュ
嬉し気にアルテイシアは アーシュと踊る
「お上手ですわよ」アルテイシア姫
「有難う アル・・教えてくれた先生が上手だったから」アーシュ
「うふふ・・どういたしまして!」
柱の陰から 様子を伺う 女官に化けたアムネジアことテインタル
また 同じ血が引き寄せないように・・
感のいいアーシュに気ずかれぬように・・その場を立ち去る
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