5 / 18
序章I
『好感度鑑定魔法』の覚醒
しおりを挟む
今日は、両親が隣の街に出かけているため、修行はない。
まぁ、僕には関係のない話だが……このままじゃやばい! となことで、僕は今日も森に行く。
「って、別にシロは、今日修行ないのになんで来たのですか?」
「え、それは……」と、スカートの裾を握りながらモジモジしている。
「さては……僕のことが、心配になったりしてな!!」
すると、シロは僕に向かって勢いよく水を放つ。
「ぶぉおお!」
なんて野郎だ……これじゃぁ、服がびしょびしょで気持ち悪い……。
「べ、別に、アンタのためなんかじゃない!!」
僕は、シロを置いて前に進みながら「はいはい。じゃぁ、帰りな!」と背中を向けて言う。
「ムー!」と、シロは顔を膨らませながら「待ってー!」と、手を伸ばしながら着いてきた。
仕方がない、今日は2人だけでの修行と行くか。
しっかし、なんでシロの好感度はずっと90なのにそれと裏腹に、こんなにもツンツンしてるのだろうか?
あーー! 早く、好感度鑑定もっと強くならないかなーー! なんて、思っていたら。
次の瞬間「グォオー!」と1匹の白い生き物がこちらに向かって走ってきた。
「おい、シロ……」と、咄嗟に後ろを振り向く。
「わかってるわよ!」と、シロは腕を前に出して水でできた槍を白い生き物に向かって撃つ。
しかし……。
「全く効かない……」と、シロは声を震わせながら言う。
厳密には、確かにダメージを与えていた。しかし、与えた傷は次から次へと、再生していく。
「なぁ……コイツって……」
「ええ、多分そう……」
「マジかよ……なんで、なんでそんな奴が、こんなところに……」と、僕は声を震わせる。
そう、僕とシロが遭遇した白い生き物それは、『エンジェルバード』。
まるで、天使のような白く美しいフカフカの羽をしていて。とても、愛らしい鳥だ。
だが……それと裏腹に、エンジェルバードは、鬼みたいな再生能力。
そして、一度ダメージを与えられたら、与えた者の息の根が止まるまで、与えた者を攻撃するという習性を持っている。
騎士が10人がかりで、やっとの生き物だ。
運が悪すぎる。こんなところで、遭遇してしまうなんて。
そして……シロは、ダメージを与えてしまった。これは、非常にやばい。
「シロ! 勢いよく逃げるぞ!」
幸いにも、まだ茂みに隠れればなんとかなる距離だ。
「おい! シロ……」
シロは、体を震わせながらじっと黙っている。
「あー!」と、僕はシロの腕を掴んで逃げようとしたがーーその時には、もう遅かった……。
気づくと、エンジェルバードは目の前まで来ていた。
くっそ!
エンジェルバードのサファイヤのように青い目を見せるかのように顔を近づけてきた。
僕は、シロを茂みの方に向かって投げる。
「ギル……」と、シロは呟く。
最悪、重傷を負ってもシロが無事なら、治癒魔法でなんとかしてもらおう。
「さぁて、修行の成果を見せてあげようじゃねェか!」
僕は、袖をまくり鞘から剣を抜き、鞘をそこら辺に投げる。
そして、僕は左足を前に出して剣を振り首を斬り裂く。
よし、手応えはしっかり感じた。流石に、首を斬れば……。
「ぐはっつつ!」
「ギルぅーー!!」
次の瞬間、首のないはずのエンジェルバードの蹴りがお腹に当たり、勢いよく木に向かって吹っ飛んだ。
一体何が起こったんだ……。
「ぐはっ」
口からは、大量の血が出る。
「マジかよ……こんなに、血ィ出たの、初めてだぞ……ハァハァ……」
「クォオオ!」と、エンジェルバードは大きな声で鳴く。
なんとか、意識は保っている。
しかし、めまいが激しくうまく前が見えない。ふらふらさせながら僕は、立ち上がった。
「ハァハァ……シロ、少し回復してくれ……」
「うん」
シロは、戸惑いながら僕に向かって回復魔法を撃つ。傷口は、塞ぐものの、血が足りないらしく目眩が治らない。
「くっそ……こんなところで、終わる場合じゃねェんだよォオ!」
すると、次の瞬間。
『好感度鑑定が覚醒しました』と、女性の声が脳内に響く。
(え! どういうことだ??)
『だから、好感度鑑定覚醒しました』
(いや、そういうことじゃなくてさ、誰ですか?? え? どうなってるんですか?)
『だ・か・ら!! 好感度鑑定覚醒だってんだろうがよ!』
どうやら、お怒りのようだ。
(すみません、すみません!!)
『いい? あの、モンスターの好感度をあげる方法を今から教える。てか、まだ好感度を測定してないじゃない! とりあえず、測定!?』
(は、はい!) と、言われた通りに鑑定するが……やはり、好感度は10と低い。一体どうするというのだろうか? そして、この脳内に響き渡る声はなんだろうか。
『オッケオッケー! あの子の首については首輪見える?』
(見えますが……それが??)
『その首輪を外してみて』
(はぁ……)
「ギル!」と、シロの声がする。
「ああ。聞こえてるよ!」
僕は、剣を握る。
「あーー! こうなったら、やるしかない!! なるようになれだぁあああ!!」
僕は、襲いかかってくるエンジェルバードの首についている首輪に向かって剣を振る。
どうだ? やったか?
『ほら、好感度みて!』
(は、はぁ……)
言われたように見てみると……。
「ぇえええ!」
「どうしたの!? ギル!!」
好感度は、10から80となっていた。
「いや、なんでもない……」
「ギルあぶない!」と、シロは手を伸ばす。
どうやら、エンジェルバードがこっちに来ているらしいな。
(これで、ほんとに大丈夫なんだろうな?)
『もちろん! 信じて!』
エンジェルバードは、僕を首を器用に使って上に乗せる。
「え!?」
シロは、とてもびっくりしているようだ。
「ククル~~」
先程までの、怖い声は優しいまるで天使のような声に変わっている。
「え!? ギル……」
「どうやら、僕は懐かれたらしいです……」
多分あれだな、首輪が苦しかったとか!!
(えーと……)
『鑑定さんでいいわ』
(鑑定さん、あざす!!)
「わたしも、乗りたい!!」と、茂みに隠れていたシロが近づいてくる。
「ああ」
どうやら、僕の『好感度鑑定魔法』が覚醒したらしい。
(っつー、ことでいいんだよな??)
『ええ。まぁ、他にも色々な能力が追加されたけどね!』
まぁ、僕には関係のない話だが……このままじゃやばい! となことで、僕は今日も森に行く。
「って、別にシロは、今日修行ないのになんで来たのですか?」
「え、それは……」と、スカートの裾を握りながらモジモジしている。
「さては……僕のことが、心配になったりしてな!!」
すると、シロは僕に向かって勢いよく水を放つ。
「ぶぉおお!」
なんて野郎だ……これじゃぁ、服がびしょびしょで気持ち悪い……。
「べ、別に、アンタのためなんかじゃない!!」
僕は、シロを置いて前に進みながら「はいはい。じゃぁ、帰りな!」と背中を向けて言う。
「ムー!」と、シロは顔を膨らませながら「待ってー!」と、手を伸ばしながら着いてきた。
仕方がない、今日は2人だけでの修行と行くか。
しっかし、なんでシロの好感度はずっと90なのにそれと裏腹に、こんなにもツンツンしてるのだろうか?
あーー! 早く、好感度鑑定もっと強くならないかなーー! なんて、思っていたら。
次の瞬間「グォオー!」と1匹の白い生き物がこちらに向かって走ってきた。
「おい、シロ……」と、咄嗟に後ろを振り向く。
「わかってるわよ!」と、シロは腕を前に出して水でできた槍を白い生き物に向かって撃つ。
しかし……。
「全く効かない……」と、シロは声を震わせながら言う。
厳密には、確かにダメージを与えていた。しかし、与えた傷は次から次へと、再生していく。
「なぁ……コイツって……」
「ええ、多分そう……」
「マジかよ……なんで、なんでそんな奴が、こんなところに……」と、僕は声を震わせる。
そう、僕とシロが遭遇した白い生き物それは、『エンジェルバード』。
まるで、天使のような白く美しいフカフカの羽をしていて。とても、愛らしい鳥だ。
だが……それと裏腹に、エンジェルバードは、鬼みたいな再生能力。
そして、一度ダメージを与えられたら、与えた者の息の根が止まるまで、与えた者を攻撃するという習性を持っている。
騎士が10人がかりで、やっとの生き物だ。
運が悪すぎる。こんなところで、遭遇してしまうなんて。
そして……シロは、ダメージを与えてしまった。これは、非常にやばい。
「シロ! 勢いよく逃げるぞ!」
幸いにも、まだ茂みに隠れればなんとかなる距離だ。
「おい! シロ……」
シロは、体を震わせながらじっと黙っている。
「あー!」と、僕はシロの腕を掴んで逃げようとしたがーーその時には、もう遅かった……。
気づくと、エンジェルバードは目の前まで来ていた。
くっそ!
エンジェルバードのサファイヤのように青い目を見せるかのように顔を近づけてきた。
僕は、シロを茂みの方に向かって投げる。
「ギル……」と、シロは呟く。
最悪、重傷を負ってもシロが無事なら、治癒魔法でなんとかしてもらおう。
「さぁて、修行の成果を見せてあげようじゃねェか!」
僕は、袖をまくり鞘から剣を抜き、鞘をそこら辺に投げる。
そして、僕は左足を前に出して剣を振り首を斬り裂く。
よし、手応えはしっかり感じた。流石に、首を斬れば……。
「ぐはっつつ!」
「ギルぅーー!!」
次の瞬間、首のないはずのエンジェルバードの蹴りがお腹に当たり、勢いよく木に向かって吹っ飛んだ。
一体何が起こったんだ……。
「ぐはっ」
口からは、大量の血が出る。
「マジかよ……こんなに、血ィ出たの、初めてだぞ……ハァハァ……」
「クォオオ!」と、エンジェルバードは大きな声で鳴く。
なんとか、意識は保っている。
しかし、めまいが激しくうまく前が見えない。ふらふらさせながら僕は、立ち上がった。
「ハァハァ……シロ、少し回復してくれ……」
「うん」
シロは、戸惑いながら僕に向かって回復魔法を撃つ。傷口は、塞ぐものの、血が足りないらしく目眩が治らない。
「くっそ……こんなところで、終わる場合じゃねェんだよォオ!」
すると、次の瞬間。
『好感度鑑定が覚醒しました』と、女性の声が脳内に響く。
(え! どういうことだ??)
『だから、好感度鑑定覚醒しました』
(いや、そういうことじゃなくてさ、誰ですか?? え? どうなってるんですか?)
『だ・か・ら!! 好感度鑑定覚醒だってんだろうがよ!』
どうやら、お怒りのようだ。
(すみません、すみません!!)
『いい? あの、モンスターの好感度をあげる方法を今から教える。てか、まだ好感度を測定してないじゃない! とりあえず、測定!?』
(は、はい!) と、言われた通りに鑑定するが……やはり、好感度は10と低い。一体どうするというのだろうか? そして、この脳内に響き渡る声はなんだろうか。
『オッケオッケー! あの子の首については首輪見える?』
(見えますが……それが??)
『その首輪を外してみて』
(はぁ……)
「ギル!」と、シロの声がする。
「ああ。聞こえてるよ!」
僕は、剣を握る。
「あーー! こうなったら、やるしかない!! なるようになれだぁあああ!!」
僕は、襲いかかってくるエンジェルバードの首についている首輪に向かって剣を振る。
どうだ? やったか?
『ほら、好感度みて!』
(は、はぁ……)
言われたように見てみると……。
「ぇえええ!」
「どうしたの!? ギル!!」
好感度は、10から80となっていた。
「いや、なんでもない……」
「ギルあぶない!」と、シロは手を伸ばす。
どうやら、エンジェルバードがこっちに来ているらしいな。
(これで、ほんとに大丈夫なんだろうな?)
『もちろん! 信じて!』
エンジェルバードは、僕を首を器用に使って上に乗せる。
「え!?」
シロは、とてもびっくりしているようだ。
「ククル~~」
先程までの、怖い声は優しいまるで天使のような声に変わっている。
「え!? ギル……」
「どうやら、僕は懐かれたらしいです……」
多分あれだな、首輪が苦しかったとか!!
(えーと……)
『鑑定さんでいいわ』
(鑑定さん、あざす!!)
「わたしも、乗りたい!!」と、茂みに隠れていたシロが近づいてくる。
「ああ」
どうやら、僕の『好感度鑑定魔法』が覚醒したらしい。
(っつー、ことでいいんだよな??)
『ええ。まぁ、他にも色々な能力が追加されたけどね!』
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
二度目の勇者の美醜逆転世界ハーレムルート
猫丸
恋愛
全人類の悲願である魔王討伐を果たした地球の勇者。
彼を待っていたのは富でも名誉でもなく、ただ使い捨てられたという現実と別の次元への強制転移だった。
地球でもなく、勇者として召喚された世界でもない世界。
そこは美醜の価値観が逆転した歪な世界だった。
そうして少年と少女は出会い―――物語は始まる。
他のサイトでも投稿しているものに手を加えたものになります。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
不遇な死を迎えた召喚勇者、二度目の人生では魔王退治をスルーして、元の世界で気ままに生きる
六志麻あさ@10シリーズ書籍化
ファンタジー
異世界に召喚され、魔王を倒して世界を救った少年、夏瀬彼方(なつせ・かなた)。
強大な力を持つ彼方を恐れた異世界の人々は、彼を追い立てる。彼方は不遇のうちに数十年を過ごし、老人となって死のうとしていた。
死の直前、現れた女神によって、彼方は二度目の人生を与えられる。異世界で得たチートはそのままに、現実世界の高校生として人生をやり直す彼方。
再び魔王に襲われる異世界を見捨て、彼方は勇者としてのチート能力を存分に使い、快適な生活を始める──。
※小説家になろうからの転載です。なろう版の方が先行しています。
※HOTランキング最高4位まで上がりました。ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる