エロ異世界で愛は叫ばない

なんとかなるさ

トーマスは地下牢に入れ私は隠居した父上に
会いにいく

普段なら４日で到着していたはずの領地が遠い
お前がいないだけで到着が1週間になるなんてな

トーマス……
幼き日から側にいてくれた私の味方
どうしてなんだ？私は何を間違えた？



私の到着を知った執事のヨハンが
慌てて駆け寄る

この国の太陽に…

ヨハン挨拶は後だ。父上に会いたい
案内を頼む

あ…陛下今は無理です

何故だ？

リヒャルト様はローズ様とその…えっと…

腰を振っているのか？

…はい

ローズとは誰だ？
リヒャルト様の元婚約者だった方です

は？意味が分からない
ヨハン説明を

ワタクシが申し上げるのは違うような気がしますリヒャルト様にお聞きになった方が宜しいかと

ヨハン女神イシュファの誓約書を知っているか？

ビクッ！

はっ知っているんだな

………

私は今すぐに知りたいのだ
私は国王だ！ヨハン知っていることを全て話せ




リヒャルト様の婚約者であるローズ様はとても美しく聡明な方。リヒャルト様は侯爵家に婿入りする予定で住まいも移動されました

愛を深められた、お2人の寝室からはローズ様の声が毎日響いておりました

結婚式が1週間後に迫ったある夜、王太子のリル様がお倒れになりました

原因は分かっていませんが3日後静かに目を閉じられました

葬儀が始まらないうちに第2王子を王太子にと声があがるとルラ様は王位継承権を放棄して国外に行ってしまわれました

白羽の矢が立ったのは残ったリヒャルト様

リヒャルト様はローズ様と一緒に逃げましたが
国境を超える前に捕まり引き戻され王になる
宣言をさせられたのです

「父上は王になりたくなかった？」

はい…ローズ様を愛しておりました
ローズ様のお腹にはお子もいたのです

「は？子供？」

トーマスは何処に？

「………」

まさか…トーマス坊っちゃんを……

「それはない」

トーマス坊っちゃんはリヒャルト様とローズ様のお子様です
王の血を引く由緒正しきお子

この事がバーバラ様に知られたら…考えただけでも恐ろしい…
ローズ様は産まれたばかりのトーマス坊っちゃんをファースト家に託し命を繋いだのです

「…………」

トーマス様が成人した時に全てを話し王の子として生きるかファースト家の執事として生きるかを選択しなければいけませんでした

「………」

トーマスは坊っちゃんは王族の血を引く尊いお方

「わたしは……誰なんだ……」

どうしてだ
何で私は何も知らない。知らされてない

ヨハン父上に合う
睦み合っていても合うぞ

父上の寝室のドアを開けて中に入る
中は薄暗い

ベットの側近くにいくと…

愛しのローズ、綺麗だよ

リヒャルト様…ワタクシは年を取りました

年を重ねても美しさは変わらない。私の男根はローズの中に入りたいと言っているよ

リヒャルト様…

ローズ、子を作ろう。
もう１度私の子を産んでくれ

やっとローズを手に入れた。トーマスは執事として生きていきたいと言っていたな
王族の血を受け継いでいるのに執事とは呆れる

王族の血を引いていない男が王？
滑稽だな！

ローズ、トーマスは育ててやれなかった。次の子は私達2人で幸せにしよう
リヒャルト様

パンパンパンパンパンパンパンパン
ローズ愛している

ワタクシも～リヒャルト様を愛しています
ああ…ああ…気持ちいいですわ～ああ…あ…あ…

3ヶ月間子種を注ぐぞ
はい…


父上お話があります

は…何しに来た

「私は国王になりました」

だから何だ？

「最低限の礼は尽くして欲しい」

ハッ！お前は何も知らない木偶の坊

「なにを…」

お前は私の子ではない