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魔法使いエマ
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「おかえりエマ」
「ただいまおばあちゃん。今日もアレンを探しに行ってくるわね」
学校のカバンを置いてすぐに家を出ようとしたら「お待ち」と呼び止められた。
「なに? もしかしてアレンが見つかったの?」
「いいや、ちがうよ。でも大事な話をしておこうと思ったんだ。そこにお座り」
なんだか怖い顔をしている。わたしは言われたとおりイスに座り、向かい合ったおばあちゃんの口が動くのを待つ。
「エマ、これからとても変な話をするかもしれないけど、最後まで聞いておくれ」
「ええ、分かったわ」
おばあちゃんが背筋を伸ばしたのでつられてわたしも背中に力を入れる。
「前にアレンを知らないって言ったことだけど、これはウソだ。だけど、ウソじゃない」
「えっ???」
ウソだけどウソじゃない。どういう意味かしら。
おばあちゃんは困り顔であごに手を当てる。その癖はおばあちゃんからルシウスさんにうつったのね。
「ばあちゃんはウソが色で見えると言っただろう。でも、アレンに会ったことがないって言うたびに自分の息が赤く見えるんだよ。どうやら自分で自分にウソをついているんだ。でも記憶にない。覚えていないんだ」
「やっぱりね」
わたしは手をたたいて立ち上がった。
確信したのよ。アレンは「いなかった」んじゃなくて「忘れられた」んだって。だからハンナもエドガーもおばあちゃんもアレンのいた部分だけ除いて覚えているでしょう。
「アレンはすごい魔法使いなの。ルシウスさんが自分より強いと言うくらいね。きっと『自分のことを忘れる魔法』をかけたのね。でもわたしにはアレンの魔法がきかないから……」
ここで「あら?」と思った。
深く考えたことがなかったけれど、どうしてわたしにはアレンの魔法がきかないのかしら。もしかして双子だから?
「ねぇおばあちゃん、双子で生まれた場合って魔法はどうなるの?」
「うん? ほとんどの場合は、ふつうの人と同じようにそれぞれ魔法を使えるよ。ただ珍しいケースでは一方に偏ることもあるようだけど……ちょっとお待ち」
おばあちゃんが持ってきたのは火のついていないろうそくだ。わたしの前に差し出して、両手をかざすように言う。
「火をつけてごらん」
「でも……」
わたしは魔法が使えない。この前の授業のときもアレンがつけてくれたの。
「やってみるけれど、たぶん、むりよ?」
「物は試しだよ」
アレンのことを思い出す。そうそう、人差し指をタクトみたいに振って、
「『火をつけろ』」
ってえらそうに一言。
「なーんてね――」
と苦笑いしたら、ボンっと音がしてろうそくに火がともった。
「……えっ?」
立ち上がって上や下、右左、斜めから見て、
「ええ!?」
今度は一歩進んで近く、つぎは三歩下がって遠くから火を確認し、
「えええっ!?」
また叫んだ。
「……魔法、つかえた」
自分で自分が信じられない。こんな簡単に使えるなんて。
ろうそくの火を吹き消して今度は中指で試したけれど、ちゃんとついた。薬指でも、小指でも、親指でも、なんなら手拍子でも。どんな方法でも火がつくの。
「おばあちゃん、わたし、魔法使えるようになったみたい!」
どうして突然? でもうれしいわ。
「うん、よくできたねエマ。さすがエレノアの娘だ。……でも、困ったね」
なんだか浮かない表情。指パッチンでつけたろうそくの火をはさんで、もう一度向かい合った。
「エレノアは十年後の未来を予知するギフトをもっていた。あの子が十歳になった日の朝、飛び起きてきたかと思うと『いまから十年後、二人の子どもを産む。ふたりでひとりの特別な双子よ。自分は成長を見守ることができないから、どうかよろしくお願いします』といきなり頭を下げたんだ。わけがわからなかったよ。でも、いまならわかる気がする」
「それ、わたしたちのことよね? お母さんはわたしとアレンが”ふたりでひとり”って言ったの?」
「ああ。おそらくアレンとエマは生まれつきひとりぶんの魔力を共有しているんだ。……難しいかい? 別のもので説明しようかね」
キッチンの引き出しから砂時計を取り出すとろうそくの横に置いた。
「上がエマ。下がアレンだ。中の粉は魔力だとする。どう見える?」
「うーん、魔力は下に溜まっているわね。上は空っぽ。――あ、分かった。アレンの方に魔力が全部いっていたからわたしは使えなかったのね」
「正解。そう考えると納得いくだろう。魔法の色や形、質っていうのはひとりひとり微妙に違うんだけど、双子はまったく同じだからエマにはアレンの魔法がきかなかったんだよ」
「へぇ、すごぉい!」
理屈は分からないけれど、すごく難しい計算式を解いたみたいで気分がいいわ。
だけどすぐに「あら?」と疑問が浮かぶ。
「でも、いま魔法が使えたのは……?」
「いなくなったからさ」
おばあちゃんが砂時計をひっくり返した。アレンの方にたまっていた魔力がわたしの方にさらさらと流れ込んでくる。
「神様はアレンがいないものと思いこんで、エマに魔法の力をあげることにしたんだよ。もしこのままアレンが戻らなければエマはすごい魔法使いになる」
――どきん、と胸が鳴った。
アレンがいなければ、わたしは、すごい魔法使いに。
でもアレンが戻ってくれば、わたしは元通りの『魔法ナシ』。魔法が使えない女の子のまま。
「これからもアレンを探すのかどうか。この砂時計が落ちるまでに決めなさい、エマ」
ろうそくの炎と流れ落ちる砂時計の向こうで、おばあちゃんがわたしを見ている。
なんだかアレンに見つめられているみたい。
アレンは自分の意思でみんなに魔法をかけたのよね。このままわたしが忘れたふりをすれば、もうエドガーにバカにされることもない。それどころかアレンが使ったようにすごい魔法を使いこなせるようになる。
砂は残りわずか。
どうしよう、まだ考えがまとまってない。時間よ止まって。
いいえ、いまのわたしなら魔法で時間を止めることくらい簡単なはずよ。だってアレンもそうしていたんだから。
わたしは指先を伸ばした。アレンと同じようにタクトにして。
「『時間よ止ま……』」
左手首のリングがきらっと光った。
その瞬間、思い出したの。思い出しちゃったの、わたし。
――アレンはいつも怖い顔をしていた。
――アレンは『まよいの森』ではわたしを助けてくれた。真剣に怒ってくれた。
――アレンは『雲の庭』でエドガーをさがしてくれた。わたしの友だちだからって。
アレン、アレン、アレン――。どうしていなくなっちゃったの?
わたし、アレンに会いたい。会いたいよ。
「…………おばあちゃん、ごめんなさい!」
わたしは、自分の手で砂時計をひっくり返して机にたたきつけた。
砂は流れていく。アレンの中に。わたしの方はあっという間に空っぽ。
「いいのかい? エマ」
おばあちゃんに名前を呼ばれたとき、わたし、不思議と笑っていたわ。
とても晴れやかな気持ちで笑えたの。
「うん。だってわたしアレンみたいに頭良くないもの。あんなにたくさんの魔法を使いこなせないし、本を読むのも苦手。それに分かったこともあるの」
「分かったこと?」
「たとえば、時間を止めることができなくても砂時計なら自分の手でひっくり返せばいいし、ろうそくの火だってマッチでつけるわ。空を飛べなくたって木に登れば高いところに行けるし、動植物の心の声が聞こえなくたってじっくり観察していれば感じ取ることができる。つまり、魔法がなくても案外どうにかなるものなのよ。だから魔法はいらないわ」
そのときのおばあちゃんの顔といったら、目を見開いて石になったみたいだった。こんなふうに、魔法がなくても人を石みたいに固まらせることができるのよね。
「ただいまおばあちゃん。今日もアレンを探しに行ってくるわね」
学校のカバンを置いてすぐに家を出ようとしたら「お待ち」と呼び止められた。
「なに? もしかしてアレンが見つかったの?」
「いいや、ちがうよ。でも大事な話をしておこうと思ったんだ。そこにお座り」
なんだか怖い顔をしている。わたしは言われたとおりイスに座り、向かい合ったおばあちゃんの口が動くのを待つ。
「エマ、これからとても変な話をするかもしれないけど、最後まで聞いておくれ」
「ええ、分かったわ」
おばあちゃんが背筋を伸ばしたのでつられてわたしも背中に力を入れる。
「前にアレンを知らないって言ったことだけど、これはウソだ。だけど、ウソじゃない」
「えっ???」
ウソだけどウソじゃない。どういう意味かしら。
おばあちゃんは困り顔であごに手を当てる。その癖はおばあちゃんからルシウスさんにうつったのね。
「ばあちゃんはウソが色で見えると言っただろう。でも、アレンに会ったことがないって言うたびに自分の息が赤く見えるんだよ。どうやら自分で自分にウソをついているんだ。でも記憶にない。覚えていないんだ」
「やっぱりね」
わたしは手をたたいて立ち上がった。
確信したのよ。アレンは「いなかった」んじゃなくて「忘れられた」んだって。だからハンナもエドガーもおばあちゃんもアレンのいた部分だけ除いて覚えているでしょう。
「アレンはすごい魔法使いなの。ルシウスさんが自分より強いと言うくらいね。きっと『自分のことを忘れる魔法』をかけたのね。でもわたしにはアレンの魔法がきかないから……」
ここで「あら?」と思った。
深く考えたことがなかったけれど、どうしてわたしにはアレンの魔法がきかないのかしら。もしかして双子だから?
「ねぇおばあちゃん、双子で生まれた場合って魔法はどうなるの?」
「うん? ほとんどの場合は、ふつうの人と同じようにそれぞれ魔法を使えるよ。ただ珍しいケースでは一方に偏ることもあるようだけど……ちょっとお待ち」
おばあちゃんが持ってきたのは火のついていないろうそくだ。わたしの前に差し出して、両手をかざすように言う。
「火をつけてごらん」
「でも……」
わたしは魔法が使えない。この前の授業のときもアレンがつけてくれたの。
「やってみるけれど、たぶん、むりよ?」
「物は試しだよ」
アレンのことを思い出す。そうそう、人差し指をタクトみたいに振って、
「『火をつけろ』」
ってえらそうに一言。
「なーんてね――」
と苦笑いしたら、ボンっと音がしてろうそくに火がともった。
「……えっ?」
立ち上がって上や下、右左、斜めから見て、
「ええ!?」
今度は一歩進んで近く、つぎは三歩下がって遠くから火を確認し、
「えええっ!?」
また叫んだ。
「……魔法、つかえた」
自分で自分が信じられない。こんな簡単に使えるなんて。
ろうそくの火を吹き消して今度は中指で試したけれど、ちゃんとついた。薬指でも、小指でも、親指でも、なんなら手拍子でも。どんな方法でも火がつくの。
「おばあちゃん、わたし、魔法使えるようになったみたい!」
どうして突然? でもうれしいわ。
「うん、よくできたねエマ。さすがエレノアの娘だ。……でも、困ったね」
なんだか浮かない表情。指パッチンでつけたろうそくの火をはさんで、もう一度向かい合った。
「エレノアは十年後の未来を予知するギフトをもっていた。あの子が十歳になった日の朝、飛び起きてきたかと思うと『いまから十年後、二人の子どもを産む。ふたりでひとりの特別な双子よ。自分は成長を見守ることができないから、どうかよろしくお願いします』といきなり頭を下げたんだ。わけがわからなかったよ。でも、いまならわかる気がする」
「それ、わたしたちのことよね? お母さんはわたしとアレンが”ふたりでひとり”って言ったの?」
「ああ。おそらくアレンとエマは生まれつきひとりぶんの魔力を共有しているんだ。……難しいかい? 別のもので説明しようかね」
キッチンの引き出しから砂時計を取り出すとろうそくの横に置いた。
「上がエマ。下がアレンだ。中の粉は魔力だとする。どう見える?」
「うーん、魔力は下に溜まっているわね。上は空っぽ。――あ、分かった。アレンの方に魔力が全部いっていたからわたしは使えなかったのね」
「正解。そう考えると納得いくだろう。魔法の色や形、質っていうのはひとりひとり微妙に違うんだけど、双子はまったく同じだからエマにはアレンの魔法がきかなかったんだよ」
「へぇ、すごぉい!」
理屈は分からないけれど、すごく難しい計算式を解いたみたいで気分がいいわ。
だけどすぐに「あら?」と疑問が浮かぶ。
「でも、いま魔法が使えたのは……?」
「いなくなったからさ」
おばあちゃんが砂時計をひっくり返した。アレンの方にたまっていた魔力がわたしの方にさらさらと流れ込んでくる。
「神様はアレンがいないものと思いこんで、エマに魔法の力をあげることにしたんだよ。もしこのままアレンが戻らなければエマはすごい魔法使いになる」
――どきん、と胸が鳴った。
アレンがいなければ、わたしは、すごい魔法使いに。
でもアレンが戻ってくれば、わたしは元通りの『魔法ナシ』。魔法が使えない女の子のまま。
「これからもアレンを探すのかどうか。この砂時計が落ちるまでに決めなさい、エマ」
ろうそくの炎と流れ落ちる砂時計の向こうで、おばあちゃんがわたしを見ている。
なんだかアレンに見つめられているみたい。
アレンは自分の意思でみんなに魔法をかけたのよね。このままわたしが忘れたふりをすれば、もうエドガーにバカにされることもない。それどころかアレンが使ったようにすごい魔法を使いこなせるようになる。
砂は残りわずか。
どうしよう、まだ考えがまとまってない。時間よ止まって。
いいえ、いまのわたしなら魔法で時間を止めることくらい簡単なはずよ。だってアレンもそうしていたんだから。
わたしは指先を伸ばした。アレンと同じようにタクトにして。
「『時間よ止ま……』」
左手首のリングがきらっと光った。
その瞬間、思い出したの。思い出しちゃったの、わたし。
――アレンはいつも怖い顔をしていた。
――アレンは『まよいの森』ではわたしを助けてくれた。真剣に怒ってくれた。
――アレンは『雲の庭』でエドガーをさがしてくれた。わたしの友だちだからって。
アレン、アレン、アレン――。どうしていなくなっちゃったの?
わたし、アレンに会いたい。会いたいよ。
「…………おばあちゃん、ごめんなさい!」
わたしは、自分の手で砂時計をひっくり返して机にたたきつけた。
砂は流れていく。アレンの中に。わたしの方はあっという間に空っぽ。
「いいのかい? エマ」
おばあちゃんに名前を呼ばれたとき、わたし、不思議と笑っていたわ。
とても晴れやかな気持ちで笑えたの。
「うん。だってわたしアレンみたいに頭良くないもの。あんなにたくさんの魔法を使いこなせないし、本を読むのも苦手。それに分かったこともあるの」
「分かったこと?」
「たとえば、時間を止めることができなくても砂時計なら自分の手でひっくり返せばいいし、ろうそくの火だってマッチでつけるわ。空を飛べなくたって木に登れば高いところに行けるし、動植物の心の声が聞こえなくたってじっくり観察していれば感じ取ることができる。つまり、魔法がなくても案外どうにかなるものなのよ。だから魔法はいらないわ」
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