ゆらゆらのおと

森の精霊たちと共に暮らす少年、シュナは、自分が周りの者達と違う姿をしていることに悩んでいた。共に育った兄弟たちは光をまとい空を飛べるのに、自分はそれが出来ない。

ある日、森の主に予言を告げられた。 お前は近いうちにこの森を出ることになる、と―――

生まれ育った森の中しか知らないシュナが不安に駆られていると、鎧を纏った人間たちが森に乗り込んできた。シュナの姿を見た彼らは、森に迷い込んだ人間の子供だと思い込みシュナを森から連れ出そうとするが……




※過去「玩具帝国主義」というサイトにて掲載していたものです。
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