JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

赤崎火凛(吉田定理)

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花村和心(ガールズバンドのドラム。穂香の前で恥辱、寸止め。百合あり)

花村和心④

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 どう見ても、自分の股間から突き出ている醜い肉の棒は、男根だ。ペニスだ。おちんちんだ。
 和心(わこ)は自分の体に起こった異常事態に、理解が追い付かず、思考が停止している。
(これが、わたし……? なんで……?)
 その醜いモノを言葉や知識としては知っているが、生で見るのは初めてだった。
 和心の股間に生えた立派な男根は、すでに太くたくましく立ち上がって、血管を浮き上がらせ、物欲しそうにヒクヒクしている。
「立派ねぇ。これから、あなたのおちんちんを死ぬほど虐めてあげるから、楽しみにしていなさい」
「こんなの……おかしい……」
 和心は青ざめて、恐ろしさに背筋が震えた。両手を頭の上で拘束された格好では、陰部を隠すことも抵抗することもできない。
「おかしくないわ。ワタシがあなたの中に隠れていた肉欲を、増幅して具現化してあげただけ」
「わたしの中の……肉欲……?」
 和心は冷静さを取り戻そうと、頭を振った。
(落ち着け。わたしは肉欲なんて持っていない。この妖魔は嘘つき。さっきも嘘を吐いたじゃない。動揺したら負け。冷静に、穂香を救い出すチャンスを見極めないと)
 和心はフゥと息を吐いて、いくらか落ち着きを取り戻した。
「平気、という顔ね。だけど、そのクールな顔が歪むところを想像しただけで、楽しくなっちゃうわ。穂香、お前は目をそらさずに見届けなさい?」
 穂香は何も答えず、複雑な表情のまま、妖魔と和心とを交互に見つめる。
(穂香に、わたしの恥ずかしい体、見られてる……)
 妖魔の手が和心の男根に伸びる。手のひらで優しく包み込み、ゆっくりと上下にしごき始めた。
「んっ……」
 和心の引き結んだ唇から、わずかに声が漏れた。
(変な……感じ……)
 和心は自分で自分の体を慰めたことがほとんどなく、クリトリスも下着越しにしか触ったことがなかった。だから本当の快楽を知らない。
 妖魔は和心の微妙な反応を探るように、男根をしごき続ける。あくまでゆっくりと、そして、あえて単調に。
(体が熱い……。でも、この程度なら耐えらえる)
 下腹部に感じる熱は、かすかに疼くような弱火であり、このまま抑え込めそうだった。やっぱり自分は肉欲なんて持っていなかったのだ、と安堵の表情になる。
 だが妖魔が肉棒の先に唾液を垂らすと、その安堵が歪み始めた。
「……っ!」
 温かいような冷たいような感触で、一瞬びくんと体が動いてしまった。
 妖魔は唾液を手のひらに馴染ませ、肉棒全体に塗りつけるように、先ほどよりもいろいろな動きを混ぜて、しごき始めた。
「んっ……♡」
 和心はまたくぐもった声を漏らしてしまう。唾液を追加して、先っぽから根元のほうまで、マッサージをするように、丁寧に塗り込まれる。
(なにこれ……ぬるぬるして……気持ち悪い……!)
 ぴくっ、ぴくぴくっ、と男根が、腰が、動いてしまう。すると、高校生にしては立派な胸もぷるんと揺れて、鑑賞している男たちを喜ばせることになった。和心は自分の体をもっと強い意志で制御しようとして、硬く唇を結び、歯を食いしばった。だが妖魔はその抵抗を楽しむように、嗜虐的な微笑みを浮かべて、竿を両手で握り、回転を加えながら上下させる。すると男根は歓喜するように妖魔の手の中でビクビクと脈打つのだ。
「……っ♡」
(それ、気持ちいい……だめっ……やだっ……)
「腰が引けてるわよ? 大丈夫かしら?」
 和心は答えられない。すでにそんな余裕はなく、安易に口を開けば、はしたない声が漏れてしまいそうだった。
「イキそうなのね? おちんちん、すごいビクビクしちゃってるわ」
(イク……? イクって何……?)
 和心は男根からもたらされる快感に翻弄され、無意識のうちに内股気味になっている。濡れて染みの付いたパンツと肌の隙間を、女の割れ目から溢れ出た愛汁がしたたって、太ももを伝い、オーバーニーソックスに染み込む。
「分かるわ。もうすぐだって」
 妖魔は男根をしごく手の動きを速めた。
(ダメ……体がおかしい……どうやって我慢したらいいか、分からない……何か来る……)
「ん、ぅう……♡」
 何か熱いものがお腹の奥から男根のほうへ昇ってくる感覚。腰を引いて刺激を逃がそうとするが、妖魔の長い指は絡み付いて離れない。
(妖魔の手、気持ち良すぎる……ぬるぬるして、優しくて……おかしくなる……)
「うぅ……♡ っ……♡ やめろ……」
「辛いの? でも、やめてあげないわ」
「だめ……んぅ、くっ……♡ んっ♡」
(もうやめて……おちんちん、おかしい。こんなの、わたしの体じゃない。すごい……! 気持ちいい……!)
 和心が本能的に逃げようとするので、手首を縛っているロープがピンと引っ張られる。だが逃げ場はない。
 込み上げてくる。熱いものが……!
「あなたの負けよ、退魔師さん」
 妖魔がもう一度唾液を垂らして男根をぬめらせて、スパートをかけた。
「ちがうっ……♡ 負け、ないっ……! んあ゛ぅ♡」
(こんなヤツに、わたしは、ぜったいに……負けない! 負けないから!)
「ほら、おちんちんシコシコされてイキなさい」
「んぐっ……♡ イか……っ、ない゛ぃっ……♡」
「いけっ。友だちの前でぶちまけろ。ほらイケ」
(負げな、いっ……ああ゛っ……イ……あ……ッ!?)
「んっ――♡ くっ♡ う゛ぅ♡ ん゛う゛ぅぅうッッッ!!!♡♡♡♡♡♡」
 ついに和心の理性は欲望に敗北し、浮遊感とともに真っ白な快感に塗りつぶされた。男根を大きく脈打たせ、勢いよく精液を放出する。
「んッ――♡ うッ――♡ う゛ぅッ――♡!!」
 射精のタイミングに合わせて、はしたない声をあげながら、和心の肢体は強張りと弛緩を繰り返す。すべてを出し切ると、後には強烈な脱力感が襲ってきた。
(いま、何が……)
 頭に星がチラついて、意識がはっきりしない。何も見えない。
 景色がだんだんと輪郭を取り戻してくると、椅子に縛り付けられている穂香の姿が見えた。
 ビリビリに破かれた制服と、隙間からのぞく下着。血色の良い肌、誰もが羨むサラサラのミディアムヘア。
 それらが、真新しい白い液体で、穢されている。これは明らかに男たちがやったことではない。この白濁液は瑞々しく、辺りに濃厚な匂いを漂わせている。
「友だちに、思い切り精子ぶっかけて、気持ち良かったでしょう?」
 妖魔は自分の指に着いた白いものを、見せつけるように舐めた。
 穢された穂香はじっとして動かず、少し俯いており、無表情に唇が結ばれているのが分かるだけで、全体の表情は分からない。切りそろえた前髪から、精液が糸を引いて垂れていく。
「う、そ……」
 穂香の前で、穂香に見られながら、イッてしまった。初めて絶頂を味わった。
 しかも、あの軽蔑すべき男たちと同じように、穂香に精液を浴びせてしまったのだ。
「ほの、か……」
(ちがう……。こんなの、ちがう……! わたしは……! わざとじゃ……!)
「……ごめん、穂香、……ごめ、ん」
 胸が茨(いばら)で締め付けられて、痛くて苦しくて、和心はうまく息ができない。
 だが妖魔は再び和心の元気な男根を手のひらで包み込む。
「これで終わりじゃないわ。楽しい時間は、もっともっと続くのよ」
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