JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

吉田定理

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中条紗夜(ビキニのモデルJK、スライムアナル攻め)

中条紗夜②

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「その調子だ、退魔師。遠慮せずにイキまくれ。そうすればお前の力はすべてこっちの物だ」
 紫色の醜い人型――妖魔は大きく裂けた口をニヤニヤと歪めた。
 紗夜(さや)は顔を上げて、無言で妖魔を睨みつける。……最低なヤツ、クズ野郎。
「助けが来るなんて期待するんじゃねえぞ、お前がここにいることは俺しか知らない」
 妖魔の言う通り、辺りはずっと静かだ。車の音も人の声もしない。
 助けが期待できないなら、自力でこの厄介なスライムを体から引き剝がして、妖魔を倒さなければならない。だけどイッたら射精して、力を吸われる。力を吸われすぎれば、スライムから脱出できたとしても、あの妖魔にかなわなくなってしまう。だから、何度もイカされるわけにはいかない。
 ……大丈夫。さっきは体験したことのない感覚に戸惑って、簡単にイッてしまったけど、これ以上、無様にイッたりしない。冷静になろう。
「なんだ? その余裕の顔は」
 今度は妖魔の顔が曇る。
 あたしがみっともなく命乞いでもすると思っていたのだろうけど、あいつの思い通りにはならない。
「何か企んでいるな。ならばスライムよ、こいつに新しい快楽を教えてやれ」
 妖魔の声に反応したのか、紗夜の下半身を飲み込んでいるスライムがぐにゅりと大きく動いた。
 来る――!
 紗夜はスライムの愛撫に備えて身構えた。だが、次に襲ってきた快楽は、予測していたのとは全然別の場所で、しかも種類もまったく違っていた。
「ひゃううッッッ♡!?」
 だから紗夜は体を大きくのけぞらせながら、情けない声を漏らしてしまった。同時にバチッという音が響いて火花が飛んだのは、反射的に紗夜が電撃を放ってしまったからだ。だが当然、放たれた電撃はスライムに吸収されて、妖魔を喜ばせることになってしまった。
 スライムが攻めてきた場所は、紗夜が自分でも一度も触ったことのないところ。そんなところを刺激されて気持ち良くなるなんてありえない、と思っていたところ。
 つまりスライムは、ビキニと肌の間にスルリと忍び込み、紗夜のアナルを勢いよく駆け上がってきたのだ。
 その、未開発のお尻を一気に貫かれるという感覚は、意外にも痛みがなく、体が二、三センチ浮き上がるかのような快楽だった。自分の体に一体何が起こったのか、数秒間、分からなくて、魂が直接つむじ風に煽られたみたいに心地よいようで不安だった。
「ッ…………ァァ……」
 紗夜の細い喉から、声にならない音が漏れる。お尻の穴から異物を挿入されたという事実が、あまりにショックで、一筋の涙が紗夜の頬を伝い落ちる。
 紗夜の引き締まったお尻は、異物を追い出すために穴をキュウッと締めようとしているが、スライムにはかなわない。
「…………っっ!?」
 お尻から深く入り込んだスライムが、前――子宮側をグイグイと圧迫してくる。膣に挿入されているわけではないのに、膣の深いところがキュンと疼いてしまう。一方、入り口の辺りでもニュルニュルしたものが動いていて、不快さとも快感とも判断できない感覚が絶えず襲ってくる。
 ……あたし、お尻の穴で犯されてる。ありえない……。
 気持ちいいなんて思えないのに、体が震えてしまう。男根はスライムに包まれているが直接攻められているわけじゃないのに、ビンビンになっている。明らかに体はお尻で感じているのだ。
 男根を通じてやってくる単純な快楽なら、意志の力で次は耐えられると思っていた。しかしこの快楽は、まるで予測できなくて、自分の弱い部分が剥き出しにされているような感覚だ。耐えるとか我慢するとかいうレベルではない。こんなの、勝ち目がない……!
「あっ……♡ はっ……♡ んぁんっ……♡」
 震えと鳥肌が止まらない。お尻の穴の中でスライムが形を変えるたび、氷の手が背中を撫でていくようにゾクゾクして、ブルッと身震いしてしまう。
 しかも何も挿入されていない膣と子宮が疼く。お尻と子宮とどっちから快感が生まれてくるのか分からない。
「あ゛っ♡ これだめっ……これ無理ぃ……っ♡」
「おいおい、さっきの余裕はどうした? ケツの穴で感じてんじゃねえか」
「ちがうっ……! あっ♡ ……んぁ゛ッ♡!?」
 自分はお尻で感じている。こんなにも気持ちいいと思ってしまっている。どう考えても変態だ……。だけど、気持ち良すぎてもう何も考えられない。お尻の中のスライムに、自分をコントロールする術(すべ)を奪われてしまっている。
 男根が、魚に引っ張られる釣り竿のように、ピクン、ピクピクと動いて、先っぽには先走り汁がにじんでいる。射精すれば力を吸われて戦えなくなってしまうと分かっているのに、射精の瞬間が刻一刻と迫ってくるのを期待している自分がいた。このままお尻でイカされて射精してしまったら、どんなに気持ちいいのだろう? そんな想像が、頭を振っても、離れてくれない。
「んあ゛っ♡! いやぁっ♡ だめっ、子宮押さないで! う゛あ゛ッッ♡!?」
 膣がキュンキュンと縮まって、子宮が降りてくるのが分かった。男根の怒張もすでに限界だった。下半身が溶けていくみたいな快楽。紗夜の瑞々しい肢体が激しく痙攣する。
「あ゛っ♡! それだめッ♡ う゛あ゛ぁ♡!? ああ゛っ♡! ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッ♡♡♡♡♡!!!!」
 ドビュン、ドビュン、ドビュンと、射精すると同時に、淫口からプシッと潮が吹き出してビキニに染み込んだ。どちらもスライムの不定形の体に霧のように溶けて吸収される。
 また、こんなに、あっさりイッちゃうなんて……。
 絶頂と痙攣の余韻の中で、紗夜は茫然とするしかなかった。これが自分の体だなんて、信じることができない。
 ……こんなんじゃ、あっという間に、力を吸い付くされちゃう……。
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