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小宮山ふたば(元気で明るいロリを触手攻め)

小宮ふたば③

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「はあ……♡ はあ……♡ はあ……♡」
 ふたばは放心した様子でうつむき、荒く息をしている。輝きの消えた瞳に映るのは、醜い姿の植物型妖魔と、飛び散った白濁液。
(これ、私が……出したの?)
 簡単には信じられなかったが、今もなお雄々しくそそり立ち、射精の余韻で震えている自らの肉棒を見て、受け入れざるを得ない。
(それに、まだこんなに、おっきい……)
 ふたばは、ふと自分の手の中にあった愛銃の感触がなくなっていることに気づいた。不安になって周囲に目をやると、絶頂のときに落としてしまったのだろう――リボルバーはすぐ近く、一メートルも離れていないところに落ちていた。
(うぅ……あれを手放すなんて、私のバカ……!)
 リボルバーはふたば自身の『霊力』を流し込むことで、霊力の弾丸を発射し、妖魔にダメージを与えることができる武器だ。通常、物理的な攻撃が効きにくい妖魔と戦うためには、このような特殊な武器が絶対に必要なのである。
(なんとかして、取り戻さないと……)
 そんなことを考えているうちに、触手たちはふたばを持ち上げて、空中で両足を大きく開かせた。
「いやっ! やめて、こんな格好!」
 恥ずかしすぎて頬が真っ赤になる。足を閉じようとするが、触手の力は強く、全く閉じさせてもらえない。惜しげもなく妖魔に股間を見せつける格好だ。
 そこへ他の触手とは少々違った形状の触手が一本だけ近づいてくる。先端が蕾のように膨らんでいるのは他と同じだが、その膨らんだ部分がイボ状に凸凹しているのだ。
 ふたばは何をされるか想像して、青ざめた。
「う、うそでしょ……? そんなの、ぜったい入らないから」
 最悪の予想が現実に近づいていく。そのイボ触手は、ふたばの肉棒の付け根のところ――しっとりと濡れそぼった女の蜜穴に向かってくるではないか。イボイボの先端がふたばの蜜穴の入り口に触れた。
「やめてよ……ねえ……だめだよ……」
 涙ながらに懇願するふたば。
「そんなのが入ったら……壊れちゃう……」
 だが無情にもイボ触手は、ふたばの蜜穴に入り込もうと、先端を擦り付けてくる。
入り口も中も充分に濡れているとはいえ、小柄な体のふたばの中に、そうすんなりと入れるはずもなく……。
「痛いっ……やだっ……グリグリしないでっ……」
 言葉では拒絶するが、イボ触手の先が少しずつふたばの中へ潜り込んでいく。
「ふぎぃッ!?」
 ふたばは激痛に思わず悲鳴をあげた。歯を食いしばって痛みに耐えるが、触手は遠慮することなく、さらにふたばの隘路をこじ開ける。
「あっ……。あアっ……! ア゛ッ!?」
 まともに呼吸もできず、白目を剥いて顔を歪ませるふたば。そしてついに、太いイボイボがふたばの奥にぶつかった。少女の喉の奥から、かすかに、苦し気な声が漏れる。
 ふたばの下腹部はイボイボの形に膨らんでいた。
「ふぅ……♡ ふぅ……♡」
 気を失いそうになりながらも、ふたばはギリギリで意識を保って、必死に呼吸を落ち着けようとする。そこへ追い打ちをかけるように、触手が動き始めた。そのイボイボが胎内で動いているのが、ふたばの下腹部の変形によって、はっきりと見て取れる。
「らめ゛ぇっ、! なかで動いちゃらめ゛ぇええ!!♡♡♡」
 イボ触手がふたばの膣内を擦ったとき、ふたばは即絶頂した。屹立した肉棒から二度目の射精をしたのだ。蜜穴の縁からは愛液と混ざり合った鮮血が、ツツーッと垂れてくる。処女だったふたばにとって、初めてがこれほど太い触手というのは、あまりに酷だと言えよう。しかし妖魔は――触手は手加減などしない。
「ひぐッ……!? あ゛っ!♡ あ゛っ!♡ がッ……」
 強烈な痛みに喘いでいたのは、数分程度だ。信じられないことに、だんだんと、しっかりと快楽も感じられるようになってきた。というのも、ふたばがすでに飲まされた液体は、強力な催淫剤であり、快楽以外の感覚をシャットアウトする効果も持っていたのだ。
「はぁ……。はぁ……。んっ……。んぁっ♡」
 だんだんと声から苦しさが消え、なまめかしいものへと変わっていく。ふたば自身、数分前の破瓜(はか)の直後はあれほど苦痛だったのに、今はむしろ気持ち良いと思い始めていることに、戸惑いを隠せない。
(こんなひどいこと、されてるのに……なんで気持ちいいの?)
 あいかわらず触手はピストン運動をしたり、膣内をなめまわすように撫で、ふたばの下腹部を押し上げてイボの形を浮き上がらせている。それだけでなく、他の触手たちがふたばの薄い乳房の真ん中でピンと立っている両乳首を弾いたり引っ張たりし、まだまだ衰えない肉棒も三本の触手が巻き付いて、丁寧にしごき上げている。
「あっ……んっ!? あっ♡ んんっ!」
 全身の痙攣が止まらない。どこを触手に撫でられても、ふたばは激しく反応してしまう。若干赤みがかった柔肌には、汗が玉となって伝い落ちる。
(私の体……もう壊れてるんだ……)
 ふたばは半ば諦めの境地でつぶやいた。快楽を感じ取る神経だけが生きている。だから快楽だけが脳に伝わってくる。
「はぁん……♡ あっ♡ んっ……♡ んっく♡」
 ふたばの瞳は輝きを失い、若く張りのある肢体は触手にされるがままにビクつき、力なく喘ぐ人形と化していた。そこへ触手は追加の催淫液を吹きかけ、ふたばの未発達な裸体を限界まで敏感にし、ヌルヌルにする。そして容赦ない全身の同時攻めを継続する。
「あァ゛ッ!? んあッ!?♡ ヌルヌルだめぇ!!♡♡ おちんちんイっちゃう!♡ イクイクイクイクぅぅぅぅぅぅうううう!!!♡♡♡♡♡♡」
 三度目の射精にもかかわらず、大量の白濁液を飛び散らせるふたば。しかも今回は蜜穴からも同時に潮を吹いた。精液と愛液とが混ざって、自分の太ももや白のニーソックスを汚している。
 だが妖魔は止めない。
「んあっ!?♡ まって! んっ、いやっ♡ もうイキたくなっ……はぅ♡ あっ!♡ ああ゛っ♡♡ もうくる!? んああああ♡♡ またいっちゃうぅぅぅぅぅ!!!♡♡♡♡♡♡」
 ビュクッ!! ビュクッ!! ビュクッ……!!
 四度目も全く衰えない激しい射精だった。もはや押し寄せる快楽が重なりすぎて、どこでイッているのかも分からない。休む間もなくやってくる、次の絶頂。また絶頂。ふたばは、ひたすらにイキ続けた。
 どのくらい時間が経った頃か、いつの間にか連続絶頂の激しい波が引いていた。ふたばに挿入されていたイボイボの触手は、ふたばの中から抜け出ており、両手両足を拘束していた触手たちも緩み、ふたばは捨てられた人形のように地面に倒れていた。
 瞳にはいつもの輝きが戻っているが、涙がとめどなく零れ落ちる。
(……もう……いや……)
 ふたばは肉体的にも精神的にも限界に達していた。もしもまた妖魔に弄ばれるとしたら、いっそ一思いに殺されたほうが苦しまずに済むかもしれないとさえ、思い始める。
(妖魔は……?)
 ふと、倒れたままで首を動かして辺りの様子を探ると、目の前の、ほんの一メートル先に、自分がこれまで共に戦ってきた愛銃が転がっていた。そして、そのさらに数メートル先に、戦っていた植物型妖魔がいる。
 霞む目を凝らして妖魔を見ると――植物型妖魔の触手は中心の本体部分に引っ込んでいて、その本体部分が何やらボコボコと膨らみ、肥大化しつつあった。突然変異か、それとも変身でもするのか、ふたばには分からないが、今ならすぐに襲ってこれないかもしれない。
 つまり、今、手を伸ばせば、妖魔に拘束される前に愛銃をつかみ、攻撃できるかもしれないのだ。
 ふたばはもう一度、倒れたままで愛銃を見た。身も心もボロボロで、体がどのくらい動くか分からないが、やるしかない……!
(お願い、届いて……)
 ふたばは心を決めて、静かに上半身を起こし、妖魔の様子をうかがいながら、慎重にリボルバーに手を伸ばした。あと十センチ……五センチ……短くて長い距離。
 そして、ついに、ふたばの震える指先が――グリップに触れた。

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