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第7章…side ノワール
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それから半年近くが経った頃、島に物売りの船がやって来た。
私はそのことを聞いてすぐに港へ向かい、船長に船に乗せてくれるように懇願した。
「それは無理だ。
今回はエディさんに頼まれた荷も運ばないといけないからな。
とてもじゃないがあんたを乗せることは出来ない。」
「そう言わずになんとか頼む!」
「……そういわれてもねぇ…
……ところで、あんた…金は持ってるのか…?」
「…いや…今はないが…しかし、乗せてもらえたら必ず払う!!」
「……必ずねぇ…」
男は、私を小馬鹿にしたような顔でまじまじと見つめる。
無理もない。
今の私が身に付けているのは、パメラの死んだ父親の服だったのだから。
すすけた色のその服には所々につぎがあてられ、ズボンやシャツの丈は無様に短い。
こんな姿を見たら、馬鹿にされるのも当然なのかもしれない…
「ま、金が準備出来たら、また声をかけてくれや。」
「ま、待ってくれ!どうか…後生だ!!
あの大陸に連れて行ってくれ!
……そ、そうだ!
あの大陸にはブルーという私の双子の兄弟がいるんだ。
私とそっくりな蒼い髪の男が…」
「蒼い髪ぃ?
俺もあの大陸に住んで長いが、そんな奴はいまだかつて見たことないな。」
「嘘ではない!本当にいるんだ。
金ならその男が必ず払ってくれるから…!」
しかし、どんなに頼んでもそんな話は信じてはもらえなかった。
私は大きな絶望感に苛まされた…
ここまで来て…目と鼻の先にブルーがいることがわかっていながら、ここから先に進む事が出来ないのだ…
ここへ来てからすでにもう何ヶ月もの時が過ぎているというのに、私はこれから先もずっとこの島で無駄な時間を過ごすしかないのか…
私の瞳から大粒の涙が溢れ、とめど無く流れ続ける…
(ブルー…
私はもう駄目かもしれない…)
それから半年近くが経った頃、島に物売りの船がやって来た。
私はそのことを聞いてすぐに港へ向かい、船長に船に乗せてくれるように懇願した。
「それは無理だ。
今回はエディさんに頼まれた荷も運ばないといけないからな。
とてもじゃないがあんたを乗せることは出来ない。」
「そう言わずになんとか頼む!」
「……そういわれてもねぇ…
……ところで、あんた…金は持ってるのか…?」
「…いや…今はないが…しかし、乗せてもらえたら必ず払う!!」
「……必ずねぇ…」
男は、私を小馬鹿にしたような顔でまじまじと見つめる。
無理もない。
今の私が身に付けているのは、パメラの死んだ父親の服だったのだから。
すすけた色のその服には所々につぎがあてられ、ズボンやシャツの丈は無様に短い。
こんな姿を見たら、馬鹿にされるのも当然なのかもしれない…
「ま、金が準備出来たら、また声をかけてくれや。」
「ま、待ってくれ!どうか…後生だ!!
あの大陸に連れて行ってくれ!
……そ、そうだ!
あの大陸にはブルーという私の双子の兄弟がいるんだ。
私とそっくりな蒼い髪の男が…」
「蒼い髪ぃ?
俺もあの大陸に住んで長いが、そんな奴はいまだかつて見たことないな。」
「嘘ではない!本当にいるんだ。
金ならその男が必ず払ってくれるから…!」
しかし、どんなに頼んでもそんな話は信じてはもらえなかった。
私は大きな絶望感に苛まされた…
ここまで来て…目と鼻の先にブルーがいることがわかっていながら、ここから先に進む事が出来ないのだ…
ここへ来てからすでにもう何ヶ月もの時が過ぎているというのに、私はこれから先もずっとこの島で無駄な時間を過ごすしかないのか…
私の瞳から大粒の涙が溢れ、とめど無く流れ続ける…
(ブルー…
私はもう駄目かもしれない…)
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