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003 : 障害と剣
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「リカールが男前だからってことで、あんたはリカールのことを端から良くない男だと決めつけてる。
あいつが本当は闘いなんて好きじゃないことも、あんたは見抜けなかったじゃないか。
あいつは、控え室でもずっと本を読んでるような男だぜ。
本当に穏やかで物静かな男だ。
マノンさんのために…あんたに認めてもらえるようにと思って奴は闘ってたんだ。
それに、リカールに今まで一度でも女との噂が出たことがあるか?
ニッキーなんか、つい最近チャンピオンになったばっかりだっていうのに、もう噂になってるじゃないか。
それは、ニッキーが言った通り、女の方から寄って来るからだと思うぜ。
寄って来られたらついふらふらっと魔がさしてしまうってことがあるんだろうな。
だが、リカールは、宿を転々としてしかも外にはめったに出ないようにしてた。
それは、熱狂的なファンから逃げるためなんじゃないかと思う。
リカールはマノンさんにしか興味がないんだ。
それだけあいつはマノンさんのことを一途に愛してるんだぜ!」
ルイスはじっとリュックの話に聞き入っていた。
「……マノンはな…
別れて家に帰って来てからもしばらくは酷い状態でな…
バルコニーから飛び降りようとしたこともあったんじゃ…
それほど、あの子は深く傷付いてた。
わしはもう二度とあの子にあんな想いをさせたくない…
それで…」
「爺さん、マノンさんが結婚に失敗したのはもうずいぶん昔のことなんだろ?
マノンさんはそんな辛い想いをしたからこそ、今度は失敗しないようにって考えたんだと思う。
その証拠に、リカールに会ってすぐに結婚したいなんて言わなかったじゃないか。
リカールのことをゆっくりと見極めた上でいろいろ考えて、そして…
俺、思うんだけどな、今回のことはきっとマノンさんの子供が、そろそろ爺さん達に告白する機会だって背中を押したんじゃないのか?
マノンさんが倒れなきゃ子供が出来てるってこともわからず、あんたらに告白する気にもなれなかっただろうからな。
そうは思わないか?」
あいつが本当は闘いなんて好きじゃないことも、あんたは見抜けなかったじゃないか。
あいつは、控え室でもずっと本を読んでるような男だぜ。
本当に穏やかで物静かな男だ。
マノンさんのために…あんたに認めてもらえるようにと思って奴は闘ってたんだ。
それに、リカールに今まで一度でも女との噂が出たことがあるか?
ニッキーなんか、つい最近チャンピオンになったばっかりだっていうのに、もう噂になってるじゃないか。
それは、ニッキーが言った通り、女の方から寄って来るからだと思うぜ。
寄って来られたらついふらふらっと魔がさしてしまうってことがあるんだろうな。
だが、リカールは、宿を転々としてしかも外にはめったに出ないようにしてた。
それは、熱狂的なファンから逃げるためなんじゃないかと思う。
リカールはマノンさんにしか興味がないんだ。
それだけあいつはマノンさんのことを一途に愛してるんだぜ!」
ルイスはじっとリュックの話に聞き入っていた。
「……マノンはな…
別れて家に帰って来てからもしばらくは酷い状態でな…
バルコニーから飛び降りようとしたこともあったんじゃ…
それほど、あの子は深く傷付いてた。
わしはもう二度とあの子にあんな想いをさせたくない…
それで…」
「爺さん、マノンさんが結婚に失敗したのはもうずいぶん昔のことなんだろ?
マノンさんはそんな辛い想いをしたからこそ、今度は失敗しないようにって考えたんだと思う。
その証拠に、リカールに会ってすぐに結婚したいなんて言わなかったじゃないか。
リカールのことをゆっくりと見極めた上でいろいろ考えて、そして…
俺、思うんだけどな、今回のことはきっとマノンさんの子供が、そろそろ爺さん達に告白する機会だって背中を押したんじゃないのか?
マノンさんが倒れなきゃ子供が出来てるってこともわからず、あんたらに告白する気にもなれなかっただろうからな。
そうは思わないか?」
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