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嬉しい兆し
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「ここよく来てたんだ」
アレクサンドルが客間から出て、連れてこられた場所。
「アレクサンドルが、よく来てた場所でしょ」
「思い出したのか?!」
「そうではないけど、私がよく来る場所に見えないから」
「そうか。ここは騎士の練習場なんだ。王家の騎士になるまでの間よく来てた。イザベラも1回だけ来たんだ。当時の俺はまだまだだと思って、そんな姿見られたくなくて秘密にしてた。だけど急に来てこっそり見てた。実際はバレバレだった」
アレクサンドルは、苦笑いしながら言った。
私、隠れるの下手なのね。それだけアレクサンドルの剣術が見たかったんだろう。
「ねえ、剣振るってみて」
「は?」
唐突に言われて一瞬唖然としている。
「当時の私は、あなたに内緒で剣術を見たかったようだし、努力が実って王家の騎士になった。今は騎士を引退したようだけど、まだ剣振るえるでしょ?体で覚えた事は忘れないって言うじゃない」
「全くイザベラは」
その後の言葉はなかったが、仕方がないなと顔に書いてある。
練習用の剣を持ち振るってくれた。
その姿を眺めてると横から声が聞こえた。
「お、アイツの剣を振るうのは久しぶりに見るな」
「本当ね」
アレクサンドルの両親が、息子の姿を見ている。
「父上。久しぶりに相手してくれ」
「いいだろう」
同じく練習用の剣を持ち、息子に近づいていく。
アレクサンドルの母は、私の隣に立ち、優しく微笑んでいる。
剣が交わる音が聞こえ2人で、そちらに目を向ける。
私は、ほとんどアレクサンドルを見ていた。
アレクサンドルが相手の剣を薙ぎ払う。
それを見た時いくつかの記憶が流れる。
でも顔は目元から下しか見えない。
1つは、この場所で剣の練習を励んでいて、その人に見つかって逃げたけど捕まってしまう。
『俺はもっと強くなる。いづれ王家の騎士になるために』
その言葉に寂しさを感じる。
もう1つは、どこだろう。
豪華な部屋。
『イザベラ!!!目を開けて!起きてくれ!!』
胸が張り裂けそうだ。
これは、呪いで、しばらく眠る間際?
もしそうなら、王宮にいる時の私。
この記憶は顔は全部見えてないけど、声はアレクサンドルだ。
「イザベラ!」
アレクサンドルに肩を揺さぶられ、ハッとする。
記憶の事を考えていたら、アレクサンドルとその父が戻って来てたようだ。
「イザベラ、大丈夫?何度呼びかけても反応しなかったのよ」
「深刻そうな顔してたぞ」
3人は心配の目を向ける。
今の記憶の事を言おうか悩み、出てきた言葉は
「えっと、今日はもう帰ります」
「「「え?」」」
「剣を振る姿が見れて良かったわ。かっこよかった。流石、王家の騎士ね」
「あ、ああ」
未だに戸惑っている3人を置いて、その場から走り出した。
「イザベラ!!!」
呼び止める声を無視して走り続けるけど、自分以外の足音も聞こえ近づいてくる。
そのまま腕を掴まれた。やっぱり逃げきれない。
「急にどうした」
振り向けばアレクサンドルが私の腕を離した。
「私、私・・・」
その先は言葉が続けられなくて、アレクサンドルに抱きついて泣いてしまった。
涙が止めどなく溢れてくる。
アレクサンドルは、何も言わずに抱きしめてくれた。
「・・・服が台無しね。弁償するわ」
どのくらい泣いたか分からないが、私の涙でアレクサンドルの服が台無しだ。
「いらない。それより、泣いた理由が知りたい。イザベラが嫌じゃなければ、両親も同席していいか?親もイザベラの事を、前から大事に思ってるから心配している」
私は少し考え頷いた。
アレクサンドルに連れられ、最初に来た客間に着きソファーに座る。
隣にアレクサンドルが座り、目の前には彼の両親がいる。
「突然ごめんなさい」
「謝る事なんて何もないぞ」
「そうよ」
私の両親と同じで、アレクサンドルの両親も優しい。そんな人達に育てられたから、彼も優して強くて頼りになる。
そんな人だから余計に・・・・・。
「話せそうか?」
俯いたまま話そうとしない私を、アレクサンドルが覗き込んでくる。
「・・・話せるけど怖いの・・・もし私の考えが間違ってたら傷つけてしまう。特にアレクサンドルが」
膝の上で組んでた手に力が入る。
「あなたは優しいから間違ってたとしても、気にするなと言うかもしれないけど、きっと傷つく」
「・・・イザベラ」
「私の周りは人達は優しい人ばかり。その優しさに私は甘えている。でも、傷ついてほしくない。それなら、自分が傷つく方がマシよ」
「それは残酷な優しさね」
顔を上げると、アレクサンドルの母は怒ってるように見える。
「あなたは、それでいいと思ってるけど、1人で悩んでる姿を周りは見るのよ!何に悩んでいるのか、何か力になりたいと思っても、話してくれないと分からないじゃない!結果的に傷つけている事になるのよ!あなたの悪い癖なのに、どうして分からないの?!」
「オリビア、落ち着け。イザベラが、1番不安に思ってるのは分かってるだろう。イザベラ、すまないな。だけど、オリビアの気持ちを分かってくれ。言い方は強いが、内容は他の人も同じ事を思ってるから」
感傷的になったオリビアの背中を擦りながら、アレクサンドルの父に言われた。
次はアレクサンドルの声が聞こえる。
「イザベラ、今もこれからも心配しなくていい。頼ってもらえないのは寂しいし、傷つかない人生なんてない。それでも、2人でなら、皆と一緒なら傷も和らぐ。大丈夫」
「・・・・・分かったわ」
背中を押され、先程流れた記憶を伝えた。
「顔は全部見えなかったけど、声はあなただわ。アレクサンドルで合ってるかしら?」
「合ってる」
アレクサンドルの言葉に安心した。
しかし、それも束の間でアレクサンドルの頬を伝って、涙が落ちたのを見て慌てる。
アレクサンドルの両親は「後をよろしく」と言って部屋から出てしまった。
どうして、出て行くの?!
言い方が悪かった?それとも何かした?
分からないから本人に聞こう。
「アレクサンドル、どうして泣いてるの?」
答えの代わりに抱きしめられた。
「・・・しばらく・・このままでいてくれ」
彼の肩が震えていて、泣いている事は分かった。
私もアレクサンドルを抱きしめた。
先程アレクサンドルがしてくれたみたいに。
泣き止んだアレクサンドルは、笑顔を見せる。
「泣いたと思ったら次は笑うのね。どうして?」
「戻った記憶に俺が関係してたから嬉しいんだよ。だから話を聞いた時は、思わず泣いてしまった」
「あなたの顔が全部見えてないのに嬉しいの?」
「ああ。それは、俺が関わってると分かるから。昨日までは俺の声、顔も思い出してなかっただろう。イザベラを責めてるわけじゃない。奇跡は信じてるけど、寂しかった。何をすればいいかと、ずっと考えてたから」
少し寂しそうな顔をするアレクサンドルの手に自分の手を重ねた。
「そうよね。アレクサンドルも辛い思いさせてるわね。ごめ「謝らなくていい」」
「でも「いいって言っているだろう。悪い事なんてしてない」」
2度も言葉を遮られた。
記憶を早く全部思い出したい。
記憶・・・・・そうだ!
「アレクサンドル」
「ん?」
「----------」
「それは良いな!」
私の提案に賛同してくれる。
「その前に1つお願いがある」
アレクサンドルのお願いを聞いた私は想像するだけで緊張した。
アレクサンドルが客間から出て、連れてこられた場所。
「アレクサンドルが、よく来てた場所でしょ」
「思い出したのか?!」
「そうではないけど、私がよく来る場所に見えないから」
「そうか。ここは騎士の練習場なんだ。王家の騎士になるまでの間よく来てた。イザベラも1回だけ来たんだ。当時の俺はまだまだだと思って、そんな姿見られたくなくて秘密にしてた。だけど急に来てこっそり見てた。実際はバレバレだった」
アレクサンドルは、苦笑いしながら言った。
私、隠れるの下手なのね。それだけアレクサンドルの剣術が見たかったんだろう。
「ねえ、剣振るってみて」
「は?」
唐突に言われて一瞬唖然としている。
「当時の私は、あなたに内緒で剣術を見たかったようだし、努力が実って王家の騎士になった。今は騎士を引退したようだけど、まだ剣振るえるでしょ?体で覚えた事は忘れないって言うじゃない」
「全くイザベラは」
その後の言葉はなかったが、仕方がないなと顔に書いてある。
練習用の剣を持ち振るってくれた。
その姿を眺めてると横から声が聞こえた。
「お、アイツの剣を振るうのは久しぶりに見るな」
「本当ね」
アレクサンドルの両親が、息子の姿を見ている。
「父上。久しぶりに相手してくれ」
「いいだろう」
同じく練習用の剣を持ち、息子に近づいていく。
アレクサンドルの母は、私の隣に立ち、優しく微笑んでいる。
剣が交わる音が聞こえ2人で、そちらに目を向ける。
私は、ほとんどアレクサンドルを見ていた。
アレクサンドルが相手の剣を薙ぎ払う。
それを見た時いくつかの記憶が流れる。
でも顔は目元から下しか見えない。
1つは、この場所で剣の練習を励んでいて、その人に見つかって逃げたけど捕まってしまう。
『俺はもっと強くなる。いづれ王家の騎士になるために』
その言葉に寂しさを感じる。
もう1つは、どこだろう。
豪華な部屋。
『イザベラ!!!目を開けて!起きてくれ!!』
胸が張り裂けそうだ。
これは、呪いで、しばらく眠る間際?
もしそうなら、王宮にいる時の私。
この記憶は顔は全部見えてないけど、声はアレクサンドルだ。
「イザベラ!」
アレクサンドルに肩を揺さぶられ、ハッとする。
記憶の事を考えていたら、アレクサンドルとその父が戻って来てたようだ。
「イザベラ、大丈夫?何度呼びかけても反応しなかったのよ」
「深刻そうな顔してたぞ」
3人は心配の目を向ける。
今の記憶の事を言おうか悩み、出てきた言葉は
「えっと、今日はもう帰ります」
「「「え?」」」
「剣を振る姿が見れて良かったわ。かっこよかった。流石、王家の騎士ね」
「あ、ああ」
未だに戸惑っている3人を置いて、その場から走り出した。
「イザベラ!!!」
呼び止める声を無視して走り続けるけど、自分以外の足音も聞こえ近づいてくる。
そのまま腕を掴まれた。やっぱり逃げきれない。
「急にどうした」
振り向けばアレクサンドルが私の腕を離した。
「私、私・・・」
その先は言葉が続けられなくて、アレクサンドルに抱きついて泣いてしまった。
涙が止めどなく溢れてくる。
アレクサンドルは、何も言わずに抱きしめてくれた。
「・・・服が台無しね。弁償するわ」
どのくらい泣いたか分からないが、私の涙でアレクサンドルの服が台無しだ。
「いらない。それより、泣いた理由が知りたい。イザベラが嫌じゃなければ、両親も同席していいか?親もイザベラの事を、前から大事に思ってるから心配している」
私は少し考え頷いた。
アレクサンドルに連れられ、最初に来た客間に着きソファーに座る。
隣にアレクサンドルが座り、目の前には彼の両親がいる。
「突然ごめんなさい」
「謝る事なんて何もないぞ」
「そうよ」
私の両親と同じで、アレクサンドルの両親も優しい。そんな人達に育てられたから、彼も優して強くて頼りになる。
そんな人だから余計に・・・・・。
「話せそうか?」
俯いたまま話そうとしない私を、アレクサンドルが覗き込んでくる。
「・・・話せるけど怖いの・・・もし私の考えが間違ってたら傷つけてしまう。特にアレクサンドルが」
膝の上で組んでた手に力が入る。
「あなたは優しいから間違ってたとしても、気にするなと言うかもしれないけど、きっと傷つく」
「・・・イザベラ」
「私の周りは人達は優しい人ばかり。その優しさに私は甘えている。でも、傷ついてほしくない。それなら、自分が傷つく方がマシよ」
「それは残酷な優しさね」
顔を上げると、アレクサンドルの母は怒ってるように見える。
「あなたは、それでいいと思ってるけど、1人で悩んでる姿を周りは見るのよ!何に悩んでいるのか、何か力になりたいと思っても、話してくれないと分からないじゃない!結果的に傷つけている事になるのよ!あなたの悪い癖なのに、どうして分からないの?!」
「オリビア、落ち着け。イザベラが、1番不安に思ってるのは分かってるだろう。イザベラ、すまないな。だけど、オリビアの気持ちを分かってくれ。言い方は強いが、内容は他の人も同じ事を思ってるから」
感傷的になったオリビアの背中を擦りながら、アレクサンドルの父に言われた。
次はアレクサンドルの声が聞こえる。
「イザベラ、今もこれからも心配しなくていい。頼ってもらえないのは寂しいし、傷つかない人生なんてない。それでも、2人でなら、皆と一緒なら傷も和らぐ。大丈夫」
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背中を押され、先程流れた記憶を伝えた。
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「合ってる」
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彼の肩が震えていて、泣いている事は分かった。
私もアレクサンドルを抱きしめた。
先程アレクサンドルがしてくれたみたいに。
泣き止んだアレクサンドルは、笑顔を見せる。
「泣いたと思ったら次は笑うのね。どうして?」
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「あなたの顔が全部見えてないのに嬉しいの?」
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少し寂しそうな顔をするアレクサンドルの手に自分の手を重ねた。
「そうよね。アレクサンドルも辛い思いさせてるわね。ごめ「謝らなくていい」」
「でも「いいって言っているだろう。悪い事なんてしてない」」
2度も言葉を遮られた。
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記憶・・・・・そうだ!
「アレクサンドル」
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