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彩宮ゼルグラム、炎雷の業と闇の城編
7.相手のどこをみて安心するかは人それぞれ※
しおりを挟む「う……嘘……マジ……? マジでブラック? ロボじゃないよね……?」
「ロボが何だかよく解らないけど、信じられない? ツカサ君たら、僕の顔忘れちゃったなんて酷いなあ……」
「い、いや違うって! だってまさか、こういう手段で助けに来てくれるなんて、思わなかったから……」
よくよく考えてみれば可能性がない訳では無かったんだけど、でも、まさか直球で変装して乗り込んでくるとは思わないじゃん。
しかもこの国の兵士の鎧なんて簡単には用意できないだろうし……。
まだちょっと信じられずにブラックをじろじろ見ていると、相手は両手を広げて俺に抱き着いて来ようとした……が、自分が鎧を纏っている事に気付くと、ガチャガチャと音を立てて装備を外しはじめた。
う、うん、そうだね。鎧だと抱き締めた時に感触解んないもんね。
やがて鎧を全部脱いで普段着になったブラックは、棒立ちのまま用意を終えるのを待っていた俺に改めて両手を広げる。
「さ、確かめてみてよ」
自信満々な声でそう言って俺を腕の中に招こうとする相手に、俺は一瞬躊躇したが……けれど、黙ってブラックに近付いた。
正直な話、俺だって会いたいと思ってたから。
「ああ……ツカサ君のにおい、ツカサ君の柔らかい体だ……」
俺の体をぎゅっと抱きしめて、ブラックは感慨深げに声を漏らす。
発言の仕方は変態そのものだったけど、癪な事に俺も同じような事を思っていたので何も言えなかった。……だって、俺も……ブラックのにおいを久しぶりに感じて、自分でも驚くくらいに安心してしまっていたから。
ああもう本当、格好悪い。こんな事で安心するなんて、そんな事じゃ一人で脱出するなんて夢のまた夢だろうに。
だけど、もう、安心してしまうと緊張感が取り戻せなくて。
「ツカサ君……ああ……」
黙っている俺を抱き締めていたブラックは、感嘆の声を漏らしながら徐々に手を別の所へと動かし始めた。
背中に張り付いていた手が背筋を登って肩を撫で、頭に向かい、また下へと降りて行く。その手の行き先が尾てい骨の先に伸びそうになって、俺は思わず後ろ手でパンとブラックの手を叩いた。
「お、お前なあ、せっかく再会したのにすぐにサカるなよ!!」
「え~? だって、すぐ近くにツカサ君がいるんだよ? やっと会えたんだから、こうなるのも仕方なくない?」
そう言いながら俺の下腹部あたりに押し付けて来るのは、膨れ上がったズボンの合わせ目だ。それがどういう物なのかは、最早説明すら必要ないだろう。
少し距離を取って俺はそのブラックの興奮を確認してから、再度ブラックの顔を見上げた。どうせスケベな顔をしているんだろうなと思っていたが……。
「ねえ、ツカサ君……本当に僕、寂しかったんだよ」
悲しそうに俺を見つめる表情に、思わず言葉を失った。
てっきり、変な顔をしてると思ってたのに。
いや、変な顔だし顔もしっかり興奮して赤くなってるけど、でも、こんな風に俺に懇願するような顔をしていたなんて思ってなくて。
目を瞬かせる俺に、ブラックは眉根を寄せて切なそうな声を出す。
「ツカサ君が攫われてから、何度ここに押し入ろうとしたか……。でも、ロサードやシアンに止められたから必死で我慢して、耐えて、やっとここまで来たんだよ? ツカサ君の事をずっと考えてさ……」
「ブラック……」
呼ぶと、腰を軽く抱え上げられて体を浮かされる。
そのまま額にキスを落とされて、俺は思わず身を竦めた。だけど、キスは止む事はなく、鼻の頭、頬、口へと降りて行く。
久しぶりに感じた相手の唇の感触に震えると、相手は俺の反応に応えるかのように少し顔をずらしながら、何度も何度も音を立てて軽いキスを繰り返した。
「んっ、ぅ、んむっ……ん……っ」
体が揺れる。息を継ぐよりも早く何度もキスをされて、頭がぼうっとしてきた。
いつの間にかブラックの胸に縋りついていた俺に、ブラックは鼻息で笑うと、ゆっくりと俺の体を傾けて柔らかい地面へと降ろした。
あ……これ……ベッドだ…………。
少し荒くなった息でブラックを見上げると、相手は顔に陰を落としながら覆い被さって来て、欲情に光る菫色の目でじいっと俺を見つめた。
「僕、我慢したよ、ツカサ君。……ねえ、だから……ご褒美くらいくれたって良いだろう……?」
「…………」
そう、だよな……。
ブラックはいつもあれほど俺が離れるのを嫌がってたのに、今まで他の人達の話を聞いて、大人しく鎧を着て、今まで我慢してたんだ。
本当なら自分の好きにやりたかっただろうに、それでも耐えていてくれた。
いや……我慢してまで俺の事を心配して、取り戻そうとしてくれていたのだ。
そう思うと、何だか急に顔が熱くなって、俺はどぎまぎと目を逸らした。
「ツカサ君?」
「あ……う……そ、その……」
やばい、なんだろ。何か凄く恥ずかしい。
ブラックが自分を押し殺してまで俺を救いたいと思ってくれたのが、なんだか物凄く体を熱くして堪らない。何でだろう。まさか俺、ブラックがそんだけ俺の事を必死に考えてたのが嬉しかったのか?
そ、そんな乙女な……。バカ、俺は男だぞ。自分の力だけで脱出してブラック達の所に戻るつもりだったのに、そんな捕らわれのお姫様みたいな反応は駄目だろ。
迷惑かけてんだし、俺の注意不足なんだし、なのに、なのに……。
「……ツカサ君、僕と逢えたこと……そんなに嬉しいの……?」
「ふぇっ」
指摘されて、変な声が出る。
口を閉じようとしたがその前に手を取られて、また俺はキスをされてしまった。
「んっ、んぅう……っ」
口以外の部分が、ちくちくざりざりする。
だけど唇に触れている部分は、カサついているけど熱くて柔らかくって、思わず肌が粟立つ。そんな俺の反応に気付いているのか、ブラックは閉じた俺の口を舌でなぞって、強引に入り込んできた。
「ふぅ……っ、ん……はっ」
「はっ……ぁふ……ツカサく……っツカサ君……っ」
角度を変えられて、もう一度舌を差し込まれる。
ぬるりと口内に侵入してきた熱い物体は、俺の口の中を確かめるように動いて、ひくひくと動く俺の舌を絡め捕って裏筋を擽る。
思っても見ない行動に思わず体を跳ねさせるが、ブラックは俺の動きを封殺して思う存分俺の口の中を蹂躙した。
「んっ、んぐっ、ぅ、んう゛ぅ……っ!」
「……っ、ふはっ……あはは……っ、ツカサ君……キスだけで顔真っ赤……」
唾液を俺の口から伝わせながら、やっとブラックの顔が離れる。
こ、こんちくしょう、だらしない顔で真っ赤なのはアンタも同じのくせして。
棚上げするなと睨み付けるが、しかしブラックは緩んだ顔をさらに緩めるだけで、俺の怒りなんて意にも介さない。それどころか、涎を口端から垂らした小汚い顔でえへえへと笑いながら、俺の服を固定していた腰の紐を解いて来る。
「ツカサ君のそう言う顔、本当に可愛いなあ……。あは……。僕だけの、僕だけのツカサ君だ……」
熱に浮かされたようにそう言いながら、ブラックは俺の服を脱がそうとして来る。いつもなら、やめろと言う所だけど……その……。
あんまり考えたくないけど……俺も、ブラックと再会した事に舞い上がっているらしく、なんだか抵抗も出来ないっていうか……。
「下着も脱ごうか」
「あっ……!」
恥ずかしがっている間に下着を強く引っ張られて、強引に脱がされる。
思わず少し体を起こして直視してしまった俺の体は、なんとも情けない事にキスだけでもう既に半勃ちの状態になってしまっていた。
「あはっ……あはは……! つ、ツカサ君もっ、僕とのセックスを望んでくれてたんだね……!? ああっ、う、嬉しい……あは、ぅ、嬉しいよ……!」
あ、ああ、ヤバい。またブラックの顔が気が狂った悪人みたいな顔に……。
いや別に嫌いじゃないけど、そういう顔も嫌いじゃないですけど、こんな顔になったブラックは俺にはもう止められない訳で、そりゃ今は会えたことは嬉しいし別にえっちも嫌じゃな……って何考えてんだ俺は!
とにかく落ちつけ、と言おうとしたが……相手は酷い興奮状態で荒い息を漏らしながら、もう俺の足を割り開いていた。
「ブラック……っ!」
「ご、ごめんツカサ君……も、僕、我慢できないよ……っ!」
そう言うと、ブラックは何を思ったのか――勢いよく俺のモノにしゃぶりついた。
「ふあぁあ!? ゃっ、あっ、いやぁっ! だめっ、そ、そんないきなり……!」
ブラックの髪を掴んで止めようとするが、相手は構わずにじゅるじゅると水音を立てて俺のモノを吸い、武骨な指で輪を使って根元から擦りあげて来る。
しかしそれだけに飽き足らず、刺激に腰を浮かせた俺の尻の側に手を差し込んで、谷間に指を入れ込んできた。
その久しぶりの指の感触に、思った以上に俺は反応してしまって。
「っあぁあ!! ひあっ、ぁ、やぁああ! だぇっ、そっち、つ、突いちゃやらっ、や、も、だめっ、でるっ、いくぅう……!!」
やだ、こんなの……指で探られただけなのに、なんでこんなに反応するんだ。
これじゃあ、まるで俺の方がブラックを求めてるみたいじゃないか。
そんなの、だって。
「ひあっ、あ、ぅあぁああ……!!」
違うと言いたいのに、声は自分でも驚くほどの甘い声しか出てこない。
その事に興奮したブラックに先端を強く吸われ、ぐりぐりと閉じた窄まりを指で弄られて、俺はあっけなく達してしまった。
「はっ……はぁ……は……」
「あは……いっぱい出たね、ツカサ君……浮気してないみたいで安心したよ」
「う……うぅ……」
エロ漫画みたいな事言うなよぉ。こっちはこれでも凄く恥ずかしいんだぞ。
涙目で顔を隠す俺に、ブラックは笑いながら俺の腰を掴んで上げる。
そうして、「んべ」とわざとらしく声を上げながら口内に溜めていた俺の精液をだらりと吐き出した。う、ううう……女の子なら萌えたかもしれないのに、相手がオッサンだと辱めとしか思えない……。
「液体がこれしかないから、今日は精液で許してね」
「ばっ、も……言うなったら!!」
解ってるよ、解ってるから!
あーもー畜生、余計な事言うくらいならさっさとヤってくれよもう!
こうなりゃヤケだと自分でも少し腰を上げてやると、ブラックは子供かとツッコミたくなるくらいに嬉しそうに顔を輝かせて、精液でドロドロになった指を俺の尻に突っ込んできた。
「は、はやくっ、早くほぐすからね……!」
「ぃああ゛っ、ば、ばかっ、そんなしたら苦しっ、ぇ……!」
「あっ、そ、そっか、セックスしてなかったから、また狭くなっちゃったんだね。ああ、でもそれって、本当にツカサ君が誰にも犯されてないって事なんだよね……なんだか余計に興奮してきたよ……今すぐ射精しちゃいそうだ……」
「もぉいっそ無駄打ちしてしまえぇ……っ!」
そんな事で俺の不逞の疑いを晴らすのはやめてほしい。精液の濃さだの尻の具合だの何なんだお前は。そりゃまあ信憑性の高い方法なのかもしれないが、言われる方の身にもなって見ろ、軽く拷問だぞこんなん。
誰がケツと精子の具合みて判断されたいってんだよコンチクショウ。
恋人なら俺の態度で見抜けよばかー!!
「ああ……ほら、でも、すぐ解れて来た……これって、僕の指を覚えてるってことかな? 嬉しいなあ……このキツキツの状態で僕のペニスを入れたら、ぎっちりと詰まって、ツカサ君のお尻は今度こそ僕のペニスの形を覚えちゃうかもしれないよね……あは……それ、本当最高だな……」
「んっ、うぅう……も、ばかっ……ばかぁあ……っ!」
わざと前立腺を掠めながら俺のナカを解していくブラックに、罵倒が漏れる。
こいつ、俺がいっぱいいっぱいなのを解ってるくせに、こんなド変態な事を夢見心地で呟いてわざと指の動きを外してるんだから、本当に性格悪い。
俺が辛いのも、恥ずかしいのも、知ってるくせに。
ほんとにこいつは、何にも変わらないんだから……。
「ぅ…………っ」
そう考えると、何故か、俺の体は余計に体温が上がったような気がした。
「つ、ツカサ君?」
「ぅっ、う……んぅうっ、なんでもな……もっ、いい加減にしろって……っ!」
やだ、何だか知らないけど、恥ずかしい。知られたくない。
自分でも良く解らないがどうしても居た堪れなくて、今考えていた事を知られるくらいならと、思わず催促してしまう。
ブラックはそんな俺に一瞬きょとんとして首を傾げたが――――お誘いが存外に嬉しかったのか、ニタァっと顔を歪めて素早くズボンを降ろした。
ああ、みっともない。欲まみれで格好良くもなんでもない。
涙目で相手の性欲丸出しの行動を見ていたけど、でも、そんな姿を見ても、俺は残念ながら萎えるどころかますます心臓が高鳴って、体が熱くなって行って。自分に対してそれだけ昂ぶっているのだと言う事を見せつけられると、なんだか泣きだしてしまいそうな程に感情が揺れてしまっていた。
「ブラッ、ク」
「も、もう良いよね。良いんだよね……?! あはっ、はっ……い、挿れるよ……馴らしきってなくても、後で怒らないでねツカサ君……っ!」
俺の足を抱え上げて、濡れそぼってわずかに開いた窄まりに、俺の貧相な物とは比べ物にならない程の赤黒い剛直をブラックが押し付ける。
その感触に肌が再び粟立ち悦ぶのを感じて、俺は目を細めて息を吐いた。
重く、熱い、大きな塊。忘れるはずもない、唯一自分を組み敷いた相手の凶悪で凶暴な分身だ。
その分身がぐっと窄まりを拓くのを感じ、俺は息を詰まらせ体を仰け反らせた。
「ぁ――っ!! っ、あ゛……ぅぁ、あ゛、あぁあ゛あ゛~~っ……!!」
苦しい。あまりにも圧倒的な質量に体が耐えかねてガタつくのが判る。
けれども、それ以上に何かが満たされるような感覚を覚えて、俺は苦しさに喉を絞りながらも、必死にシーツを掴んで息を吐いた。
「ぅ……く……っ……っは、はぁ、はっ……つ、ツカサくっ……今日、なんか……っ締め付けが凄いよ……っ」
「っ、い゛……だ、って……もっ、おっき……くるじ……っ」
「あは、う、嬉しい事言ってくれるよね、ほんと……!」
何が気に入ったのか、ブラックは笑うと、一気に腰を進めて来る。
その逆流するような感覚に悲鳴を上げる俺に構わず、ブラックは根元まで埋めきると、そのままゆっくりと腰を動かし始めた。
「っあぁあぁあ゛……! ひ、あ゛っ、や、あ、あぁあ……!」
「ふっ……ふふ……馴染むと、もう、柔らかくなってきたよ……ほら……っ」
ゆっくりと引き抜かれて、再び押し込まれる。ブラックの先走りと俺の精液が混ざった水音が下品なくらいに耳に響いて、俺はその恥ずかしさに悶えて首を振る。
だけどそれはブラックを煽る事にしかならなくて、抽挿はどんどん激しくなっていった。
「やっ、あ、あぁああ! ひあぁっ、も、やっ、らぇっ、もっ、ぁ、あぁああ……!」
「あぁっ、あ……っ、あはっ、あはは……っ! 気持ちいい……っ、くっ、ツカサ君のナカ、久しぶりなせいか痛いくらいに締め付けて来て……っ、くっ、ぅ……!」
ナカを散々に掻き回して突き上げていたブラックの怒張が、俺の前立腺を擦りあげながら一気に深く突き刺さる。
「っ……! だ、出すよ、ツカサ君……ッ!!」
「ぅあぁっ!? やっ、あ、も、だめっ、あっ、あぁああ……!!」
腰を強く掴まれて、俺は逃げる事も出来ずにブラックの精液をナカで受け取ってしまった。奥の奥までたっぷりと注がれる感触に、俺も耐え切れずに達する。だけど、俺の量とは段違いの量を体内に注がれる感覚は、あまりにも異質で、俺はいつも以上にびくびくと体を震わせてしまった。
そんな俺の姿に、ブラックはだらしない笑みを浮かべると、俺と繋がったままでキスをして来た。
「んっ、ぅう……っ」
「っ……。あは……僕もずっと我慢してたから……きっと凄く濃い精液をツカサ君に出しちゃっただろうな……」
何を言ってるんだ、このド変態中年は……。
そうは思ったけど、なんだか恥ずかしくて俺は何も言えなかった。
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