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第14章
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(自分を縛っているもの?)
なんだ、それは?
宗太郎には、先生の言っていることが、理解出来ない。
(なんでそんなことを言うのか?)
まるで先生は…宗太郎が何かを隠している、と決めつけている
ようじゃないか?
宗太郎はあらためて、先生が何かを企んでいるのだ、と感じる。
「それって…人違いなんじゃないですか?」
自分は、先生の思うような人間じゃない…
先生に抗議するように、見返す。
すると、そんな宗太郎の表情を見るなり、
「あれ?おかしいなぁ」
見立て違いなのか?
先生はつぶやく。
「何で…キミは、自分を押し殺そうとするんだ?」
逆に、先生に問い詰められる。
「なんだって…」
そもそも、何もないに決まっているじゃないか!
そう言い返したいのに…
なおも執拗に、先生は強いまなざしで、宗太郎を見る。
「あの…」
目をそらそうとすると、先生はポケットからロウソクを取り出し、
ライターで火をつける。
「炎を見るんだ」
有無も言わさぬ調子で、宗太郎の目の前に突き出す。
「キミは…10年前、何を見たんだ?」
ゆっくりと、宗太郎を誘導するように、先生は問いかける。
「何も…」
ボヤボヤ…と、頭にモヤがかかりそうになり、宗太郎は目をそらそうと
する。
先生はいきなり、宗太郎の目の前で、指をパチンと鳴らした。
「あっ」
一瞬、頭の奥がスパークした。
まるで、電流が頭の中を駆け抜けたような衝撃を感じた。
なんだ、それは?
宗太郎には、先生の言っていることが、理解出来ない。
(なんでそんなことを言うのか?)
まるで先生は…宗太郎が何かを隠している、と決めつけている
ようじゃないか?
宗太郎はあらためて、先生が何かを企んでいるのだ、と感じる。
「それって…人違いなんじゃないですか?」
自分は、先生の思うような人間じゃない…
先生に抗議するように、見返す。
すると、そんな宗太郎の表情を見るなり、
「あれ?おかしいなぁ」
見立て違いなのか?
先生はつぶやく。
「何で…キミは、自分を押し殺そうとするんだ?」
逆に、先生に問い詰められる。
「なんだって…」
そもそも、何もないに決まっているじゃないか!
そう言い返したいのに…
なおも執拗に、先生は強いまなざしで、宗太郎を見る。
「あの…」
目をそらそうとすると、先生はポケットからロウソクを取り出し、
ライターで火をつける。
「炎を見るんだ」
有無も言わさぬ調子で、宗太郎の目の前に突き出す。
「キミは…10年前、何を見たんだ?」
ゆっくりと、宗太郎を誘導するように、先生は問いかける。
「何も…」
ボヤボヤ…と、頭にモヤがかかりそうになり、宗太郎は目をそらそうと
する。
先生はいきなり、宗太郎の目の前で、指をパチンと鳴らした。
「あっ」
一瞬、頭の奥がスパークした。
まるで、電流が頭の中を駆け抜けたような衝撃を感じた。
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