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パイナップル番長奇譚~疾風ポリネシアン巨漢のプロポーズ編〜

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自分の名前は『パイナップル番長』と申します。

本当の名前は、岩丼泰好(いわどん やすよし)というのですが、

生まれつき、ポリネシア人やハワイの人に似ているそうだから、

あだ名として、皆は自分をパイナップル番長と呼ぶのです。

その名前も板について、インターネット通販で、ポリネシアの伝統衣装の腰蓑を購入してしまいました。

ポリネシアン・コスプレを見せる女性もいないのに・・・

自分は、両親を失ってから、この駐車場を相続して、賃料で食うには困らないのですが、

なにゆえか、女性からもモテたことがないんです。

それどころか、男女交際経験もない47歳にもなる童貞なんです。

このまま独りでいたら、待っているのは孤独死だけ。

一人っ子ゆえ、この駐車場も国に帰属されるのか・・・

ご先祖様ごめんなさい。


いかん。いかん! こんな暗い気持ちでは、彼女なんてできる訳がない!


気分展開に、アダルト動画でも観ながら、自慰行為でもしてみよう。

この通販で買ったオナホールを使ってやろうかな? 

えーと、なんていったっけ、この作新・・・あ!思い出した! そうそう!確かこのAVメーカーの名前は『ロリッ娘エンジェルズ』って言ったっけね?
可愛い女の子たちが、オタク童貞中年のお部屋に来て、色んなことしてくれる人気作だぞぉ!!

(ポロンッ)

よし、再生開始!

画面いっぱいの可愛い子ちゃんたちの登場!これはなかなか素晴らしいじゃないか!

(パンッパンッ、パコパコパコ・・・パンパンパンッパパッ)

(ブチューーッ・・・プハーッ)こりゃぁいい。

あれ?!。あれあれ!?、勃起が続かないぞ。

オナニーなのに中折れしてしまった。性欲も歳には勝てないのか・・・

自分の唯一の楽しみであるオナニーも満足に出来ないなんて、もう人生の限界点だ。どうしよう・・・

そうだ!今からでも、結婚して嫁を貰えば、自分も人生逆転できるかもしれない!!!

とは言ったものの、47年も頑張ったのに未だに童貞の自分が、どうやって嫁をもらったら良いのだろう???

一か八かだ!、街に出て、ナンパにでもチャレンジしてみよう!!

生まれてこのかた、ナンパなんて、やったことないけど、一人くらいは相手になってくれるかもしれない。

まずは、お風呂に入って体臭を落として・・・

髪型は、尊敬するキム将軍様と同じ覇気カットにセットして!

よ~し。準備はできた。いざ出かけますか!レッツゴォー!!!!


玄関から、元気に出発するパイナップル番長が外に出た瞬間、周囲が回転して、

何やら世界の雰囲気が一変したのだが、ナンパ成功へ向けてまっしぐらの番長は気がつかない。

「おっさんが頑張って移動中。汗びしょびしょ。」

「あっつぅー。また暑いぞぉ~ここはサウナなのか!?いや違うぞ。人工的な熱気ではなく、本当に気温が高いのだ!どういうことだぁ!?しかも周りを見渡しても砂漠しかないではないか。どこを歩いても、砂の海だけだ。なんだこの光景は? 東京の荒川区に砂漠なんてあったっけ? 夢でも見ているような気分になってきた。頭がクラクラしてきたなぁ。ああ、ダメだ。目が回ってきてしまったぞぉ。ふらついて倒れそうだ。もう死ぬー!、南無阿弥陀仏おばーちゃん!!」

そこへ、「大丈夫ですか?」と誰かの声がする。

女みたいな声だが、男のようでもある。一体誰が声を掛けてきたんだろう?

振り向くと、そこには、黒いローブに身を身に包む男らしき人物が立っている。見るからに怪しい奴だ。

その男は言う「私は占い師にして予言者です。パイナップル番長、あなたに道を示すために、ここに来ました。」

「ちょうど良かった。自分を占ってください。お願いします。自分は結婚したいのです。でも未だ童貞なんです。家は地主なのに、どうしてなのか理解できません。なんでですか!???、うえーん!!」
パイナップル番長は泣きながら占い師に悩みを相談した。

すると、ローブの男は、袖から水晶玉を取り出した。

占い師の男が呪文を唱えると、水晶玉の中にはパイナップル番長の姿が現れた。

色黒の豊満な身体の南国島人に、パイナップル番長が股間を握られているのだ。

そして、水晶玉のパイナップル番長をじっくりと見ながら、
「あなたには、サモア人の呪いがかかっていて一生童貞のまま孤独死の未来が待っています。この運命を変えたいなら、全裸に腰蓑というポリネシア人の伝統衣装で世界中を行脚しなさい。そうすれば呪いは解けるでしょう。」
と言いながら、天に指をさして、占い師は、そのまま幽霊のように消えてしまった。

「うそ、消えちゃった・・」、

そう呟くのと同時に、パイナップル番長も意識を失ってしまった・・・・

・・・・

気がつくと、パイナップル番長は、全裸に腰蓑姿で日暮里駅前に倒れていた。

起き上がるやいなや、プラス思考で「よし!占いを信じて、この腰蓑一着で長旅に出よう!」と

中年の底力で元気に走りだす。

こうしてパイナップル番長の長く果てしない嫁探しの旅(呪いを解く旅)が始まったのであった。

「おい見ろよ。パイナップル番長だよ」ヒソヒソと話をする子供たちが居た。

「うわっほんとうじゃん」

「変な服着てる」

「裸で気持ち悪~い!」

と、日常生活を逸脱したような存在のパイナップル番長は、すぐに話題になった。

走っているパイナップル番長の姿をみて、子供達が一斉に笑い出した。

「あははは。パイナップル番長って、だらしないお腹していて恥ずかしいね。」

「うふふ。そうよね。顔もなんか面白いね。」

パイナップル番長は、子供たちの好奇心から逃げるように全力で走ったので、

彼を馬鹿にする子供の群れは、どんどん遠くに離れて行ってしまった。

「ちきしょーーー!!、パイナップルなんて食われる立場だからいかんのだ。
自分が食べる側になってやるぞぉ!!」

「うっしゃー!、女ども待っていろ!モテない恨みを晴らしてやる!

(ブシューッ)鼻血が噴き出て来たぞ!血圧が上がり過ぎて興奮状態になっているようだ。

さらに、パイナップル番長の顔が赤くなった。身体から湯気が出てきていた。

それでも、嫁を求めて、すごいスピードで走り出す。

「ハアァ・・ハアァ・・ウワォッホホーイ」叫びながら走っている。

その姿はとても奇妙だった。腰蓑だけ着けて、全裸で腰に手を置いて走るオジサンの姿は皆の関心を集めた。

パイナップル番長が通った後にも、白い湯気が立っていた。

「熱い、あついぃ・・・、暑いじゃなくて、熱いんだが・・まあどっちでもいいけど。
しかし・・・これは凄いな。裸になるとこんなに風通しが良くなるのか!?
汗が吹き出てくるのを感じるぞ。爽快だ!!
この感じならどこまででも走れそうな予感がするぞ。行くぞー!!!」

全裸の巨漢が走り去った後には、
「なんだろう?」
「なんだか南国の匂いしない?」
「そう言えばするわね。これトロピカル系の匂い。」
「何なのかしら?果物?」
不思議がりながらも、普通の可愛い女達はパイナップル番長に近づくことはなかった。

パイナップル番長が全裸で走って数日が経過していた。

ある日、だんだん日が落ちかけて来たころ、やっとの思いでたどり着いた場所は、小さな村である。

村では、腰蓑全裸の男が走って来るのを見た住民が大騒ぎしていたのだが、

村人を無視をして、村の外れまで走っていったら、

老人に「ここで止まれ」と言われて止まったのだ。

どうやら村長らしい老人が話しかけてきた。

「おまえさんはどこから来たのかね?どうしてそんな滑稽な格好をしているのかね?」

「自分は、東京の荒川区に住んでいますが、正規の仕事が見つからないので、
 運送会社で日雇いのアルバイトをやって生活しています。
 もう無断欠勤でクビになっていると思います。
 占いを信じて、この姿で嫁探しの旅をしております。」

「それは難儀なことじゃな。ところで、おぬしは旅行の荷物も持たないのかね?
 もし良ければ、今日はうちで泊まるといい。
 今夜は寒くなるそうだから、暖かくして休め。ほれっ、これを纏って眠るが良い」
 と毛布を差し出して来てくれた。

「ああ、ありがとうございます。」とパイナップル番長は毛布を羽織った。

睡眠後、毛布を投げ捨てて、村長に挨拶もせず、また走り始めた。

今度は日差しが強いのでサングラスを掛けた。

腰蓑全裸にグラサンで、またしばらくすると村に着いた。

パイナップル番長が近づいてくるので住民達は、怖くて逃げ出していった。

そして日が暮れる頃には、パイナップル番長の噂を聞きつけて人が集まってきた。

噂を聞いた人々が大勢集まってきて、
「おおーあれがパイナップル番長だ!」
「本当に全裸に腰蓑姿じゃないか。本物を見れるなんて感激だぜ!」
と大盛り上がりしている中を、全裸に腰蓑姿で通り過ぎていく。

その光景が更に話題を呼び、「疾風ポリネシアン巨漢」という

二つめのアダ名が付けられることになったのだ。

パイナップル番長の知名度は、あきらかに高まっていた。

「さて、ここまでは上手く行ったが、名前が売れても意味がない。
 本来の目的を見失ってはいけない。次は嫁を探さないと、
 嫁が欲しい、嫁が欲しい・・・。嫁が欲しいぞ!、嫁はどこにいるのかなぁ
 ん~?あっちの方から良い香りがして来るような・・・行ってみよう!」
と独り言を言いながら走っていく。

嫁を探し始めて早数年、49歳になったパイナップル番長が辿りついた場所、

そこは・・・ジャングルの奥深くであった。

そこに、一人の老婆が座っていた。

老婆が話しかけてくる。

「あんたは何をしているんじゃい?」と聞くので、

「自分は、日本の東京都荒川区から嫁を探しに来ていて、
 今まさに嫁を探して彷徨っている最中でございます。」と答えた。

「それならば、ここに住む私の孫娘を紹介してあげるよ。
 このジャングルの一番奥に住んでいるから訪ねて行くがいい。」
老婆が答える。

パイナップル番長は、
「孫がいるのですか?是非ともお願いします。ありがとうございます!」
と言って立ち去ろうとした。

しかし、卑猥な形のバナナが目に入ってしまう。

『これはなんだろう?』

「おお、これに興味があるのか?、これは、ペニバナナンという果実で、
 食べれば子種が元気になると言われておる。どうぞ召し上がれ。」

「いえ結構です。自分は肉以外は食べない主義ですので!」
パイナップル番長がキッパリと断ると、

老婆は、
「そう言わずに!。食べないと元気が出ませんぞ!。
 ほらっ、つべこべ言わずに食べろ!」
と強引に渡してくるので、フェラチオのように口に咥えながら食べるしかなかったパイナップル番長である。

仕方なく食べている間にも老婆は、
「ワシに比べれば、まだまだ若いんだから頑張らないとダメだよ。
 精を付けて嫁を見つけるんだよ!」と発破を掛けてきた。

パイナップル番長は、
「うっぷ・・。は、はい。ありがとうございます。
 なんとかがんばります・・。げふぅ。」と言い残し、
ジャングルの奥へと進んで行く・・・

ペニバナナンを食べてしまったせいなのか、パイナップル番長は全身がムラムラするようになってきたのだ。

パイナップル番長は走りながら考え込んでいた。

「おかしい、ペニバナナンを確かに食べたけど、
 なぜこんなに気持ちよくなってるのか、謎だなぁ。
 まあいいか嫁探しに集中しなければ、よし出発しよう。嫁はどこかな。」
と、一人でつぶやきながら進んでいるうちに、今日も日が落ちてきて辺りが見えなくなってきた。

このジャングルは、夜になると気温が下がり肌寒い。

全裸なので風邪をひかないようにしないと、と思っているところへ大きな生き物の気配を感じた。


その巨大な生物・・・・・

デカすぎる肥満女性が、先ほどの老婆の言っていた孫娘であった。

デカすぎて視界から見えないほどだが、ツーンとくるチーズのような臭いを頼りに嫁を探す。

すると声が聞こえて来た。嫁らしき者が叫んでいたのだ。

「わはは、良く来たな。私はキワーノ司令官。40歳のバツイチ女性だ。」

パイナップル番長が、
「おおー、お嬢さん???。おばさん???
 とにかく自分と結婚してくだされ!
 49歳で童貞の自分ですが、私の嫁になってください!!!」
とプロポーズで叫び返した。

デカすぎる中年女性は答える。

嫁候補と思われるデカい女性は、

「ふん!童貞だと?そんなの知るかい、

 こちとら離婚してから20年以上も一人なんだから寂しいんだよ、

 身体が30メートルまでデカくなってしまったのが離婚原因さ。

 まあ、お前さんと結婚してやってもいいが、条件がある。

 まずはこの私の下半身の荒ぶる秘貝を鎮めておくれ!」

と言って、巨大なズボンと下着をドスーンと脱いで、

M字開脚になって荒ぶる秘貝を見せつけてきたのだが、あまりにもデカい!!!

その秘貝は、まるでカヌー。幅120センチ。長さ3メートル。えげつなく巨大だった。

あまりの大きさで目が飛び出しそうになったパイナップル番長が言う。
「そ、それがあなたのヴァギナですか。す、すごい巨大サイズですね。
 自分は体はデカいですが、ペニスが小さく包茎なのでお役にたてるかどうかわかりません。」
と返答したら。

デカい女性は、
「パイナップル番長よ。そんな細かいことを気にするもんじゃない。
 お前の全身で私のヴァギナに入るようにすればいいじゃないか、
 ほれ早く突っ込め!」と指示する。

パイナップル番長が叫ぶ。
「もう、一か八かでやってみます!。もうそれしかない!。
 よし突っ込んでみます!。痛くしないで下さいね。」
と言いつつ腰蓑を脱ぎ捨てて、
ペニバナナンの効果でバナナのように太くなった男根ごと勢いつけて全身を挿入していく。

するとズッポリと番長の全身が、デカすぎる女キワーノ司令官のヴァギナに挿入されてしまった。

パイナップル番長は、
「全身だけど、膣内に入ったから、これで童貞卒業と考えて良いのかな?」
と疑問に思う。

デカい女性が、
「どうだ私のヴァギナは、大きいだろう、
 でももっと奥まで入るんだから覚悟しておくことだな。」

パイナップル番長が、
「まっ、待ってください。前に動きますから。
 あ、あれぇ?、本当に奥に行けちゃうの? スムーズに前へ進めるよ。
 すごい大きさだな。まるで洞窟だ。」
と驚きながら全身を動かして周囲の膣壁を刺激する。

そして、強烈なマン臭漂う膣内で、
「なんだか、童貞卒業感がないな。」と、
しぶしぶ自慰行為をしたのであるが、
この洞窟のような膣内は、まだ奥まで続いている様子だった。

パイナップル番長は、
「もっと奥まで探検してみます。」
と再び膣壁をダンスのように刺激しながら奥へ向け歩き始める。
何度も膣壁を擦っているうちに、徐々に慣れてきて、
デカすぎる女が感じるやり方が解ってきたようだが、
「こんなにデカいのだから、これぐらいの刺激ではダメなんじゃないのだろうか?」
と悩むが、とりあえず続けることにした。

やがて行き止まりに到達して、

突き当たる感触があったので奥の壁を調べて見ると、

今度は、パイナップル番長のペニスが丁度入るくらいの穴があることに気がつく。

不思議に思って、その穴にペニスを挿入して、腰を振って女を刺激してみる。

すると、「ウヒョォー!!凄い気持ちイイー!!」と、

女の大きな喘ぎ声が体内を伝わって聞こえてくるではないか!

パイナップル番長も性的に興奮する。

しばらくそうしているとパイナップル番長はイッてしまった。

大量の精子を、穴内放出する。

「やっと、本当に童貞を卒業できたのではないかな?」

とパイナップル番長はしみじみと思ったのであった。

その時「あーん、いくー、いくー!」と言う女の大声とともに、

大量の粘液が膣内に湧き出して、

その水流で膣外に流されてしまうパイナップル番長だったが、

これは間違いなくキワーノ司令官が絶頂に達し、

愛液の大洪水が発生したことを悟ったのである。

パイナップル番長は全身がヌルヌルになっており、

地面には愛液らしき液体が大量に撒き散らされているようであった。

パイナップル番長が、
「さすが巨大なキワーノ司令官のマン汁だけあって、すごい量だよ。
小さな沼くらいはある。溺れて死ななくてよかったよ。」とつぶやく。

お互い性欲処理が終わったので、びしょ濡れの腰蓑を装着したパイナップル番長が、

再度、キワーノ司令官にお願いする。

「自分と結婚して貰えませんでしょうか。よろしく御願いします。

 自分のことを夫と思っていただいて構いません。
 
 自分と結婚したら、根拠はありませんが毎日幸せな気持ちになれると思います。
 
 子供もたくさん作ります。自分と結婚して欲しいのですが、どうか宜しく御願い致します。」

 と言って深々と頭を下げる。


「了承しよう!、パイナップル番長よ、私と結婚してくれて感謝しているぞ。
 
 私と結婚することによってお前にも多くのメリットがあるのだ。

 結婚して良かったと思うことだろう。これから末永く頼む。」

二人は熱いキスをする。こうして夫婦の契りを交わしたのである。

そして、デカすぎる女であるキワーノ司令官の肩に乗ったパイナップル番長は、

二人で東京都荒川区の自宅に向かうことにしたのだ。

長く厳しい道中のため、デカすぎたキワーノ司令官の身長は185㎝までに縮まった。

これは長旅だけが原因ではない。

実は、キワーノ司令官にもサモアの呪いがかかっていたのだ。

パイナップル番長の愛の力によって、キワーノ司令官の呪いが解かれ、

身長が人間サイズに戻ったのだ。

そして、月日が経ち、旅路の途中のある日以降、

キワーノ司令官のおなかが膨らんできてパイナップル番長の子供を妊娠していることが判明した。

近所の病院を尋ねると、

産婦人科医が出てきて、
「もう安定期ですよ。あなた、お父さんでしょ? どうしてそんな滑稽な恰好をしているんですか?、しっかりしないとダメですよ!」
と言われてしまった。

医師の見立てによると出産予定は今年の6月中旬らしいが、産まれる子が男だとわかったので、

パイナップル番長は、すぐにキワーノ司令官に知らせた。

すると、キワーノ司令官は大喜びしたそうだ。


東京都荒川区到着した後、

6月12日、キワーノ司令官は、サモア人のような元気な男の赤ちゃんを出産しました。

これにより、パイナップル番長にかかっていたサモア人の呪いは解けたのである。

もう腰蓑も卒業だ!

生まれたばかりの自分の子供を見ながら、パイナップル番長が言う。

「自分が父親になれるなんて思ってもいなかったです。
 ありがとう!キワーノ司令官!」

キワーノ司令官が答える。
「私達のかわいい赤ちゃんだ。
 父親なんだからパイナップル番長も正職に就いて、
 しっかり守ってあげるんだぞ。」

2人で見つめる中、赤ちゃんの産声が部屋に響く。

そして、二人の生活が始まったのである。


めでたし、めでたし。


*****おしまい*****


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)

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