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パイナップル番長奇譚~パイナポー☆クリスマス編〜

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街はクリスマス一色、煌びやかなイルミネーションが無情にも孤独な心にしみる。


「ああ、今日もモテないな。」

パイナップル番長がつぶやく。

日雇いの運送会社のバイトを終え、自転車で帰路についた。

彼の名前は岩丼泰好(いわどん やすよし)。別の名を『パイナップル番長』と言う。

彼は、正真正銘の日本人であるが、その並外れた褐色の豊満な肉体は、まるでポリネシア人もしくはサモア人のようであり、もはや南国諸島人の風体をなしているのが、その名称の由来だ。

もう彼は47歳にもなるのだが、いまだに童貞であり、彼女いない歴も47年になる大ベテランなのである。

彼は、家が地主なのに、ビックリマンシールを集めることしか趣味がないというモテない条件が整った男で、今夜も、帰路で自転車に乗りながら、女性のパンチラでも見えないかと、人通りの多い道をあえてキョロキョロしながら走っているのだ。


「ああ、今夜もモテないな。」

パイナップル番長がそう呟いた時だった。

ドガガガガッ!!!!という轟音が響き渡り、世界が激震した。


地面が激しく揺れ動き、空からは大量の土砂が落ちてくる。
何が起こったのか分からないまま地面に叩きつけられてしまったパイナップル番長は、辺りを見回すと……

そこには地獄絵図が広がっていた。

街は完全に崩壊してしまっていたのだ。

建物は倒壊して燃え上がり、火の手を上げていた。

アスファルトにはヒビが入り、水道管が破裂して至る所から水が吹き出しているようだ。

人々は叫び声を上げて右往左往している。中には逃げ遅れて瓦礫の下敷きになって苦しんでいる人々もいた。

そんな惨状を見て彼は思う。

(いやだいやだいやだ!なんなのこれ!自分はこんな場所で死ぬわけにはいかないのです!SEXもしたことないのに!女性と付き合うのは無理としても、せめて最期に風俗デビューくらいはしてから死にたい……。)と

自己決定権の範疇を遙かに凌駕した惨事の中、しかしどうしたものかと考えている間に、なにやら光線のような光が照射され、再び衝撃が走り、地割れが起きて道路が完全に分断されて、パイナップル番長は孤立してしまった。

その原因は、どうやら今度は地震ではないらしい。

空を見上げると巨大な宇宙船らしきものが飛んでいた。まるでファンタジー小説に出てきそうな空飛ぶ船だ。

しかしその形状は明らかに現実のものではないだろう。

何故なら船体の前部に大きな唇が付いているからだ。そして、その唇に吸い込まれるように次々と人々が消えていくのだから。

(一体なんなんだ!?これは夢なのか?いやいや夢なのだとしたら、この感覚はあまりにもリアル過ぎる。)

(自分は、いつの間に、こんなにもリアルな夢を見られるようになったんだろう?)

だが、いくら考えても答えが出るはずもなかった。なぜなら、彼の記憶の中にはこのような状況と一致する光景など、一度も見たことがなかったからだ。


完全に孤立し、生存への確率が著しく低く、八方ふさがりになった状況を痛感し、パイナップル番長岩丼泰好が心底からの苦悶を、全身全霊の大声で泣きながら叫ぶ

「ちきしょーーー!!!! 自分の人生はずっとこうだった! 生誕から47年間ずっと彼女無しで生きてきた! 人生の殆どはニートだったが、最近では肉体を使って運送会社で辛いバイトをしているんだぞ! すごいだろ!? まぁそれでも彼女は出来なかったけどさ……。だから、この惨事の中、ハリウッド映画のように運命の美人でセクシーな彼女ができて生き延びて結婚できるような奇跡が起こるわけが無いって事くらい自分でも分かってるつもりだよ! でも、童貞独身ままで、さすがにここまで酷い人生の最期を迎えることになるとは思わなかったよ! 誰か助けてよ! 南無阿弥陀仏おばあーーーちゃーーーん!!!! 」
そう男泣きしながら絶望した。

でも、心の僅かな部分に生存本能があることに気づき、絶望の最中でも、何とか生きてこの場を離れようと試みる。

しかし、筋肉に全力を込めても体が思うように動かない。

どうしたことだろうかと思って足元を見ると・・・


なんと! 自分の両足がチンポになっているではないか、それも ふにゃふにゃの包茎チンポに!

(えぇーマジですか? これが夢だとしたら、自分の両足をチンポに変えるって発想! いったい自分どんな願望があるんだよ?)と思った瞬間、彼は理解するのと同時に全身の血の気が引くのを感じた。

それはそうだ。彼は今まで、女性から、自分を性の対象として見られることが無かったからである。

しかし、今の彼の姿は、女性にとって性の対象と判断される可能性が充分にあった。何故なら、パイナップル番長の両脚は、包皮を被った生々しい男性器になっていたからだ。

パイナップル番長には、自らの足がチンポに変化し、生まれて初めて女性からの視線や感心を気にしなければならない状況に置かれたことが、ただひたすらに恐怖でしかなかったのだ。

さらに最悪なことに、時が経つにつれ、彼は下半身だけでなく上半身も、首から上もすべて変化しており、パイナップル番長は人間と呼べる姿ではなくなっていた。

つまり、最終的には、完全に一竿の包茎チンポの姿になってしまっていたのだ。

彼はあまりのショックでその場に崩れ落ちてしまった。


しかし、そんなことをしている場合ではなかった。

空に浮かぶ巨大宇宙船からは、次々に太った全裸のデカいオバサンのような雌の宇宙人が地上に降りたってきたのだ。

(ああ、なんてことだ!あの宇宙人たち全員デブでブサイクなオバサンじゃないの?しかも全裸でデカすぎるじゃないか!あんな奴らの陰部に自分の身体全部を挿入されるなんて絶対に嫌だ!!!)

と心底思ったとき、デカくてブサイクなオバサンたち(異星からの侵略者らしき者たち)は、下品極まりない喘ぎ声をあげ始めたのだ。

「あひゃーん、あへあひっ♡♡♡あーん、ああーん!!」

すると彼女等の声に反応したかのように、包茎チンポになったパイナップル番長の身体は勃起してしまったのだ。

その後、突如、宇宙人たちの中でも群を抜くほどブサイクで巨大で贅肉まみれの圧巻熟女が目の前に現れた。

そして、勃起した包茎チンポ(パイナップル番長自身)に対してまたがると、瞬く間に自らの陰部に挿入し始めた。

「こんなに包茎の臭くて汚いチンポを自分で入れちゃうなんて、なんだ興奮してきたわい!」
嬉しそうな下品でデカい声が響き渡る。

彼女の名前はキワーノ司令官。この宇宙船団のリーダーであり、地球人をチンポに変えるために、この惑星にやってきたのだ。

パイナップル番長:「うぎゃあああああ・・・」(気絶)

キワーノ司令官:「お前たちがこの惑星で最後の人類になるだろう。よく聞くがよい。これから我々の種族を繁栄させるためには大量の地球人の精子が必要なのだ。よってこれより、お前たちには、我らの遺伝子を残すための種となってもらう!そのために今からお前たち全員を光線でチンポに変えてやるから覚悟するが良い!!」

キワーノ司令官:「あら?、この包茎チンポの元初老オジサンは元気がないみたいだ。元オタク中年童貞か?マジ使えねーな。ダメだこりゃ。」
一度、股ぐらに挿入したパイナップル番長を股間から出して手に持ちながら言った。

運良くもキワーノ司令官の股間から脱出したパイナップル番長は、意識を取り戻し、なんとかこの危機的状況から逃れようとしたが、彼の体は先程から一向に動く気配がない。それどころか、自分の意思とは裏腹に体が勝手にピクピクと動き出した。

この状況を体験しながら彼は悟った。どうやら自分はこの侵略者の言いなりにならざるを得ない運命にあるらしいと……そう思っているうちに、キワーノ司令官に全身を握られた。

そして、包茎チンポ(パイナップル番長自身)の竿の根本に、ぶらぶら下がっている陰嚢に入っているキンタマを手で持ち上げられたのだ。

キワーノ司令官:「お前に備わっている本来の男性機能を与えてやるから、心から感謝するが良い!」

パイナップル番長:「あれっ?あれあれ?うほーなるほど、これが全身チンポになった自分のキンタマかぁ~なんか竿の割にはタマタマが大きくないか?っておいちょっと待てよ?これってまさか??? 」思わず心の中で叫んだ。

パイナップル番長:「ちょ、ちょとまて、嘘だろ!?キンタマに そんなものを入れられるのかよ? やめれくれ・・」

しかし、そんなことはおかまいなしに、容赦なくキワーノ司令官は叫ぶ。

キワーノ司令官:「さぁ行くぞ!!お前には立派なチンポ生物になってもらわないと困るからな!この精液を大量に製造させる効果がある寄生生物をお前の睾丸内に移植するぞ!」

パイナップル番長:「なんてグロテスクでデカい寄生生物なんだ。そんなものを睾丸内部に入れられたら、もう自分は死ぬかもしれない……頼むから勘弁してくれ!それだけは嫌だー!!!お助けえーぇっ!(泣)」

キワーノ司令官は笑いながら言った。「安心しろ、すぐにお前は自分の全身がチンポになったことを感謝するようになる!さぁ行くぞ!!」

そう言い終えると、彼女の手に握られている巨大な寄生生物を、パイナップル番長の睾丸部分に押し当てる。すると、2匹の寄生生物はモゾモゾと玉袋を喰い破り、睾丸内部に侵入していった。

ズブッッグチュッグチ ブジュゥウウッ

キワーノ司令官: 「最初は痛いかもしらんが我慢せい!お前も自分の全身が優秀なチンポに変わっていくことに喜びを感じるようになる!心配するでない!」

パイナプル番長:「うぎゃぁー!!!痛い、痛い、いたたた。お助けえーぇっ!(泣)。南無阿弥陀仏おばあーーーちゃーーーん!!!!。
うん?おや???あれあれ???、それにしてもこの寄生生物、かなり奥まで入り込んできて、なんだか奥の方が気持ちよくなってきたぞ!」

チンポ生物になったパイナプル番長は、寄生生物の効果によって信じられないような快感が駆け巡り、全身を硬く硬く激しく激しく勃起させて痙攣のように震え始めた。

キワーノ司令官:「ふぉほほっ!いい感じに興奮してきてるようじゃのう。よし、そろそろ私の膣内に入れて射精させてやるかのぅ……」

キワーノ司令官は、再度、全身ペニス生物のパイナップル番長を、自身の膣内に挿入して出し入れしはじめた。

パイナップル番長の頭の中では、様々な考えが駆け巡っていた(まずい、全身が気持ちよすぎる。このままでは本当に男根化してチンポ生物になってしまう……。もうダメなのか?)。

キワーノ司令官:「んぐおっ♡なかなか良い硬さじゃないか!サイズも丁度よい。この調子で私と一緒にイこうではないか!」(グッチュッヌッチャッグチョ)

パイナップル番長:「うわあああっ、気持ちいい。もう限界だー!!!。いやーーん、爆発してしまうよーーー!! 南無阿弥陀仏おばあーーーちゃーーーん!!!!」

ドピュッドビュッビュルルルー!!! キワーノ司令官の中に大量の白濁した遺伝子汁を放出した。

「おおお~、早漏だが、なんという大量精子放出だ!。お前は優秀なチンポ生物になれたぞ。素晴らしいぞ!」キワーノ司令官はパイナップル番長の素質を褒める。

そして、「だがしかし、お主は地球人時代は童貞だったな?まだ本当のセックスというものを知らないようだ。チンポ生物になった今なら、その魅力に気づくことだろう。早速教えてやるからありがたく思うがよい。この司令官である私をイかせてみろ。お前自身の全身を使ってな!私はヤリマンだから問題はない。自分の好きなように動いてみろ。パイナップル番長よ!」そう言うとキワーノ司令官は自分の陰核(クリトリス)を指差す。

パイナップル番長は、恐る恐る自分の体を動かし、勃起した自分の頭だった部分(現在は亀頭)をゆっくりと彼女の使い込まれた黒真珠のような陰核に近づけた。

「どうやら、覚悟を決めたようじゃの。では、その亀頭部分で私の敏感なところを擦ってみろ!」

「こ、こんな感じですか?」キワーノ司令官の命令通り、亀頭をキワーノ司令官のドドメ色の古びた陰核にあてがい ゆっくり全身を動かし始める。

クチュ……クチュ……ヌル……ニュル……

キワーノ司令官:「あんっ!いいぞぉ~もっと早く動けぇ~」

(グッチョニチャックチュ)

パイナップル番長は 今度は激しく全身を動かす。

キワーノ司令官:「いいぞ!いいぞ!お前は最高にいい!さぁそろそろ、膣の中に挿入してみろ」

そう言うと彼女は両手でパイナップル番長を掴み、烏骨鶏の鶏冠のような黒すぎるヴァギナ口にあてがった。

パイナップル番長:「うほ!ヴァギナが こんなにもグロテスクだとは知りませんでした。ドン引きです。ですが、自分、気合いで入ります。キワーノ司令官、あなたの膣内に!」

キワーノ司令官:「ふん。ロリータビデオばかり観てマスかいてた中年童貞にはこの良さが理解できないだろうが、真の偉大な熟女のヴァギナは、このようなものだ。数限りない女の歴史が刻み込まれているのじゃ!!!!!」

パイナップル番長:「自分、感動しました。自分、入ります。ぜひ入らせて下さい。もう興奮が我慢できません。キワーノ司令官、どうかあなたの膣内に入らせて下さい!!」

キワーノ司令官:「いいぞ!来い!思いっきりぶち込んでくれー!!私の子宮まで犯してくれええー!!」

パイナップル番長:「はいっ!行きまああす!!!」

ズボッ……グチュ……ブジュゥウウッ

キワーノ司令官:「きたぁ!いいぞぉ!ああっ♡ 気持ちいいぃ♡♡♡」(ヌッチャッグチャ)

パイナップル番長:「ふぉほおっ!これはすごい締め付けだ。それに熱くて柔らかい……。もう我慢できない!!またイッちゃううぅー!!いやーーーん!!南無阿弥陀仏おばあーーちゃーーーん!!」

ドピュッドビュッビュールルー 勢いよく精子を放出するチンポになったパイナップル番長だった。

パイナップル番長:「あひゃー、あへあひっ♡♡♡ またイッちゃううぅー!!南無阿弥陀仏おばあーーちゃーーーん!!」

ビクビクッ……ドプドプッ ドビュルルルー!! 

パイナップル番長は初体験で二度イキしてしまった。

キワーノ司令官:「私も童貞包茎チンポでイキそうだ。ああっ♡イクッ! イックウウーーーー!!!」

キワーノ司令官が絶頂を迎え、膣内に大量の精子を放出されながら痙攣している。

パイナップル番長:「ハアハアハア・・・。自分、全てを出し切りました。ハアハアハア・・・。今にも心臓が止まって死んでしまうほどの ものすごい疲労感です・・・ハアハアハア・・・。」と息を切らせながら呟く。

キワーノ司令官:「どうだ、初めてのセックスの感想は?」

パイナップル番長:「ハアハアハア・・・。すごく良かったです!。ハアハアハア・・・。自分は童貞でしたので、熟女とのセックスがこれほど素晴らしいものだと知りませんでした。ハアハアハア・・・。」

キワーノ司令官:「そうだろう、そうだろう!お前は、これからもチンポ生物として、常にセックスするのが仕事になる。精魂が尽きて死ぬまでな。お前には大量射精能力が備わっているから安心しろ。しかし、お前は人間時代の性経験がないようだから、私自ら手ほどきをしてやる。お前はこれからは私のこと、彼女(ハニー)と呼ぶのだぞ!」 ずば抜けて下品な微笑みを浮かべるキワーノ司令官であった。

パイナップル番長:「わかりました、自分のことも彼氏(ダーリン)と呼んでさしつかえございません。これからよろしくお願いします。」デカくて太ったブサイクなオバサンに深々と頭(亀頭部分)を下げるパイナップル番長である。

キワーノ司令官:「うむ。それでは、もう一回セックスするぞ!休んでいる暇はない!」

パイナップル番長:「えっ?さっきしたばかりですよ?。自分、もう過度な疲労で死んでしまいます。過労死認定されても遺族はいません。どうか勘弁して下さいよ~」(涙目)

「ダメだ!私は満足していないんだ!今すぐセックスしなくては気が済まない!」

パイナップル番長:「助けて~!!!、お助け~!! 夢なら今すぐ覚めてくれ~!!頼む!!」(汗)

「うわあああああああああああああああ!!!!」


気がつくと、パイナップル番長は、いつもの自分の寝室にいた。

布団の中で汗びっしょり、そしてトランクスの中には大量の精液を放出した形跡があった。

「はあ~夢だったのか。助かった。しかし、あんなデカくてブサイクな太ったオバサンで夢精するとは。もう自分は47歳にもなっているのに……」

そう呟きながら、なにげなく、枕元に置いてある携帯電話を手に取る。

画面を見ると、メール着信を知らせる表示が出ていた。


差出人に「キワーノ司令官」と書かれたダイレクトメールが届いていた。

恐怖に震えながら本文を見ると、

「チンポ生物になりたかったら連絡してくれ。お前を性の虜にしてにやる!」

添付されたファイルを開くと、全裸のデカくて太ったブサイクなオバサンの画像が出てきた。

画像のオバサンは、半世紀前に流行っていたパーマの黒髪に大きな脂肪の塊のような豊満な肉体の姿をしていた。

「夢だけど、夢じゃなかった!(汗)」

画面を消すと同時に、パイナップル番長は固定電話のベルが鳴っていることに気づく。

「誰だろう?」


発信者の欄には「キワーノ司令官」の文字が表示されていた。

慌てて電話に出る プルルルルッ♪

(ガチャッ)

キワーノ司令官:「もしもし、パイナップル番長か!? 私のテレパシーで素晴らしい夢を見せてやったが、今、どんな気分だ?」


その瞬間!!!


頭を斧で割られて脳髄を引き出されるが如くの衝撃が全身を走った。全ての記憶が同時に駆け巡ったのだ。

刹那で全てが理解できた。パイナップル番長は全てを思い出したのだ。本当の真実の記憶を!

パイナップル番長:「自分は、超能力者にして、デカくて太ったブサイクなオバサンのキワーノ司令官と結婚していたんだった!もう自分は童貞でも独身でもなかったんだ!!」

自分がキワーノ司令官と結婚していたことを思いだし絶叫する!

パイナップル番長:「人間は年齢や外見ではないと信じながら、キワーノ司令官の超絶性技におぼれて、ついついデカいオバサンと結婚してしまったんだ。しかし、キワーノ司令官がこんなにも束縛してくるタイプだったとは!夢の中でも束縛してくるなんて!」(汗)

それでも、47年の童貞生活を終えたパイナップル番長は、キワーノ司令官に愛されていることが本当に嬉しかった。

パイナップル番長:「まあいいか。自分はキワーノ司令官のことを心の底から愛しているしな!」

キワーノ司令官:「そうだろ、そうだろう!お前があまりにもモテないから、ヤリマンの私が結婚してやったのだぞ!」

パイナップル番長:「自分ってそんなにモテないですか? 実際のところ、東京都荒川区の地主なのに?」

キワーノ司令官:「うむ、お前ほどモテない男はいないぞ!隅田川縁の地主効果を加算したところでも大きなマイナス値だ。もはや、この世で屈指にモテないぞ! 顔は私とソックリだし、面倒な性格の上、中身までも腹黒いぞ! 何より、一般的な感性の女性なら肉体関係になりたくないような身体をしている! だから、お前の全部に魅力を感じた この私が、これからも ずっと お前の面倒見てやる。感謝しろ!」

パイナップル番長:「ははぁー キワーノ司令官!ありがとうございます!こんなにも私のことを気に入って下さって!!」電話ごしに、深々と頭を下げる。

キワーノ司令官:「末永く幸せでいよう。私はお前のそういう素直なところにも惚れているのだ。」

パイナップル番長:「自分もキワーノ司令官のことを愛しています。」

キワーノ司令官:「うむ。パイナップル番長!愛してるぞ!早く私の子供を産んでくれ!」

パイナップル番長:「えっ?それは無理です(笑)。だって、自分は47歳のオッサンなんで、子宮はついていないっすよ(苦笑い)。」

二人は大笑いして、その夜は抱きしめ合いキスをするのであった。クリスマスの夜、もうパイナップル番長は独りではない。

そうなのだ。求めるべきものは、外見や年齢、職業や肩書きなどではない、本当の幸せというのは、自分を必要とする存在に巡りあうことなのかもしれない。

その後、パイナップル番長とキワーノ司令官は、たくさんの子供に恵まれ、幸せに暮らしたとさ。

** * *完 ** * *


この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)

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