嘆きのトルソに心臓を。

美大1年生の緋色は、人一倍感受性の強い持ち主。その性質のせいで、周りとうまく馴染めず、寂しい気持ちの逃げ場所として「絵」を描いていた。ある日、緋色は同級生の一色と一緒に美術館のバイトをする事になる。バイトが終わり帰ろうとした時、不自然に置かれた真っ黒な絵を見つける二人。異様な気持ち悪さを感じながらも手をのばすと、ずぶずぶと絵の中に呑み込まれていってしまい――!? ミステリアスな絵画ファンタジー開幕!

谷中分室/漫画

東京都在住。本作品にて商業デビュー。

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