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第2086話 予定がズレまくり
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鍛造に必要な炉は、そう複雑な物ではない。作るのにある程度の知識が必要だが、簡単に言ってしまえば、溶解させてドロドロにする必要は無いので、溶鉱炉などに比べれば熱の管理がしやすい。
鋳造であれば溶かしてから流し込む必要があるので、ある程度火力のある炉がないといけないが、今回必要としているのは鍛造用の炉なので、大きい必要もない。鍛造に必要な温度まで上げられれば、問題ない。
しかも鍛造に必要な熱は、クリエイトゴーレムで作った魔道具もあるので、枠組みさえあればある程度のことは出来てしまう。それでも通常の鍛冶も行えるように、従来の炭を使った鍛冶も行えるように作る必要があるので、ちょっと複雑に作る必要がある。
外枠を作って、炉の下部に送風口、灰を掻き出すための開閉可能な場所、炭などを乗せる網でも棒でもいいのだが、熱に強く耐久力の高い物を送風口より上に作る。単純に言えばこの要素があって、必要な熱量を生み出せるのであれば、鍛冶を行うことは可能。
だけどそれだけだと、完全な物は難しい。普通に修理に使うくらいであれば、問題ないかもしれないが……
今回は、土木組の子たちにも勉強をしてもらうため、反射熱を利用して炉の温度を上げる、窯の様な構造も使用するとカエデと話し合っている。反射熱を利用した炉の事を反射炉といい、きちんとした作りをすれば石炭などで鉄の融解温度を超える。
そして、反射炉をコンパクトにしたようなものを作るのが今回の目的だ。原理は一緒でも造りは全く別物と言っても、問題ないレベルだ。反射炉は知識があっても、簡単に作れるものではない。
詳しくは知らないがこの世界ならではの炉なので、元の世界の鍛冶に使う炉とは結構違ったりもする。ただ、俺は作る知識を詰め込みはしたが、何がどう違うのかを説明しろと言われても……無理だね!それなのに、作ることができるようになるって、やはりスキルの恩恵は凄いよな。
家にある鍛冶工房の炉はカエデが使いたいといった炉を、そのままダンジョンマスターの能力で作り出したので、知識など必要はなかったからそれでもよかった。
ディストピアに移動して、ドワーフの爺様方を呼び寄せるのに使った炉の一部は、スキルの恩恵で得られた知識を元に作っている。そのため、恩恵をもろに感じた逸品である。
それだけでは不足した分を、カエデやリンド、老ドワーフたちに教えてもらい、しっかりと勉強をしているが、説明しろと言われてもハードルが高いんだよな……だから説明はリンドに丸投げ。
詳しい原理まではスキルの恩恵で分からないが、教えてもらった知識と組み合わせることで作ることは可能になる。今回は、こんな形でいいのかと思わなくもないが、カエデとリンドからこの作り方で! と、オーダーが入っているので、間違っていないはずだ。
炉なはずなのに、窯に見えてしょうがない……作り終わったら、子どもたちがピザを食べたいとか騒ぎ出したりしそうだな。
でもさ、この形だと……送り込まれた風が、鍛造する素材を入れる場所から抜けていく形になっているので、千度以上の熱が出てくる場所になるのではないだろうか?
後で知ったのだが、この世界特有の炉を使うためには、ある程度のレベルも必要になってくるそうだ。その上に、耐熱のスキルも取得している必要があるのだとか。家にある炉は、火の精霊が宿っているので、そう言った部分は気にする必要のない物となっている。
それ以外にも精霊には、そこで作り出したものにプラスαの効果もあり、上位になればなるほど品質も上がっていくのだそうだ。ヴローツマインにいた、老ドワーフたちのレベルが高いのは、こういった理由があったみたいだ。
よし、必要数の2割増しで耐火煉瓦は出来たぞ。炉に合わせて作るといった窯のような部分には、木枠があると作りやすいので、それの準備もしていこう。オーダーされた形になるように、木枠を作っていく。
俺の準備が全部終わったところで、土木組の子たちが戻ってきた。途中ではあったが、キリのいい所だったため作業を中断して、炉を作ることになった。
地球で作るなら、こんな適当な方法では無理なのに、魔法のあるこの世界では、イメージした形に耐火煉瓦を積んでいき、魔法で接着……というよりは、融合させていくだけで完成してしまう。
魔法でくっつけていくことのできない人であれば、地球に近い作り方をするみたいだけどな。下手でも同じ素材のレンガ同士をくっつけるのに、必要な魔法の能力は高くないので、ドワーフたちはそれを習得していたな。ドワーフたちはこの技術を使って、家の土台とかも作っているみたいだったな。
俺はせっせとレンガを積み、形が指定された物になるように位置を調整しながら、準備した耐火煉瓦をくっつけていく。その間にリンドたちの説明が聞こえてくるが、俺は半分も理解できていないような気がする。
そう言えば……耐火煉瓦って高温で焼くことで、高い熱に耐えられる物を作れるんじゃなかったか。魔法では熱を発さないけど、何で耐火煉瓦が出来るんだろうか……やはりイメージが重要になってくるのかね? 実際の所、イメージができていないと不完全なものになるしな。
炉になる基礎の部分を作ってから、反射熱をある程度利用できるかまぼこ状の木枠を設置して、それに沿うように耐火煉瓦を置いていく。
地球での作り方の場合は、上側の曲線になる部分に使用する煉瓦は、キレイな長方形ではなく、アーチを描くためにほんの少しだけ削って、台形になるようにしなければならない。でも俺たちは、魔法でくっつけていけばいいので、細かいことは気にしなくても問題ない。
改めて考えてみると、スキルの恩恵も感じるが、それ以上に魔法の恩恵が強い作業だったな。
1つ目の炉が完成し、2つ目と3つ目の炉をカエデとリンドに分かれて作ることになった。俺は4つ目の炉を作ろうとしたが、ふと思う……最後に作ろうとしているこの場所って、凸字の建物で左上に作った建物で、2つの線が交わる角の部分だ。
こんなところに炉を作るのは、さすがにおかしいのではないだろうか? そう思い、リンドたちに確認をとりに行こうと思ったが、その前にスカーレットにここには設置しないように注意されたので、炉は3個までとなった。
1つ目の炉に戻り、一応火を入れておく。魔道具を起動させ、木枠を燃やすための行動だ。燃え尽きる前に、せっせと準備した道具を設置する。
4つ目の炉を無くした部分を修正して、鍛冶作業を行うスペースと倉庫になる部分を分けるために、壁を設置していく……ふと視線を感じて振り向くと、シンラたちがこちらを見ており、俺が作業していることに驚いている表情をしていた。
めっちゃ馬鹿にされている気がする。この子たちから、俺はどう見えているのだろうか……本当に泣きたくなってきた。
鋳造であれば溶かしてから流し込む必要があるので、ある程度火力のある炉がないといけないが、今回必要としているのは鍛造用の炉なので、大きい必要もない。鍛造に必要な温度まで上げられれば、問題ない。
しかも鍛造に必要な熱は、クリエイトゴーレムで作った魔道具もあるので、枠組みさえあればある程度のことは出来てしまう。それでも通常の鍛冶も行えるように、従来の炭を使った鍛冶も行えるように作る必要があるので、ちょっと複雑に作る必要がある。
外枠を作って、炉の下部に送風口、灰を掻き出すための開閉可能な場所、炭などを乗せる網でも棒でもいいのだが、熱に強く耐久力の高い物を送風口より上に作る。単純に言えばこの要素があって、必要な熱量を生み出せるのであれば、鍛冶を行うことは可能。
だけどそれだけだと、完全な物は難しい。普通に修理に使うくらいであれば、問題ないかもしれないが……
今回は、土木組の子たちにも勉強をしてもらうため、反射熱を利用して炉の温度を上げる、窯の様な構造も使用するとカエデと話し合っている。反射熱を利用した炉の事を反射炉といい、きちんとした作りをすれば石炭などで鉄の融解温度を超える。
そして、反射炉をコンパクトにしたようなものを作るのが今回の目的だ。原理は一緒でも造りは全く別物と言っても、問題ないレベルだ。反射炉は知識があっても、簡単に作れるものではない。
詳しくは知らないがこの世界ならではの炉なので、元の世界の鍛冶に使う炉とは結構違ったりもする。ただ、俺は作る知識を詰め込みはしたが、何がどう違うのかを説明しろと言われても……無理だね!それなのに、作ることができるようになるって、やはりスキルの恩恵は凄いよな。
家にある鍛冶工房の炉はカエデが使いたいといった炉を、そのままダンジョンマスターの能力で作り出したので、知識など必要はなかったからそれでもよかった。
ディストピアに移動して、ドワーフの爺様方を呼び寄せるのに使った炉の一部は、スキルの恩恵で得られた知識を元に作っている。そのため、恩恵をもろに感じた逸品である。
それだけでは不足した分を、カエデやリンド、老ドワーフたちに教えてもらい、しっかりと勉強をしているが、説明しろと言われてもハードルが高いんだよな……だから説明はリンドに丸投げ。
詳しい原理まではスキルの恩恵で分からないが、教えてもらった知識と組み合わせることで作ることは可能になる。今回は、こんな形でいいのかと思わなくもないが、カエデとリンドからこの作り方で! と、オーダーが入っているので、間違っていないはずだ。
炉なはずなのに、窯に見えてしょうがない……作り終わったら、子どもたちがピザを食べたいとか騒ぎ出したりしそうだな。
でもさ、この形だと……送り込まれた風が、鍛造する素材を入れる場所から抜けていく形になっているので、千度以上の熱が出てくる場所になるのではないだろうか?
後で知ったのだが、この世界特有の炉を使うためには、ある程度のレベルも必要になってくるそうだ。その上に、耐熱のスキルも取得している必要があるのだとか。家にある炉は、火の精霊が宿っているので、そう言った部分は気にする必要のない物となっている。
それ以外にも精霊には、そこで作り出したものにプラスαの効果もあり、上位になればなるほど品質も上がっていくのだそうだ。ヴローツマインにいた、老ドワーフたちのレベルが高いのは、こういった理由があったみたいだ。
よし、必要数の2割増しで耐火煉瓦は出来たぞ。炉に合わせて作るといった窯のような部分には、木枠があると作りやすいので、それの準備もしていこう。オーダーされた形になるように、木枠を作っていく。
俺の準備が全部終わったところで、土木組の子たちが戻ってきた。途中ではあったが、キリのいい所だったため作業を中断して、炉を作ることになった。
地球で作るなら、こんな適当な方法では無理なのに、魔法のあるこの世界では、イメージした形に耐火煉瓦を積んでいき、魔法で接着……というよりは、融合させていくだけで完成してしまう。
魔法でくっつけていくことのできない人であれば、地球に近い作り方をするみたいだけどな。下手でも同じ素材のレンガ同士をくっつけるのに、必要な魔法の能力は高くないので、ドワーフたちはそれを習得していたな。ドワーフたちはこの技術を使って、家の土台とかも作っているみたいだったな。
俺はせっせとレンガを積み、形が指定された物になるように位置を調整しながら、準備した耐火煉瓦をくっつけていく。その間にリンドたちの説明が聞こえてくるが、俺は半分も理解できていないような気がする。
そう言えば……耐火煉瓦って高温で焼くことで、高い熱に耐えられる物を作れるんじゃなかったか。魔法では熱を発さないけど、何で耐火煉瓦が出来るんだろうか……やはりイメージが重要になってくるのかね? 実際の所、イメージができていないと不完全なものになるしな。
炉になる基礎の部分を作ってから、反射熱をある程度利用できるかまぼこ状の木枠を設置して、それに沿うように耐火煉瓦を置いていく。
地球での作り方の場合は、上側の曲線になる部分に使用する煉瓦は、キレイな長方形ではなく、アーチを描くためにほんの少しだけ削って、台形になるようにしなければならない。でも俺たちは、魔法でくっつけていけばいいので、細かいことは気にしなくても問題ない。
改めて考えてみると、スキルの恩恵も感じるが、それ以上に魔法の恩恵が強い作業だったな。
1つ目の炉が完成し、2つ目と3つ目の炉をカエデとリンドに分かれて作ることになった。俺は4つ目の炉を作ろうとしたが、ふと思う……最後に作ろうとしているこの場所って、凸字の建物で左上に作った建物で、2つの線が交わる角の部分だ。
こんなところに炉を作るのは、さすがにおかしいのではないだろうか? そう思い、リンドたちに確認をとりに行こうと思ったが、その前にスカーレットにここには設置しないように注意されたので、炉は3個までとなった。
1つ目の炉に戻り、一応火を入れておく。魔道具を起動させ、木枠を燃やすための行動だ。燃え尽きる前に、せっせと準備した道具を設置する。
4つ目の炉を無くした部分を修正して、鍛冶作業を行うスペースと倉庫になる部分を分けるために、壁を設置していく……ふと視線を感じて振り向くと、シンラたちがこちらを見ており、俺が作業していることに驚いている表情をしていた。
めっちゃ馬鹿にされている気がする。この子たちから、俺はどう見えているのだろうか……本当に泣きたくなってきた。
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