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第二十四章 お兄ちゃんの官僚としての忙しい日々
七百八話 周りは囲まれてしまった!
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そして謁見当日の朝は、僕とスラちゃんとポッキーで手分けして知り合いを王城に迎えに行きます。
僕一人の時は大変だったけど、手分けして動けるのはとっても助かります。
「アレク殿下、わざわざ申し訳ありません」
「全然大丈夫ですよ。他の人のついでになっちゃってるけどね」
「本当に助かります。しかし、長距離転移魔法って凄いんですね」
マテオ君の所にも行ったけど、だいぶ恐縮されちゃった。
王族である僕が迎えに行ったのもあるけど、マテオ君はもう僕達の仲間だもんね。
勉強部屋にゲートを繋いで、マテオ君を送ります。
「「あー、カッコいいお兄ちゃんだ!」」
とととと、ぽす。
「わあ、ルカちゃんとエドちゃんですね。おはようございます」
「「おはよー」」
マテオ君が勉強部屋に現れると、ルカちゃんとエドちゃんがマテオ君に抱きついていました。
ルカちゃんとエドちゃんは、マテオ君とジョディーちゃんがラブラブなのを聞いてカッコいいと思っているみたいです。
そんなマテオ君も、出迎えてくれたルカちゃんとエドちゃんの頭をナデナデしてあげていました。
さあ、次の人の所に向かいましょう。
「いやあ、子育てがあんなにも大変だなんて思わなかったよ。ようやく夜泣きもましになってきたよ」
「それは親になった者の宿命だ。マイクも他のも、赤ん坊の頃はぴーぴーと元気よく泣いておったぞ」
ランディ様を迎えに行くと、ポッキーが迎えに行っていた辺境伯様とマイク様が子育て談義をしていた。
辺境伯家でもジェイド様とソフィアさんの赤ちゃんが生まれたばっかりだし、おじいちゃんとして奮闘しているのだろうね。
こころなしか、ジンさんもレイカちゃんとガイルちゃんを膝の上に乗せながらうんうんと頷いている気がするよ。
「昔と比べて、沢山の子どもがいますわね」
「本当ですわね。賑やかで良いですわね」
「あうあう」
「がうー」
王妃様とアリア様は、勉強部屋に沢山集まっている子ども達をにこやかに見ています。
アリア様はエリちゃんを抱っこしていて、王妃様の膝の上には飛天虎の赤ちゃんが乗っています。
飛天虎の赤ちゃんは皆からにゃんにゃんって言われているけど、そろそろキチンとした名前をつけてあげないとね。
そして、王妃様とアリア様のターゲットはランディ様に移りました。
「そういえばランディ、結婚生活はどうかしら? ちゃんと仲良くやっているの?」
「あっ、はい。その、まだ新婚生活を楽しみたいかなと……」
「あら、後継者を作るのも貴族の当主の義務よ。早く可愛い赤ちゃんがみたいわ」
「あの、その……」
「あの二人の赤ちゃんなのだから、男でも女でもきっと可愛い赤ちゃんになるわね」
「その、その……」
「ええ、そうね。ランディも男前なのだから、将来は美形に育つでしょうね」
「その……」
うん、ランディ様が王妃様とアリア様にフルボッコにされているぞ。
ランディ様の両サイドを固めた上にエリちゃんを抱っこさせているので、ランディ様は絶対に逃げられない状態です。
男性陣がジリジリと三人から離れていき、可哀想な目でランディ様を見ていた。
でも、巻き込まれるのが嫌なので決して助けには行かなかった。
「お兄ちゃん、着付け終わったよ!」
「ドレス着終わったの」
「おっと、二人とも可愛らしく仕上がっているね」
「「えへへ」」
ここで、着替えが終わった女性陣が勉強部屋にやってきました。
リズもエレノアも、髪を綺麗にセットしてティアラもつけていますね。
そんなリズとエレノアが、王妃様とアリア様にボコボコにされているランディ様の存在に気がついた。
リズとエレノアだけでなく、サンディとイヨもランディ様の所に向かっていった。
しかし、結果的にランディ様は更に逃げられなくなった。
「あら、皆綺麗に着れたわね。とっても可愛いわ。そうそう、リズとエレノアもランディの赤ちゃんを見たいわよね?」
「うん、ルルーお姉ちゃんとクラヴィーアお姉ちゃんの赤ちゃん見てみたい!」
「エレノアもなの。赤ちゃん抱っこしてみたいの」
「えっと……」
上手く王妃様がリズ達を誘導して、更に盛り上がってしまいました。
特にリズとエレノアは、赤ちゃん大好きだもんなあ。
ランディ様が助けてって視線を周囲に向けていたけど、僕だって巻き込まれたくありません。
こうして、時間になるまでランディ様の周りには女性陣が集まっていて、ランディ様は早くも燃え尽きてがっくりとしていました。
僕一人の時は大変だったけど、手分けして動けるのはとっても助かります。
「アレク殿下、わざわざ申し訳ありません」
「全然大丈夫ですよ。他の人のついでになっちゃってるけどね」
「本当に助かります。しかし、長距離転移魔法って凄いんですね」
マテオ君の所にも行ったけど、だいぶ恐縮されちゃった。
王族である僕が迎えに行ったのもあるけど、マテオ君はもう僕達の仲間だもんね。
勉強部屋にゲートを繋いで、マテオ君を送ります。
「「あー、カッコいいお兄ちゃんだ!」」
とととと、ぽす。
「わあ、ルカちゃんとエドちゃんですね。おはようございます」
「「おはよー」」
マテオ君が勉強部屋に現れると、ルカちゃんとエドちゃんがマテオ君に抱きついていました。
ルカちゃんとエドちゃんは、マテオ君とジョディーちゃんがラブラブなのを聞いてカッコいいと思っているみたいです。
そんなマテオ君も、出迎えてくれたルカちゃんとエドちゃんの頭をナデナデしてあげていました。
さあ、次の人の所に向かいましょう。
「いやあ、子育てがあんなにも大変だなんて思わなかったよ。ようやく夜泣きもましになってきたよ」
「それは親になった者の宿命だ。マイクも他のも、赤ん坊の頃はぴーぴーと元気よく泣いておったぞ」
ランディ様を迎えに行くと、ポッキーが迎えに行っていた辺境伯様とマイク様が子育て談義をしていた。
辺境伯家でもジェイド様とソフィアさんの赤ちゃんが生まれたばっかりだし、おじいちゃんとして奮闘しているのだろうね。
こころなしか、ジンさんもレイカちゃんとガイルちゃんを膝の上に乗せながらうんうんと頷いている気がするよ。
「昔と比べて、沢山の子どもがいますわね」
「本当ですわね。賑やかで良いですわね」
「あうあう」
「がうー」
王妃様とアリア様は、勉強部屋に沢山集まっている子ども達をにこやかに見ています。
アリア様はエリちゃんを抱っこしていて、王妃様の膝の上には飛天虎の赤ちゃんが乗っています。
飛天虎の赤ちゃんは皆からにゃんにゃんって言われているけど、そろそろキチンとした名前をつけてあげないとね。
そして、王妃様とアリア様のターゲットはランディ様に移りました。
「そういえばランディ、結婚生活はどうかしら? ちゃんと仲良くやっているの?」
「あっ、はい。その、まだ新婚生活を楽しみたいかなと……」
「あら、後継者を作るのも貴族の当主の義務よ。早く可愛い赤ちゃんがみたいわ」
「あの、その……」
「あの二人の赤ちゃんなのだから、男でも女でもきっと可愛い赤ちゃんになるわね」
「その、その……」
「ええ、そうね。ランディも男前なのだから、将来は美形に育つでしょうね」
「その……」
うん、ランディ様が王妃様とアリア様にフルボッコにされているぞ。
ランディ様の両サイドを固めた上にエリちゃんを抱っこさせているので、ランディ様は絶対に逃げられない状態です。
男性陣がジリジリと三人から離れていき、可哀想な目でランディ様を見ていた。
でも、巻き込まれるのが嫌なので決して助けには行かなかった。
「お兄ちゃん、着付け終わったよ!」
「ドレス着終わったの」
「おっと、二人とも可愛らしく仕上がっているね」
「「えへへ」」
ここで、着替えが終わった女性陣が勉強部屋にやってきました。
リズもエレノアも、髪を綺麗にセットしてティアラもつけていますね。
そんなリズとエレノアが、王妃様とアリア様にボコボコにされているランディ様の存在に気がついた。
リズとエレノアだけでなく、サンディとイヨもランディ様の所に向かっていった。
しかし、結果的にランディ様は更に逃げられなくなった。
「あら、皆綺麗に着れたわね。とっても可愛いわ。そうそう、リズとエレノアもランディの赤ちゃんを見たいわよね?」
「うん、ルルーお姉ちゃんとクラヴィーアお姉ちゃんの赤ちゃん見てみたい!」
「エレノアもなの。赤ちゃん抱っこしてみたいの」
「えっと……」
上手く王妃様がリズ達を誘導して、更に盛り上がってしまいました。
特にリズとエレノアは、赤ちゃん大好きだもんなあ。
ランディ様が助けてって視線を周囲に向けていたけど、僕だって巻き込まれたくありません。
こうして、時間になるまでランディ様の周りには女性陣が集まっていて、ランディ様は早くも燃え尽きてがっくりとしていました。
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