11 / 49
第十一話
しおりを挟む
「俺一人で倒した魔物の数は恐らく百や二百ではきかないのではないかと思います。それだけのことをできる人がこの街にいらっしゃるのでしょうか?」
恐らくいないであろうことはわかっている。
そんなことができる者がいれば、そんな者がベイク側にいれば率先して戦わせて手柄を持っていくはずである。
こういった手合いの貴族はどんなものでも自分の利益になるように行動し、その恩を売りつけてくるような輩だとリツは知っていた。
「い、いや、さすがにそこまでのことをできる者は……」
できない――暗にそう語るベイクのこの答えは予想どおりであり、リツはニコリと笑う。
「つまり、俺は相応の報酬をもらっても……おかしくないですよね?」
「っ――そ、それは、まあ、そのとおりかと……」
威圧感のある笑顔に、すっかりベイクは気圧されている。
あれだけの魔物の軍勢を一人で相手取れるリツを無下に扱っては自分たちがどうなるかを考え、下手に行動できなくなっていた。
「よかった。それじゃ……」
ここでリツはベイクからセシリアへと視線を移す。
「セシリアさん、街の前の草原で魔物を前にした時に約束しましたよね? 俺はあの大量の魔物たちに勝てると思う、だから勝てたら報酬をセシリアさんがくれるって……」
これは確実に約束したことであり、ここにはいないが他の騎士たちもこの会話を聞いている。
書面を交わすほどの時間はなかったため、口約束ではあるが、あれだけの人数がいれば簡単に口封じなどはできないとリツは踏んでいる。
「は、はい、確かにお約束しました……で、ですが、私には何もお渡しできるようなものは……」
この家も彼女が所有しているものだが、いずれ手放さなければならない。
彼女の私服や屋敷の状態を見ればわかるが、金銭的な余裕もない。宝石やお宝のようなものもない。
「――あるじゃないですか」
「?」
笑顔のリツに対して、何を言っているのかわからないセシリアは困ったように首を傾げる。
一体自分になにを渡せる物があるのかと。
「セシリアさん自身ですよ!」
彼女の境遇を聞いた時点で、リツはこの答えにするのことに決めていた。
「わ、私ですか!?」
今日一番の混乱が彼女に襲いかかり、ここ最近で一番の大きな声を出してしまう。
「はい。お金も物も別に俺はいりません。困っていませんからね。だけど、ここ最近このあたりに来たばかりなので色々とわからないことが多くて困っています。だから、あなたが色々と案内してくれたりすると助かるんですよ」
この言葉にセシリアは再び首を傾げる。
「えっと、つまり、街の案内をすればいいのでしょうか?」
この問いかけにリツは笑顔のまま首を横に振る。
「いいえ、俺は旅をしているんです。色々と世界をまわりたくて……だから、一緒に来てもらえませんか?」
リツは彼女に向けて手を差し伸べる。
魔王に狙われている彼女にとって、あれだけの力を持つリツが一緒にいてくれるという。
これは彼女にとって自分を救う一筋の光明になりうるものである。
「えっ、で、でも……」
この先どう生きていけばいいのかわからずにいるセシリアだが、道を示してくれるとはいえ、自分の立場を思うとそれでも安易に答えられずにいる。
「ちょ、ちょっと待って下さい! 彼女は貴族で、この街の防衛隊の隊長で……」
手駒を失うのは困ると、ベイクは二人のやりとりに割り込んで口をはさんでくる。
「そう、ですか。では、ベイクさんが代わりに報酬を払ってくれますか? あれだけの魔物を討伐して街を守ったのに相応しい報酬を、しかも僕とセシリアさんの契約に割り込むくらいには魅力的な報酬を出して下さるんですよね?」
一度セシリアから視線を外したリツは目を細めてベイクに問う。
つまり、セシリアとの契約だから彼女を報酬にするということで十分である。
しかし、条件を変えさせるのであれば大きく上方修正してもらう必要があるとリツは言っている。
しかも魔王がよこした軍勢をほぼ一人で退けたリツを満足させるものを出せるのかと試すように冷ややかな眼差しをベイクに向けた。
「そ、そう言われると、その、どれほどの条件を……?」
どれだけのものを求めているのか、ベイクは気圧されながらも確認してくる。
「そうですね、セシリアさんと同格の方を旅の案内役に用意して下さい。知識、技術、戦闘能力、人格。それと、あれだけの魔物から街を救ったからには金貨五千枚くらいはもらいたいところですよね。あとは、戦闘で剣が劣化したので代わりになる剣を用意してもらえますか? 魔力の浸透性の高いものなので、同ランクのものでお願いします」
少し考えたように見せたリツはそう言いきってから、先ほどの戦いで使ったミスリルメイジソードを彼に見せる。
この剣は過去の名鍛冶師クラウス=ラックフィールドが作ったもので、今では同じものを手に入れることは敵わない。
そして、一本で屋敷が買えるくらいの値段はする。
「い、いや、これは……ちょっと……」
貴族として誇りを持つ彼は物の価値を理解できるらしく、一瞬にして怯み、尻込みしてしまう。
「なら、俺がセシリアさんを連れて行ってもベイクさんは文句ないですよね?」
条件を満たす報酬を提示できないベイクに、リツは追い打ちをかけるように質問する。
「いや、その……はい」
ここまで言われて、言い返すネタを持ち合わせていないベイクは悔しく思いながらもただ頷くしかなかった。
「き、貴様ぁ、生意気だぞ!」
そう言ってきたのは、先ほどまでのやりとりを黙ってみていたベイクお付きの騎士だった。
ベイクの警護のためにやってきた彼は、話し合いに口出しするつもりはなかった。
しかし、主であるベイクが圧倒的なまでに押し込まれているのを見て、そう言わざるを得なかった。
「あぁ、これは失礼しました。俺は旅人なので貴族がどうとかあまりよくわからなくて、生意気な態度をとっていたなら謝ります。申し訳ありませんでした」
激怒している様子の騎士に気づいたリツは深々と頭を下げ、ベイクとそのお付きの騎士に謝罪する。
こういう時はすぐに引いてしまえば、それ以上追及できないであろうことはわかっていた。
「わ、わかればいいんだ、わかれば……」
騎士はあっさりと折れたリツに拍子抜けして案の定それ以上何も言えなくなってしまう。
「それじゃ、セシリアさん行きましょうか」
顔をあげたリツは笑顔に戻っており、セシリアに優しく手を差し伸べる。
「……えっ?」
それに対して、彼女はキョトンとした表情をしてしまう。
「お、おい! 貴様、わかったのではなかったのか!」
もちろん騎士はリツの行動が気に入らず、再度前に出てきて怒鳴りつけた。
「はい、失礼な態度をとってしまったようなので、そのことを理解して謝罪しました。そして、セシリアさんにはともに来ていただくので、こう、手を出したのですが、ダメですか?」
どこに問題があるのかわからず、リツは首を傾げてしまう。
「だから、そんなベイク様を愚弄したような……」
怒りが頂点に達しそうな騎士は、額に青筋を浮かべて更に強い声で怒鳴りつけようとする。
「あー、そうか。わかりました……」
(そういうことね、確かにそっちを疎かにするのは失礼だったな)
何かを理解したリツは、セシリアに対して跪く。
「セシリアさん、あなたは自由です。もう、この家にとらわれる必要はない。この街が狙われたことへの責任なら命をかけて魔物たちに立ち向かったことで償われているはず。あなたがいなければ再びここが狙われることもないでしょう。そして、世界は広い、様々な可能性が広がっています……だから、ともに行きましょう。大丈夫です、俺が全力であなたを守って見せます」
セシリアの気持ちをよそに話を進めようとした自分の落ち度を理解し、真剣な表情でリツは改めて彼女に言葉を投げる。
「リツ様……」
そんなリツを見てセシリアは胸に温かいものが広がっていくのを感じていた。
彼女のことを考えて言葉を尽くしてくれる人物は、両親が亡くなって以来いなくなっていた。
今回の戦いに参加してくれた騎士たちは、あくまで彼女の家につき従っていたからであり、彼女自身に命や言葉を尽くす者はいなかった。
だがリツは誠心誠意をもって自分とともにいたいといってくれている。
「っ……はい!」
だから、そんなリツのことを信じてみたい――その気持ちが大きく湧きあがり、くしゃりと嬉しそうに顔を緩め、自然と返事が口をついて出ていた。
恐らくいないであろうことはわかっている。
そんなことができる者がいれば、そんな者がベイク側にいれば率先して戦わせて手柄を持っていくはずである。
こういった手合いの貴族はどんなものでも自分の利益になるように行動し、その恩を売りつけてくるような輩だとリツは知っていた。
「い、いや、さすがにそこまでのことをできる者は……」
できない――暗にそう語るベイクのこの答えは予想どおりであり、リツはニコリと笑う。
「つまり、俺は相応の報酬をもらっても……おかしくないですよね?」
「っ――そ、それは、まあ、そのとおりかと……」
威圧感のある笑顔に、すっかりベイクは気圧されている。
あれだけの魔物の軍勢を一人で相手取れるリツを無下に扱っては自分たちがどうなるかを考え、下手に行動できなくなっていた。
「よかった。それじゃ……」
ここでリツはベイクからセシリアへと視線を移す。
「セシリアさん、街の前の草原で魔物を前にした時に約束しましたよね? 俺はあの大量の魔物たちに勝てると思う、だから勝てたら報酬をセシリアさんがくれるって……」
これは確実に約束したことであり、ここにはいないが他の騎士たちもこの会話を聞いている。
書面を交わすほどの時間はなかったため、口約束ではあるが、あれだけの人数がいれば簡単に口封じなどはできないとリツは踏んでいる。
「は、はい、確かにお約束しました……で、ですが、私には何もお渡しできるようなものは……」
この家も彼女が所有しているものだが、いずれ手放さなければならない。
彼女の私服や屋敷の状態を見ればわかるが、金銭的な余裕もない。宝石やお宝のようなものもない。
「――あるじゃないですか」
「?」
笑顔のリツに対して、何を言っているのかわからないセシリアは困ったように首を傾げる。
一体自分になにを渡せる物があるのかと。
「セシリアさん自身ですよ!」
彼女の境遇を聞いた時点で、リツはこの答えにするのことに決めていた。
「わ、私ですか!?」
今日一番の混乱が彼女に襲いかかり、ここ最近で一番の大きな声を出してしまう。
「はい。お金も物も別に俺はいりません。困っていませんからね。だけど、ここ最近このあたりに来たばかりなので色々とわからないことが多くて困っています。だから、あなたが色々と案内してくれたりすると助かるんですよ」
この言葉にセシリアは再び首を傾げる。
「えっと、つまり、街の案内をすればいいのでしょうか?」
この問いかけにリツは笑顔のまま首を横に振る。
「いいえ、俺は旅をしているんです。色々と世界をまわりたくて……だから、一緒に来てもらえませんか?」
リツは彼女に向けて手を差し伸べる。
魔王に狙われている彼女にとって、あれだけの力を持つリツが一緒にいてくれるという。
これは彼女にとって自分を救う一筋の光明になりうるものである。
「えっ、で、でも……」
この先どう生きていけばいいのかわからずにいるセシリアだが、道を示してくれるとはいえ、自分の立場を思うとそれでも安易に答えられずにいる。
「ちょ、ちょっと待って下さい! 彼女は貴族で、この街の防衛隊の隊長で……」
手駒を失うのは困ると、ベイクは二人のやりとりに割り込んで口をはさんでくる。
「そう、ですか。では、ベイクさんが代わりに報酬を払ってくれますか? あれだけの魔物を討伐して街を守ったのに相応しい報酬を、しかも僕とセシリアさんの契約に割り込むくらいには魅力的な報酬を出して下さるんですよね?」
一度セシリアから視線を外したリツは目を細めてベイクに問う。
つまり、セシリアとの契約だから彼女を報酬にするということで十分である。
しかし、条件を変えさせるのであれば大きく上方修正してもらう必要があるとリツは言っている。
しかも魔王がよこした軍勢をほぼ一人で退けたリツを満足させるものを出せるのかと試すように冷ややかな眼差しをベイクに向けた。
「そ、そう言われると、その、どれほどの条件を……?」
どれだけのものを求めているのか、ベイクは気圧されながらも確認してくる。
「そうですね、セシリアさんと同格の方を旅の案内役に用意して下さい。知識、技術、戦闘能力、人格。それと、あれだけの魔物から街を救ったからには金貨五千枚くらいはもらいたいところですよね。あとは、戦闘で剣が劣化したので代わりになる剣を用意してもらえますか? 魔力の浸透性の高いものなので、同ランクのものでお願いします」
少し考えたように見せたリツはそう言いきってから、先ほどの戦いで使ったミスリルメイジソードを彼に見せる。
この剣は過去の名鍛冶師クラウス=ラックフィールドが作ったもので、今では同じものを手に入れることは敵わない。
そして、一本で屋敷が買えるくらいの値段はする。
「い、いや、これは……ちょっと……」
貴族として誇りを持つ彼は物の価値を理解できるらしく、一瞬にして怯み、尻込みしてしまう。
「なら、俺がセシリアさんを連れて行ってもベイクさんは文句ないですよね?」
条件を満たす報酬を提示できないベイクに、リツは追い打ちをかけるように質問する。
「いや、その……はい」
ここまで言われて、言い返すネタを持ち合わせていないベイクは悔しく思いながらもただ頷くしかなかった。
「き、貴様ぁ、生意気だぞ!」
そう言ってきたのは、先ほどまでのやりとりを黙ってみていたベイクお付きの騎士だった。
ベイクの警護のためにやってきた彼は、話し合いに口出しするつもりはなかった。
しかし、主であるベイクが圧倒的なまでに押し込まれているのを見て、そう言わざるを得なかった。
「あぁ、これは失礼しました。俺は旅人なので貴族がどうとかあまりよくわからなくて、生意気な態度をとっていたなら謝ります。申し訳ありませんでした」
激怒している様子の騎士に気づいたリツは深々と頭を下げ、ベイクとそのお付きの騎士に謝罪する。
こういう時はすぐに引いてしまえば、それ以上追及できないであろうことはわかっていた。
「わ、わかればいいんだ、わかれば……」
騎士はあっさりと折れたリツに拍子抜けして案の定それ以上何も言えなくなってしまう。
「それじゃ、セシリアさん行きましょうか」
顔をあげたリツは笑顔に戻っており、セシリアに優しく手を差し伸べる。
「……えっ?」
それに対して、彼女はキョトンとした表情をしてしまう。
「お、おい! 貴様、わかったのではなかったのか!」
もちろん騎士はリツの行動が気に入らず、再度前に出てきて怒鳴りつけた。
「はい、失礼な態度をとってしまったようなので、そのことを理解して謝罪しました。そして、セシリアさんにはともに来ていただくので、こう、手を出したのですが、ダメですか?」
どこに問題があるのかわからず、リツは首を傾げてしまう。
「だから、そんなベイク様を愚弄したような……」
怒りが頂点に達しそうな騎士は、額に青筋を浮かべて更に強い声で怒鳴りつけようとする。
「あー、そうか。わかりました……」
(そういうことね、確かにそっちを疎かにするのは失礼だったな)
何かを理解したリツは、セシリアに対して跪く。
「セシリアさん、あなたは自由です。もう、この家にとらわれる必要はない。この街が狙われたことへの責任なら命をかけて魔物たちに立ち向かったことで償われているはず。あなたがいなければ再びここが狙われることもないでしょう。そして、世界は広い、様々な可能性が広がっています……だから、ともに行きましょう。大丈夫です、俺が全力であなたを守って見せます」
セシリアの気持ちをよそに話を進めようとした自分の落ち度を理解し、真剣な表情でリツは改めて彼女に言葉を投げる。
「リツ様……」
そんなリツを見てセシリアは胸に温かいものが広がっていくのを感じていた。
彼女のことを考えて言葉を尽くしてくれる人物は、両親が亡くなって以来いなくなっていた。
今回の戦いに参加してくれた騎士たちは、あくまで彼女の家につき従っていたからであり、彼女自身に命や言葉を尽くす者はいなかった。
だがリツは誠心誠意をもって自分とともにいたいといってくれている。
「っ……はい!」
だから、そんなリツのことを信じてみたい――その気持ちが大きく湧きあがり、くしゃりと嬉しそうに顔を緩め、自然と返事が口をついて出ていた。
21
お気に入りに追加
2,504
あなたにおすすめの小説
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる