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今度こそ、殲滅だ。
1匹も残さずに、地上から消してやる。
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東の空が、白んできた。 夜明け前である。
崖の様子がわかったきた。 巣があるのだ。 小枝を集めた、カンタンな巣だ。
それが、崖のくぼみに、多数、見えるのだ。 まだ、鳴き声などは聞こえない。 つまり、オネンネしてるのだ。
「さて、どの飛竜から狙おうか。」と、オレがウズメへ・・・ウズメ姫は、「そうね、上からだと岩の破片が落ちるから、下から狙うのがセオリーじゃないの。」と、正論だ。
「言い忘れたけど、砲弾は自動装填だから。」と、付け足すウズメ姫である。
「それなら、安心だな。」「なんせ、ドロ~ンのレールガンは、1発づつ込めていたから。」と、言うと。
「仕方がないわよ、ドロ~ンのレールガンは戦闘用ではないからだわ。」と、苦しい言い訳である。
王都の討伐作戦では、敵の数が多すぎて、苦戦となりドロ~ンが墜落してしまったからだ。
「あれは、あたい達の油断が原因だわ。」と、反省しかりのウズメである。
「いや、あれはオレのミスだ。」と、言い切るオレである。 互いに傷を舐めあう二人である。
「では、下から砲撃を開始するぞ。」と、オレがトリガーを巣へ・・・
「てぇーっ。」と、声と共にレバーを引いた。
軽い振動と共に、断崖の下部の巣が寝ている飛竜と共に、粉々である。 飛竜は緑色の血液だが、それが飛び散るから、飛竜が粉々だとわかるのだ。
「続けて、砲撃して。」と、ウズメ姫が叫んだ。 どうやら、オレ達の攻撃に気が付いた飛竜がいるようだ。
まあ、砲撃されれば、感ずかれるのは仕方が無いが、意外に早く感づかれたうようだ。
「油断しないでね。」と、ウズメ姫が警告を鳴らす。
王都の防衛では、飛竜に囲まれて墜落した経験者であるからだ。
連続でレールガンが砲弾を発射である。 砲撃の噴煙も衝撃も無いので、あまり砲撃の実感が・・・無い。
やはり、ここは嘘でもいいから、ドウンという砲撃の音が欲しいのは、贅沢だろうか・・・
「そうね、贅沢だわ。」と、容赦なく切り捨てるウズメ姫である。
忘れていた、オレとウズメには互いのプライバシーが無かったのだ。 そして、ウズメ姫は、遠慮なく苦言を言ってくるのだ。 思うことが、互いにわかってしまうのである。 おなじ頭脳へ二人分の人格があるからである。
しかし、後悔がないオレだ。 ツキヨミで慣れて、ウズメへ替わり。 すこしは修業ができたようである。
「いけない、上の崖の巣から飛竜が・・・」と、ウズメ姫が叫んだ。
「しまった、気が付かなかった。」「なに、やってんの。」 「あ、あ、すまん、油断した。」と、言い合うが、即射撃だ。
巣から飛び降りて、滑空しようとした飛竜を空中で仕留めるオレである。
「なかなか、うまいじゃん。」と、ウズメが・・・
「あ、あ、伊達にテレビゲームはやってないからな。」と、レバーを操作するオレである。
「あっ、今度は3匹が・・・」と、ウズメが叫んだ。
「なにくそーっ。」と、連射をくりだす。 翼を広げて、空気をつかもうとした飛竜も連続で粉みじんである。
「このレールガンは秒間何発なんだ?」と、オレがウズメへ・・・
「たしか、秒間10発だったかしら。」 つまり、1分で600発ということである。
「まって、あまり連射は弾が尽きるわ。」「あ、あ、そうだな。」「ここは、レバーを連続からバーストへ切り替えてよ。」と、ウズメが叫んだ。 (バーストとは、3連射のことである。無駄撃ちをふせぐのだ。)
「あ、あ、これか。」と、レバーをBに切り替えた。
「ふう、あたいと同じ過ちをするところだったわ。」と、ウズメが後悔談を・・・
しかし、連射からバースト射撃に切り替えたことで、余裕が生まれたオレである。
「すこし、替わってよ。」と、オレだ。 「どうして?」「朝のコーヒーを・・・」 「わかったわよ、いい、切り替えるわよ。」と、ウズメがリモコンレバーを操作してくれた。
もちろん、体は一つである。 片手がリモコンで、片手がコーヒーのポットからカップへ・・・ 「うまい、やはり朝コーヒーは最高だ。」「あんた、あたいも・・」「あ、あ、ウズメの番だな。」と、意識が替わる。 そういえば、ツキヨミとは朝コーヒーはなかったな。
「うふふ、やはり、あたいがピッタリなのね。」と、ウズメが上から目線でドヤ顔である。
オナゴと朝のコーヒーである。 しかも、ウズメ姫である。 そういえば、ウズメが最初の朝コーヒーの相手だな。
「そうなの。」「そうだな、これから毎朝、だな。」「ふふふふ・・ふ。」と、意味ありなウズメ姫だ。
「まだ、飛竜は討伐してないわよ。」と、ウズメが叱咤する。
「メンゴ、メンゴ。」と、リモコンを握り直すオレであった・・・・・
崖の様子がわかったきた。 巣があるのだ。 小枝を集めた、カンタンな巣だ。
それが、崖のくぼみに、多数、見えるのだ。 まだ、鳴き声などは聞こえない。 つまり、オネンネしてるのだ。
「さて、どの飛竜から狙おうか。」と、オレがウズメへ・・・ウズメ姫は、「そうね、上からだと岩の破片が落ちるから、下から狙うのがセオリーじゃないの。」と、正論だ。
「言い忘れたけど、砲弾は自動装填だから。」と、付け足すウズメ姫である。
「それなら、安心だな。」「なんせ、ドロ~ンのレールガンは、1発づつ込めていたから。」と、言うと。
「仕方がないわよ、ドロ~ンのレールガンは戦闘用ではないからだわ。」と、苦しい言い訳である。
王都の討伐作戦では、敵の数が多すぎて、苦戦となりドロ~ンが墜落してしまったからだ。
「あれは、あたい達の油断が原因だわ。」と、反省しかりのウズメである。
「いや、あれはオレのミスだ。」と、言い切るオレである。 互いに傷を舐めあう二人である。
「では、下から砲撃を開始するぞ。」と、オレがトリガーを巣へ・・・
「てぇーっ。」と、声と共にレバーを引いた。
軽い振動と共に、断崖の下部の巣が寝ている飛竜と共に、粉々である。 飛竜は緑色の血液だが、それが飛び散るから、飛竜が粉々だとわかるのだ。
「続けて、砲撃して。」と、ウズメ姫が叫んだ。 どうやら、オレ達の攻撃に気が付いた飛竜がいるようだ。
まあ、砲撃されれば、感ずかれるのは仕方が無いが、意外に早く感づかれたうようだ。
「油断しないでね。」と、ウズメ姫が警告を鳴らす。
王都の防衛では、飛竜に囲まれて墜落した経験者であるからだ。
連続でレールガンが砲弾を発射である。 砲撃の噴煙も衝撃も無いので、あまり砲撃の実感が・・・無い。
やはり、ここは嘘でもいいから、ドウンという砲撃の音が欲しいのは、贅沢だろうか・・・
「そうね、贅沢だわ。」と、容赦なく切り捨てるウズメ姫である。
忘れていた、オレとウズメには互いのプライバシーが無かったのだ。 そして、ウズメ姫は、遠慮なく苦言を言ってくるのだ。 思うことが、互いにわかってしまうのである。 おなじ頭脳へ二人分の人格があるからである。
しかし、後悔がないオレだ。 ツキヨミで慣れて、ウズメへ替わり。 すこしは修業ができたようである。
「いけない、上の崖の巣から飛竜が・・・」と、ウズメ姫が叫んだ。
「しまった、気が付かなかった。」「なに、やってんの。」 「あ、あ、すまん、油断した。」と、言い合うが、即射撃だ。
巣から飛び降りて、滑空しようとした飛竜を空中で仕留めるオレである。
「なかなか、うまいじゃん。」と、ウズメが・・・
「あ、あ、伊達にテレビゲームはやってないからな。」と、レバーを操作するオレである。
「あっ、今度は3匹が・・・」と、ウズメが叫んだ。
「なにくそーっ。」と、連射をくりだす。 翼を広げて、空気をつかもうとした飛竜も連続で粉みじんである。
「このレールガンは秒間何発なんだ?」と、オレがウズメへ・・・
「たしか、秒間10発だったかしら。」 つまり、1分で600発ということである。
「まって、あまり連射は弾が尽きるわ。」「あ、あ、そうだな。」「ここは、レバーを連続からバーストへ切り替えてよ。」と、ウズメが叫んだ。 (バーストとは、3連射のことである。無駄撃ちをふせぐのだ。)
「あ、あ、これか。」と、レバーをBに切り替えた。
「ふう、あたいと同じ過ちをするところだったわ。」と、ウズメが後悔談を・・・
しかし、連射からバースト射撃に切り替えたことで、余裕が生まれたオレである。
「すこし、替わってよ。」と、オレだ。 「どうして?」「朝のコーヒーを・・・」 「わかったわよ、いい、切り替えるわよ。」と、ウズメがリモコンレバーを操作してくれた。
もちろん、体は一つである。 片手がリモコンで、片手がコーヒーのポットからカップへ・・・ 「うまい、やはり朝コーヒーは最高だ。」「あんた、あたいも・・」「あ、あ、ウズメの番だな。」と、意識が替わる。 そういえば、ツキヨミとは朝コーヒーはなかったな。
「うふふ、やはり、あたいがピッタリなのね。」と、ウズメが上から目線でドヤ顔である。
オナゴと朝のコーヒーである。 しかも、ウズメ姫である。 そういえば、ウズメが最初の朝コーヒーの相手だな。
「そうなの。」「そうだな、これから毎朝、だな。」「ふふふふ・・ふ。」と、意味ありなウズメ姫だ。
「まだ、飛竜は討伐してないわよ。」と、ウズメが叱咤する。
「メンゴ、メンゴ。」と、リモコンを握り直すオレであった・・・・・
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