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部隊編成!
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「やっほ~う♪」
「いらっしゃい、レナ。」
「お!可愛い!何その服!」
「王宮でぶらぶらする用の服だよ、みんなの服もあるよん。」
「いいね、着てみたい!」
「うん、早く行こ、この格好で日本は暑すぎる。」
むっとする熱気と湿度に千春は顔を歪め、レナを異世界に連れて行く。
「うっはー!涼しい!!!」
「外は寒いよ。」
応接間に入った千春は外を指差し、真っ白な銀世界を見せる。
「チハル雪合戦しよう。」
「ヤダ、寒いもん。」
「え~!!!こんなに積もった雪を見て何もしないとか!雪に悪いじゃん!」
「ごめん、意味わかんない、その前にちょっと買い出ししたいんだよね。」
「えー今来たばっかなのにー。」
「まぁまぁ、ちょっと着替えて来るから待ってて。」
千春と頼子は普段着に着替えると、麗奈を連れ買い物に向かう。
「何買うの?」
「お菓子と調味料補充だね。」
「んじゃスーパー?」
「んだ。」
「んだ。」
2人は麗奈に返事をすると、スーパーへ行き、買い物カゴ3つ分のお菓子を買い、調味料も補充すると異世界へ戻る。
「チハル!着替えるよ!」
「はいはい、そんなに着たいの?」
「うん、可愛いじゃんアレ。」
「へいへい。」
千春は呆れた顔をしながら寝室に戻る、千春と頼子は同じ服を、レナはモリアンとラルカに着替えさせられた、そして着替え終わり応接間に戻り、ソファーに座る。
「あ~!ルプが帰って来た!」
庭を見ると、ルプが雪を巻き散らしながら飛び降りてくる、そして体に積もった雪を巻き散らし部屋へ入って来た。
「お帰り千春。」
「ルプただいまー、何してたの?」
「ん、ユラの警護だ。」
「ルプ様~~♪」
ルクレツィアがルプに抱き着くが、前足でルクレツィアをぐいぐい押しながら千春に答える。
「ずっと外で?」
「あぁ、雪くらいなんともないからな、さっき何処かへ行ってただろ。」
「うん、ドワーフの国と妖精の里に行ってたよ。」
「へぇ、何か有ったのか?」
ルプに聞かれ千春はクゥクゥが来た所から説明をする。
「そんな事になってたの!?」
先に反応したのはレナの頭に居たリリだ。
「そうなのですぅ。」
クゥクゥはリリの周りをパタパタ飛びながら言う。
「へぇ、スライムの亜種か。」
「そ、切ったり刺したりがダメで、魔法が効き難いんだってさ。」
「それでドワーフか。」
「うん、アイトネ曰く潰すのが良いんだって。」
「ふむ、排除するだけなら千春やヨリやレナも出来るだろ。」
「え?どうやって?」
「千春はアイテムボックス、ヨリは影に、レナも少しは影収納使えただろう?」
「あ!その手が有ったか!でも捕まえたあとどうするの?」
「そりゃぁ海にでも捨てればいい、スライム系はナメクジと同じで塩に弱い。」
「マ!?」
「倒す程塩を持ち歩く訳にもいかねーだろ?」
「そっか・・・うん、それなら私達も協力出来るね。」
ウンウンと千春は頷く、頼子と麗奈もやる気満々だ。
「チハルおねえちゃんただいまぁ!」
応接間の扉が開き、ユラが入って来ると千春に抱き着く。
「ユラおかえりー、寒く無かった?」
「うん!さむいのとくい!」
「そう言えば寒い所に住んでたんだっけか。」
千春の薄い胸に顔を押し付け嬉しそうにするユラ。
「アイテムボックス使える人もっと連れて行くかぁ。」
「イーナちゃん?」
「ん?いや、アルデアだよ?」
「イーナちゃんもつかえるよ?」
「そうなの?」
「うん、つかってるのみたもん。」
「ほほ~、2人とも呼ぶかー。」
「イーナちゃんよぶね!」
ユラは小さな魔道具をポシェットから取り出すと魔力を込めて声をかける。
「イーナちゃーん、あーそーぼー。」
「それ通信魔道具?」
「うん!アルデアおねえちゃんがくれたの!」
ユラの説明を聞いていると、窓に蝙蝠がへばりつく。
「きた!」
ユラが窓を開けると蝙蝠はすぐに部屋に入ってくる、そして人化しユラに抱き着く。
「寒いのです!」
「いらっしゃいイーナちゃん!」
「ユラ寒いのです!」
泣きそうに言うイーナにユラはニコニコしている。
「イーナ、アルデア呼べる?」
「呼べるですー。」
イーナが言うとすぐに影からアルデアが出て来る。
「チハル何か用事?」
「アルデア、ちょっと手伝って欲しいんだ、アイテムボックスで妖精喰いの捕獲なんだけど。」
「・・・えぇぇ。」
嫌そうな顔をしながらアルデアが答える。
「あれ?珍しいねそんな顔するとか、アルデアなら余裕と思ったのに。」
「えぇ、たいした魔物じゃ無いわ、でも見た目が嫌いなのよ。」
「スライムの亜種なんでしょ?」
「えぇ、スライムで長い触手をブンブン振り回してくるの・・・思い出しただけでも気持ち悪い。」
「え?触手振り回すの?」
「えぇ、動きは遅いけれど触手は早いわ、捕まると面倒よ。」
凄く嫌そうに腕を擦りながら言うアルデア。
「苦手ならしょうがないかぁ。」
「いえ、チハルのお願いですもの、手伝うわよ。」
「イーナもてつだうのです!」
「ありがとう、あとはサフィーも手伝える?」
「勿論、チハルが行くなら私も行くに決まってますから。」
「ありがと、それじゃ私達は捕獲部隊と言う事で動こう。」
呼び出したアルデアとイーナ、そして頼子と麗奈に詳細を教えつつ計画を練っていく。
「あと一人アイテムボックス使える子居たじゃん?」
「ん?ユーリンかな、冒険者してるから今どこに居るか分かんないんだよね。」
「あら?その子って狼の牙の子よね?」
「うん、ルクレツィアさん知ってるの?」
「えぇ、冒険者ギルドに顔を出した時居たわよ、この大雪ですもの多分宿か酒屋あたりに居ると思うわよ?」
「呼べるかなぁ。」
「ルクレツィア、顔見知りなら呼んできてくれ。」
ルプがそう言うと嬉しそうに立ち上がる。
「はい!ルプ様行ってきますね!」
ルクレツィアは勢いよく庭に出ると颯爽と走って行った。
「・・・ルプのお願いは速攻で聞くのね。」
「あとが面倒だが、今は数が欲しいだろ。」
「うん、ありがとうルプ。」
ルプにお礼を言い、ソファーに座り一息吐く千春達、マルグリットも部屋に来ると千春に説明を受ける。
「その手があったわね。」
「塩で討伐とかやった事ありますか?」
「あるわけないでしょう、今はハースで取れるようになったけれど塩は安く無いもの。」
「そう言えばそうでしたね。」
コンコン
「はーい。」
サフィーナが扉を開くと、エンハルトが入ってくる。
「こちらも準備が出来ました。」
「ありがとう、もう少し待ってちょうだいね。」
「ハルトも行くの?」
「当たり前だろ、魔物討伐にチハル達だけで行かせるわけが無いだろ。」
「ルプ達も居るしスライムだよ?」
「スライムの認識が分からないが、厄介な魔物だ、それに出てくる魔物がスライムだけとは限らないだろう。」
エンハルトが呆れたように言う。
「あ、そっか、スライムだけじゃないかもしんないのか。」
2人が話をしている間にもエーデルが兵士を数人連れてくる。
「殿下準備が整いました。」
「そのまま待機してくれ。」
「チハルちゃん、連れてきたわよ。」
ルクレツィアが戻ると、狼の牙も入ってくる。
「チハルちゃーん♪」
「ユーリンおひさー、来てくれてありがとう。」
ユーリンの後ろからメンバーも入ってくる。
「チハルさんお久しぶりです、何のお手伝いしたら良いんですか?」
シャルルはニコニコしながら問いかける。
「えっと、依頼は聞いてない感じ?」
「はい、チハルさんのお手伝いしてと聞いただけです。」
千春はチラリとルクレツィアを見るが、ルプに顔を押し返されながらニコニコしている。
「ま、いっか。」
「待って!チハルちゃん!?このメンバーで行くんだよね?」
ユーリンはエーデルや兵士、マルグリットまでもが出掛ける準備をしているのを見て、ただ事では無い事を察する。
「ん?後はドワーフ国の一個小隊も行くよ。」
「えぇーーー!!」
「まぁまぁ、あっち行ったら説明するから、それじゃ揃ったのでドワーフ国に移動しまーす!アイトネ~♪」
『準備出来たわね~、それじゃ行くわよ~ん♪』
アイトネは姿を現すと、皆をドワーフ国へ飛ばした。
「いらっしゃい、レナ。」
「お!可愛い!何その服!」
「王宮でぶらぶらする用の服だよ、みんなの服もあるよん。」
「いいね、着てみたい!」
「うん、早く行こ、この格好で日本は暑すぎる。」
むっとする熱気と湿度に千春は顔を歪め、レナを異世界に連れて行く。
「うっはー!涼しい!!!」
「外は寒いよ。」
応接間に入った千春は外を指差し、真っ白な銀世界を見せる。
「チハル雪合戦しよう。」
「ヤダ、寒いもん。」
「え~!!!こんなに積もった雪を見て何もしないとか!雪に悪いじゃん!」
「ごめん、意味わかんない、その前にちょっと買い出ししたいんだよね。」
「えー今来たばっかなのにー。」
「まぁまぁ、ちょっと着替えて来るから待ってて。」
千春と頼子は普段着に着替えると、麗奈を連れ買い物に向かう。
「何買うの?」
「お菓子と調味料補充だね。」
「んじゃスーパー?」
「んだ。」
「んだ。」
2人は麗奈に返事をすると、スーパーへ行き、買い物カゴ3つ分のお菓子を買い、調味料も補充すると異世界へ戻る。
「チハル!着替えるよ!」
「はいはい、そんなに着たいの?」
「うん、可愛いじゃんアレ。」
「へいへい。」
千春は呆れた顔をしながら寝室に戻る、千春と頼子は同じ服を、レナはモリアンとラルカに着替えさせられた、そして着替え終わり応接間に戻り、ソファーに座る。
「あ~!ルプが帰って来た!」
庭を見ると、ルプが雪を巻き散らしながら飛び降りてくる、そして体に積もった雪を巻き散らし部屋へ入って来た。
「お帰り千春。」
「ルプただいまー、何してたの?」
「ん、ユラの警護だ。」
「ルプ様~~♪」
ルクレツィアがルプに抱き着くが、前足でルクレツィアをぐいぐい押しながら千春に答える。
「ずっと外で?」
「あぁ、雪くらいなんともないからな、さっき何処かへ行ってただろ。」
「うん、ドワーフの国と妖精の里に行ってたよ。」
「へぇ、何か有ったのか?」
ルプに聞かれ千春はクゥクゥが来た所から説明をする。
「そんな事になってたの!?」
先に反応したのはレナの頭に居たリリだ。
「そうなのですぅ。」
クゥクゥはリリの周りをパタパタ飛びながら言う。
「へぇ、スライムの亜種か。」
「そ、切ったり刺したりがダメで、魔法が効き難いんだってさ。」
「それでドワーフか。」
「うん、アイトネ曰く潰すのが良いんだって。」
「ふむ、排除するだけなら千春やヨリやレナも出来るだろ。」
「え?どうやって?」
「千春はアイテムボックス、ヨリは影に、レナも少しは影収納使えただろう?」
「あ!その手が有ったか!でも捕まえたあとどうするの?」
「そりゃぁ海にでも捨てればいい、スライム系はナメクジと同じで塩に弱い。」
「マ!?」
「倒す程塩を持ち歩く訳にもいかねーだろ?」
「そっか・・・うん、それなら私達も協力出来るね。」
ウンウンと千春は頷く、頼子と麗奈もやる気満々だ。
「チハルおねえちゃんただいまぁ!」
応接間の扉が開き、ユラが入って来ると千春に抱き着く。
「ユラおかえりー、寒く無かった?」
「うん!さむいのとくい!」
「そう言えば寒い所に住んでたんだっけか。」
千春の薄い胸に顔を押し付け嬉しそうにするユラ。
「アイテムボックス使える人もっと連れて行くかぁ。」
「イーナちゃん?」
「ん?いや、アルデアだよ?」
「イーナちゃんもつかえるよ?」
「そうなの?」
「うん、つかってるのみたもん。」
「ほほ~、2人とも呼ぶかー。」
「イーナちゃんよぶね!」
ユラは小さな魔道具をポシェットから取り出すと魔力を込めて声をかける。
「イーナちゃーん、あーそーぼー。」
「それ通信魔道具?」
「うん!アルデアおねえちゃんがくれたの!」
ユラの説明を聞いていると、窓に蝙蝠がへばりつく。
「きた!」
ユラが窓を開けると蝙蝠はすぐに部屋に入ってくる、そして人化しユラに抱き着く。
「寒いのです!」
「いらっしゃいイーナちゃん!」
「ユラ寒いのです!」
泣きそうに言うイーナにユラはニコニコしている。
「イーナ、アルデア呼べる?」
「呼べるですー。」
イーナが言うとすぐに影からアルデアが出て来る。
「チハル何か用事?」
「アルデア、ちょっと手伝って欲しいんだ、アイテムボックスで妖精喰いの捕獲なんだけど。」
「・・・えぇぇ。」
嫌そうな顔をしながらアルデアが答える。
「あれ?珍しいねそんな顔するとか、アルデアなら余裕と思ったのに。」
「えぇ、たいした魔物じゃ無いわ、でも見た目が嫌いなのよ。」
「スライムの亜種なんでしょ?」
「えぇ、スライムで長い触手をブンブン振り回してくるの・・・思い出しただけでも気持ち悪い。」
「え?触手振り回すの?」
「えぇ、動きは遅いけれど触手は早いわ、捕まると面倒よ。」
凄く嫌そうに腕を擦りながら言うアルデア。
「苦手ならしょうがないかぁ。」
「いえ、チハルのお願いですもの、手伝うわよ。」
「イーナもてつだうのです!」
「ありがとう、あとはサフィーも手伝える?」
「勿論、チハルが行くなら私も行くに決まってますから。」
「ありがと、それじゃ私達は捕獲部隊と言う事で動こう。」
呼び出したアルデアとイーナ、そして頼子と麗奈に詳細を教えつつ計画を練っていく。
「あと一人アイテムボックス使える子居たじゃん?」
「ん?ユーリンかな、冒険者してるから今どこに居るか分かんないんだよね。」
「あら?その子って狼の牙の子よね?」
「うん、ルクレツィアさん知ってるの?」
「えぇ、冒険者ギルドに顔を出した時居たわよ、この大雪ですもの多分宿か酒屋あたりに居ると思うわよ?」
「呼べるかなぁ。」
「ルクレツィア、顔見知りなら呼んできてくれ。」
ルプがそう言うと嬉しそうに立ち上がる。
「はい!ルプ様行ってきますね!」
ルクレツィアは勢いよく庭に出ると颯爽と走って行った。
「・・・ルプのお願いは速攻で聞くのね。」
「あとが面倒だが、今は数が欲しいだろ。」
「うん、ありがとうルプ。」
ルプにお礼を言い、ソファーに座り一息吐く千春達、マルグリットも部屋に来ると千春に説明を受ける。
「その手があったわね。」
「塩で討伐とかやった事ありますか?」
「あるわけないでしょう、今はハースで取れるようになったけれど塩は安く無いもの。」
「そう言えばそうでしたね。」
コンコン
「はーい。」
サフィーナが扉を開くと、エンハルトが入ってくる。
「こちらも準備が出来ました。」
「ありがとう、もう少し待ってちょうだいね。」
「ハルトも行くの?」
「当たり前だろ、魔物討伐にチハル達だけで行かせるわけが無いだろ。」
「ルプ達も居るしスライムだよ?」
「スライムの認識が分からないが、厄介な魔物だ、それに出てくる魔物がスライムだけとは限らないだろう。」
エンハルトが呆れたように言う。
「あ、そっか、スライムだけじゃないかもしんないのか。」
2人が話をしている間にもエーデルが兵士を数人連れてくる。
「殿下準備が整いました。」
「そのまま待機してくれ。」
「チハルちゃん、連れてきたわよ。」
ルクレツィアが戻ると、狼の牙も入ってくる。
「チハルちゃーん♪」
「ユーリンおひさー、来てくれてありがとう。」
ユーリンの後ろからメンバーも入ってくる。
「チハルさんお久しぶりです、何のお手伝いしたら良いんですか?」
シャルルはニコニコしながら問いかける。
「えっと、依頼は聞いてない感じ?」
「はい、チハルさんのお手伝いしてと聞いただけです。」
千春はチラリとルクレツィアを見るが、ルプに顔を押し返されながらニコニコしている。
「ま、いっか。」
「待って!チハルちゃん!?このメンバーで行くんだよね?」
ユーリンはエーデルや兵士、マルグリットまでもが出掛ける準備をしているのを見て、ただ事では無い事を察する。
「ん?後はドワーフ国の一個小隊も行くよ。」
「えぇーーー!!」
「まぁまぁ、あっち行ったら説明するから、それじゃ揃ったのでドワーフ国に移動しまーす!アイトネ~♪」
『準備出来たわね~、それじゃ行くわよ~ん♪』
アイトネは姿を現すと、皆をドワーフ国へ飛ばした。
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