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#いいねの数だけが自分が好きなプロレスラーを言う2 フェアリー日本橋選手
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いま私の手元には一枚のタオルがある。黄色くてとても可愛らしい、幸せの黄色いタオルとでもいったところか。このタオルはとあるプロレスラーのグッズで、その名前がしっかりとプリントされている。それが
フェアリー日本橋
さんである。ちなみににっぽんばし、と読む。
人呼んで開運の妖精。
混沌のマット界に颯爽と現れた幸福を呼ぶ妖精さんレスラーだ
古今東西を見渡せば、ひとくちにプロレスラーといっても色んな人がいる。
例えば日本人ではオカダカズチカさんや棚橋弘至さんのような正統派の選手がいて、獣神サンダーライガーさんやタイガーマスクさんのようなマスクを装着した選手もいる
関本大介さん、ザ・ボディガーさんのような物凄いマッチョもいるし
女性でもアジャ・コングさんみたいに豪快で強い人、反対に小波さんみたいな小柄だけどキビキビ動いて相手を仕留める選手もいる
怨霊さん、松山みゆきさん、アイガーさんといった怪奇派
松山勘十郎さんのような千両役者と呼ぶにふさわしい煌びやかでどこか妖しいタイプ
くいしんぼう仮面さんは自身のキャラをさらに広げて深化させ、今やリングもマットも構わないで試合をしている
これほどまでに多様化したプロレスラー。もうないだろう、と思ったところへまだまだいる個性派レスラー。
その一人がフェアリー日本橋選手だ
マスクの下はかなりの美人で、ひらひらのコスチュームに魔法のステッキがトレードマーク
ミス・モンゴルさんは鞭、アジャ・コングさんは一斗缶を持ってくるのと同じで魔法のステッキを携えてリングイン。そしてそれを試合中にも有効活用するところまで同じだ
その戦いも独特で、まずスキップをしてリングを一周。そして自己紹介から
お友達になりましょう
と手を差し出す。おそらく入場、コールを受けゴングが鳴り、リングを一周からの自己紹介&お友達に~あたりまでで5分ほどだろうか。すっかり客席もリング上も自分の世界にしてしまう
さらに自分が攻め込まれると
お待ちになって!
と相手を制止してしまったり、このままでは負けてしまうので違う攻撃をなさって!と指示を出したり、極めつけが持参したステッキでの魔法攻撃で相手に触れずして投げ飛ばしたり吹っ飛ばしたりすることが出来る
…出来るったら出来る
これまでで言えば旧姓・広田さくらさんのコミカルムーブ、および相手の特徴や技を高度にコピーしての攻撃
救世忍者乱丸さんの忍法金縛り、60分一本勝負のラスト1分の術などの各種忍法
などが有名でありお約束であったのだが、そこに妖精さんの魔法という概念が持ち込まれることになった
男女問わず、世界マット広しといえどこれほど個性的な選手がひしめき合うマットは日本だけじゃなかろうか。ヘタをするとこの三人が同じ日の同じ団体の試合に出場することも多々あったと思うと…プロレスリングWAVE恐るべし…!
失礼ながら、決して運動神経が抜群でとんでもなく喧嘩が強かったり、関節技や打撃技のスキルが高いようにも見えない
しかしひとたび試合に出てくれば対戦相手は悪戦苦闘を強いられることになる
自己紹介、魔法攻撃、さらにはその独特の世界観とキャラクターによって圧倒されてしまうのだ
かつてのリビングレジェンド、ダイナマイト・関西さんは逆にフェアリー日本橋さんとそのフェアリームーブが大のお気に入りで、しまいにはタッグを結成して二人で大暴れしていた
魅力と魔力のあふれるフェアリー日本橋さんだが、物販コーナーでもほんわかした癒し系キャラでいつも列が絶えない。
私もタオルやポートレートを購入してサインを頂くことがあるけれど、素敵なスマイルと柔らかな美声に酔わされてしまうのだ
ウルティモ・ドラゴン校長は常々こう言っていた
弱くても小さくても別にいい、本当にプロレスをやりたければ自分で自分の居場所を作れ
と
プロレスラー、プロレス界には様々なキャラクターやルール、方針がある
そこに自分が加わることでルールや相手のキャラクターの方が曲がっちゃうくらいならもうその時点で勝ちであり、それがその選手の価値なのだ
昔は良かった、あの頃ならこんな選手は許されなかった
なーんていう人はナンセンスきわまりない
昔にはいなかった選手がどんどん出てきて、今や日本全国津々浦々、もっと言えばアメリカでもメキシコでもヨーロッパでもプロレスリングという文化が根差し違いが生まれてこそ対戦に意味がある。価値がある
日々の積み重ね、これまでその選手が歩んだ道が交わりぶつかり合うからこそプロレスリングはスパークする
フェアリー日本橋さんは、間違いなくそんな風に蓄積され続けて来たプロレスリングという文化、概念の申し子のような選手だと思う
フェアリー日本橋
さんである。ちなみににっぽんばし、と読む。
人呼んで開運の妖精。
混沌のマット界に颯爽と現れた幸福を呼ぶ妖精さんレスラーだ
古今東西を見渡せば、ひとくちにプロレスラーといっても色んな人がいる。
例えば日本人ではオカダカズチカさんや棚橋弘至さんのような正統派の選手がいて、獣神サンダーライガーさんやタイガーマスクさんのようなマスクを装着した選手もいる
関本大介さん、ザ・ボディガーさんのような物凄いマッチョもいるし
女性でもアジャ・コングさんみたいに豪快で強い人、反対に小波さんみたいな小柄だけどキビキビ動いて相手を仕留める選手もいる
怨霊さん、松山みゆきさん、アイガーさんといった怪奇派
松山勘十郎さんのような千両役者と呼ぶにふさわしい煌びやかでどこか妖しいタイプ
くいしんぼう仮面さんは自身のキャラをさらに広げて深化させ、今やリングもマットも構わないで試合をしている
これほどまでに多様化したプロレスラー。もうないだろう、と思ったところへまだまだいる個性派レスラー。
その一人がフェアリー日本橋選手だ
マスクの下はかなりの美人で、ひらひらのコスチュームに魔法のステッキがトレードマーク
ミス・モンゴルさんは鞭、アジャ・コングさんは一斗缶を持ってくるのと同じで魔法のステッキを携えてリングイン。そしてそれを試合中にも有効活用するところまで同じだ
その戦いも独特で、まずスキップをしてリングを一周。そして自己紹介から
お友達になりましょう
と手を差し出す。おそらく入場、コールを受けゴングが鳴り、リングを一周からの自己紹介&お友達に~あたりまでで5分ほどだろうか。すっかり客席もリング上も自分の世界にしてしまう
さらに自分が攻め込まれると
お待ちになって!
と相手を制止してしまったり、このままでは負けてしまうので違う攻撃をなさって!と指示を出したり、極めつけが持参したステッキでの魔法攻撃で相手に触れずして投げ飛ばしたり吹っ飛ばしたりすることが出来る
…出来るったら出来る
これまでで言えば旧姓・広田さくらさんのコミカルムーブ、および相手の特徴や技を高度にコピーしての攻撃
救世忍者乱丸さんの忍法金縛り、60分一本勝負のラスト1分の術などの各種忍法
などが有名でありお約束であったのだが、そこに妖精さんの魔法という概念が持ち込まれることになった
男女問わず、世界マット広しといえどこれほど個性的な選手がひしめき合うマットは日本だけじゃなかろうか。ヘタをするとこの三人が同じ日の同じ団体の試合に出場することも多々あったと思うと…プロレスリングWAVE恐るべし…!
失礼ながら、決して運動神経が抜群でとんでもなく喧嘩が強かったり、関節技や打撃技のスキルが高いようにも見えない
しかしひとたび試合に出てくれば対戦相手は悪戦苦闘を強いられることになる
自己紹介、魔法攻撃、さらにはその独特の世界観とキャラクターによって圧倒されてしまうのだ
かつてのリビングレジェンド、ダイナマイト・関西さんは逆にフェアリー日本橋さんとそのフェアリームーブが大のお気に入りで、しまいにはタッグを結成して二人で大暴れしていた
魅力と魔力のあふれるフェアリー日本橋さんだが、物販コーナーでもほんわかした癒し系キャラでいつも列が絶えない。
私もタオルやポートレートを購入してサインを頂くことがあるけれど、素敵なスマイルと柔らかな美声に酔わされてしまうのだ
ウルティモ・ドラゴン校長は常々こう言っていた
弱くても小さくても別にいい、本当にプロレスをやりたければ自分で自分の居場所を作れ
と
プロレスラー、プロレス界には様々なキャラクターやルール、方針がある
そこに自分が加わることでルールや相手のキャラクターの方が曲がっちゃうくらいならもうその時点で勝ちであり、それがその選手の価値なのだ
昔は良かった、あの頃ならこんな選手は許されなかった
なーんていう人はナンセンスきわまりない
昔にはいなかった選手がどんどん出てきて、今や日本全国津々浦々、もっと言えばアメリカでもメキシコでもヨーロッパでもプロレスリングという文化が根差し違いが生まれてこそ対戦に意味がある。価値がある
日々の積み重ね、これまでその選手が歩んだ道が交わりぶつかり合うからこそプロレスリングはスパークする
フェアリー日本橋さんは、間違いなくそんな風に蓄積され続けて来たプロレスリングという文化、概念の申し子のような選手だと思う
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