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安全の闇百景
事前に予測しても対処にはコストがかかる
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現実というものは、そうそう簡単に変わるモノではない。
時に急激な変化は、反動を呼ぶものでもある。
日本という国は、法的な建前と、実際の状況が合わないことが多い。
先だって、大きな地震があり、一人の少女が、ブロック塀の下敷きになって死んだという
ニュースがあった。なにやら、結果として、ブロック塀の撤去等が急遽おこなわれることになったそうである。
昔々といっても数年前のこと、ある湾で機雷の掃海作業がおこなわれたそうな。数億円の費用がかかる公共事業であった。湾の片側を掃海した結果、機雷が見つかり、除去作業を実行することができた。しかしながら、残り片側を同じく数億円かけて掃海した結果、機雷は見つからなかった。
この結果を受けて、議会とやらで政治家さんが、見つからなかったのならば、
「機雷がゼロであるということか」
「機雷には、浮遊するモノもあり、一回見つからなかったからといって、次に見つかることもある」
「機雷探査の費用に対し、見合うだけの効果であると言えるのか」
こんな感じの討論が行われたそうな。
つまりは、見つからなかったことを喜ぶのではなく、無駄な経費を使ったのではないかと指摘したのだ。
一年後、北のほうで、第二次世界大戦時の不発弾が、爆発するという事件が起きた。また、今もなお、探査すると、爆弾の破片やら手榴弾が錆付いて岩になったモノが、見つかっているのが現状である。
倒壊したブロック塀は、2016年に学校側が外部アドバイザを招いた安全検査の中で、危険であるとの指摘をされていた。
大阪府警が業務上過失致死容疑で捜査をおこなっている。
2017年1月に実施された、定期点検結果の報告書について「業者の記憶が曖昧で、当時の安全状況を確認している」と説明していた。
この事故は、まだ、捜査の途中であり、詳細については、明確に報道されているわけではない。
結果として、急遽診断や検査が始まる状況となっている。
阪神淡路大震災あたりから、事前対策という考え方が生まれ、耐震強度について、検査が行われ、補強工事等が実施された。
しかしながら、こういった検査は、建物に対してであって、公共の建物に付随して建てられている塀は、検査対象外であったということが推定できる。今回は、そのツケが、ブロック塀倒壊という事件に繋がっている。
これは、熊本地震におけるブロック塀倒壊でも人が亡くなっていて、現在も裁判が継続中である。
本当に言いたくは無いが、お爺ぃは、「人柱」というモノを思い出してしまった。非常に残念である。
時に急激な変化は、反動を呼ぶものでもある。
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昔々といっても数年前のこと、ある湾で機雷の掃海作業がおこなわれたそうな。数億円の費用がかかる公共事業であった。湾の片側を掃海した結果、機雷が見つかり、除去作業を実行することができた。しかしながら、残り片側を同じく数億円かけて掃海した結果、機雷は見つからなかった。
この結果を受けて、議会とやらで政治家さんが、見つからなかったのならば、
「機雷がゼロであるということか」
「機雷には、浮遊するモノもあり、一回見つからなかったからといって、次に見つかることもある」
「機雷探査の費用に対し、見合うだけの効果であると言えるのか」
こんな感じの討論が行われたそうな。
つまりは、見つからなかったことを喜ぶのではなく、無駄な経費を使ったのではないかと指摘したのだ。
一年後、北のほうで、第二次世界大戦時の不発弾が、爆発するという事件が起きた。また、今もなお、探査すると、爆弾の破片やら手榴弾が錆付いて岩になったモノが、見つかっているのが現状である。
倒壊したブロック塀は、2016年に学校側が外部アドバイザを招いた安全検査の中で、危険であるとの指摘をされていた。
大阪府警が業務上過失致死容疑で捜査をおこなっている。
2017年1月に実施された、定期点検結果の報告書について「業者の記憶が曖昧で、当時の安全状況を確認している」と説明していた。
この事故は、まだ、捜査の途中であり、詳細については、明確に報道されているわけではない。
結果として、急遽診断や検査が始まる状況となっている。
阪神淡路大震災あたりから、事前対策という考え方が生まれ、耐震強度について、検査が行われ、補強工事等が実施された。
しかしながら、こういった検査は、建物に対してであって、公共の建物に付随して建てられている塀は、検査対象外であったということが推定できる。今回は、そのツケが、ブロック塀倒壊という事件に繋がっている。
これは、熊本地震におけるブロック塀倒壊でも人が亡くなっていて、現在も裁判が継続中である。
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