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第3章 シュルトーリア
環境整備③
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「今回の内容だと料金はこんなもんだな。」
土間に置かれたテーブル座り、ツェマーマンを待っていると見積もりを書いた紙を持って奥の部屋から戻ってきた。
テーブルに置かれた見積もり書を受け取り目を通す。
「金貨30枚ですか。」
「そうだ。その内容で良ければ前金で金貨20枚、完成後に残りの金貨10枚だ。」
日本円にして約300万。わずかに手持ちの金額を超えた見積もりにわずかに顔を顰める。
「本来なら前金は三分の一だが建築場所が空間魔法の中だからな。支払いをせずに逃げることだってできる。そこで前金で三分の二を貰っておく。」
金貨20枚ならギリギリ手持ちで足りる。残りのファイアアントの素材精算と手持ちの銀貨を集めれば金貨5枚にはなる。それでもまだ金貨5枚足りない。
気難しいみたいだし、物作りのプロのドワーフに値切りはご法度だろう。仕方ない、今日は諦めて先に稼いでこよう。
「すいません、少し予算をオーバーしているので……。」
そういうとツェマーマンの眉間に深いシワがより、険しい顔つきになる。
「稼いでからまた来ます。」
続けて出直すことを伝えると、険しさがわずかに薄れた。
「あの、どうかしましたか?」
「値切らんのか?」
「職人相手に値切り交渉なんかしませんよ。それはその人の技術がその程度だって言ってるようなものじゃないですか。」
眉間の皺もわずかに薄くなる。今後の為にも少し機嫌を取ってみるのもいいかもしれない。
「それにドワーフと言えば物作りのプロ中のプロですよね。その技術にたいして値切るなんてあり得ないですよ。」
「そうか。」
そう言ってツェマーマンはふぅと深いため息を一つ着くと険しさが取れた表情でこちらを見た
「予算はいくらだ。」
「え?」
「今回の工賃の予算はいくらだったんだ?」
予算を聞いてくる表情は、真剣そのものだ。
「手元にあるのが金貨20枚でギルドで解体中の素材の精算が終わればもう5枚までいけます。」
「金貨25枚か。稼いでくると言ったが当てはあるのか?」
「従魔が強いので魔物を狩るのには困りませんから。ギルドの依頼で地道に稼ぐつもりです。」
「なるほどな。よし、いいだろう。技術者に対する姿勢に免じてとりあえず金貨25枚でやってやる。」
「えっ!でもそれは……。」
突然の申し出に俺は戸惑う。
「勘違いするな。金貨5枚はツケだ。手付金金貨15枚、完成後金貨10枚、残り金貨5枚は稼げてからでいい。」
「本当にいいんですか?」
「こっちが提案してんだ。いいに決まってるだろ。こっちを見下して値切り交渉なんざしてくる奴の仕事を受ける気はねぇが、こっちの技術に敬意を払うやつにはこっちからも譲歩する気ぐらいある。ただ、このボロい工房を見て分かる通り、こっちも入用だからあくまでツケだけどな。」
「いえ、十分です。ありがとうございます。」
俺が頭を下げるとツェマーマンは決まりだなとつぶやき、ニヤリと笑った。
「明日のうちに足りない資材を仕入れておく。明後日に朝ここに来い。資材をすべてディメンジョンルームに入れたら中で作業する。」
「わかりました。」
その後、作業中の注意点を説明されたが要約すると次の通りだ。
・邪魔をしないなら従魔はディメンジョンルームに入れたままでもいい。
・俺は作業中、入り口を閉じて依頼を受ける等自由にしていい。
・終業は夕方6時の鐘の頃。その頃には工房に戻り、ディメンジョンルームの入り口を開くこと。
「わかりました。よろしくお願いします。」
「おう。それじゃあ明後日の朝にまた来い。」
「ふぅ。」
横たわるロアのお腹に背を預け、満点の星を眺めながらお茶をすする。
手付金の金貨15枚を手渡し、見送られて工房を出た俺はそのまま閉門ギリギリに街を出た。10分ほど街道を歩いて門から離れると夕日は沈み、辺りは真っ暗になっていた。
そこでディメンジョンルームから3人を出して夕食を取り、今は食後のお茶をすすりながらまったりと休憩している。
ガルドは食後の運動だといって少し離れて素振りをしている。
今まで両手で扱っていたその剣は、今では片手で軽く振れるようになり、物足りなさげな様子だ。
「鎧だけじゃなくて剣も新調した方がいいかな。」
ガルドの鎧と武器、俺の魔力回復手段、水を出す魔道具。水を出す魔道具は水とお湯と切り替えれるようにしたいし。
「3人の能力確認もあるし忙しくなりそうだ。」
そう呟いて残りのお茶を飲み干した。
「とりあえず、物を作るときの注意点をおさらいしておくか。」
俺は目をつむり、生産の極みから情報を引き出していく。その中で今まで意識していなかった注意点にいくつか気がついた。
まず、素材について。
物を加工する時には素材の魔力浸透率、拡散率、増幅率を意識しなくてはならない。
浸透率はそのまま魔力の流しやすさ。拡散率は流した魔力を大気に発散する力。増幅率は流した魔力を増幅する力だ。
例えばミスリルは浸透率、増幅率に優れ、拡散率が低いため、流した魔力が無駄なく増幅され効率的に魔法に使える。一般的な木材は浸透率は良いが拡散率が高いため魔力を流してもすぐ発散してしまうので魔力を流すのには向かない。トレント等の魔物由来の木材は拡散率が抑えられ、多少の増幅率も付くみたいだ。
俺の場合魔力を流すことでスキルで整形できるようになるので浸透率が悪かったり、拡散率が高い物はそれだけ大量の魔力が必要になる。
次に付与術についてだ。
付与術は大きく3つに分けられる。
切れ味を上げるシャープネスや物体を回転させるスピンのように付与した物質に直接効果を発揮するマテリアル付与術。
バラム達のブローチやネックレスにしたように装備者のステータスを上げたり下げたりするブースト付与術。
空間魔法の異空間収納や火魔法のファイアのような魔法や属性を付与するマジック付与術だ。
付与術は施しただけでは効果を発揮せず、魔力を流した時だけ効果を発揮する。
しかし、魔石に付与すれば魔石の魔力を使用して常に発動したままになる。そのため、ブースト付与術は魔石に付与してアクセサリーとして身に着けるのが一般的だ。
マジック付与術は付与者の技量と素材によって付与できる魔法が変わる。複雑な魔法や大規模な魔法はそれだけ術者の技量や素材の耐久性や魔力の浸透率が必要になるのでそれを付与できる者は希少で素材は高額。したがって凄腕の術者が希少な素材で作ることになるマジック付与術を施した魔道具はかなり高価になる
最後に魔法陣術。
俺の腕輪やコンロにも使っているが、術式を刻むことができれば素材に関係なく、どれだけ複雑なことでもできる。しかし、複雑なことは刻む内容が多くなるのでそれだけ陣が大きくなる。そのため実際にはそれほど複雑なことはできない。
「こんなところか。これを踏まえて水を出す魔道具はどういう形にするのが一番か……。」
土間に置かれたテーブル座り、ツェマーマンを待っていると見積もりを書いた紙を持って奥の部屋から戻ってきた。
テーブルに置かれた見積もり書を受け取り目を通す。
「金貨30枚ですか。」
「そうだ。その内容で良ければ前金で金貨20枚、完成後に残りの金貨10枚だ。」
日本円にして約300万。わずかに手持ちの金額を超えた見積もりにわずかに顔を顰める。
「本来なら前金は三分の一だが建築場所が空間魔法の中だからな。支払いをせずに逃げることだってできる。そこで前金で三分の二を貰っておく。」
金貨20枚ならギリギリ手持ちで足りる。残りのファイアアントの素材精算と手持ちの銀貨を集めれば金貨5枚にはなる。それでもまだ金貨5枚足りない。
気難しいみたいだし、物作りのプロのドワーフに値切りはご法度だろう。仕方ない、今日は諦めて先に稼いでこよう。
「すいません、少し予算をオーバーしているので……。」
そういうとツェマーマンの眉間に深いシワがより、険しい顔つきになる。
「稼いでからまた来ます。」
続けて出直すことを伝えると、険しさがわずかに薄れた。
「あの、どうかしましたか?」
「値切らんのか?」
「職人相手に値切り交渉なんかしませんよ。それはその人の技術がその程度だって言ってるようなものじゃないですか。」
眉間の皺もわずかに薄くなる。今後の為にも少し機嫌を取ってみるのもいいかもしれない。
「それにドワーフと言えば物作りのプロ中のプロですよね。その技術にたいして値切るなんてあり得ないですよ。」
「そうか。」
そう言ってツェマーマンはふぅと深いため息を一つ着くと険しさが取れた表情でこちらを見た
「予算はいくらだ。」
「え?」
「今回の工賃の予算はいくらだったんだ?」
予算を聞いてくる表情は、真剣そのものだ。
「手元にあるのが金貨20枚でギルドで解体中の素材の精算が終わればもう5枚までいけます。」
「金貨25枚か。稼いでくると言ったが当てはあるのか?」
「従魔が強いので魔物を狩るのには困りませんから。ギルドの依頼で地道に稼ぐつもりです。」
「なるほどな。よし、いいだろう。技術者に対する姿勢に免じてとりあえず金貨25枚でやってやる。」
「えっ!でもそれは……。」
突然の申し出に俺は戸惑う。
「勘違いするな。金貨5枚はツケだ。手付金金貨15枚、完成後金貨10枚、残り金貨5枚は稼げてからでいい。」
「本当にいいんですか?」
「こっちが提案してんだ。いいに決まってるだろ。こっちを見下して値切り交渉なんざしてくる奴の仕事を受ける気はねぇが、こっちの技術に敬意を払うやつにはこっちからも譲歩する気ぐらいある。ただ、このボロい工房を見て分かる通り、こっちも入用だからあくまでツケだけどな。」
「いえ、十分です。ありがとうございます。」
俺が頭を下げるとツェマーマンは決まりだなとつぶやき、ニヤリと笑った。
「明日のうちに足りない資材を仕入れておく。明後日に朝ここに来い。資材をすべてディメンジョンルームに入れたら中で作業する。」
「わかりました。」
その後、作業中の注意点を説明されたが要約すると次の通りだ。
・邪魔をしないなら従魔はディメンジョンルームに入れたままでもいい。
・俺は作業中、入り口を閉じて依頼を受ける等自由にしていい。
・終業は夕方6時の鐘の頃。その頃には工房に戻り、ディメンジョンルームの入り口を開くこと。
「わかりました。よろしくお願いします。」
「おう。それじゃあ明後日の朝にまた来い。」
「ふぅ。」
横たわるロアのお腹に背を預け、満点の星を眺めながらお茶をすする。
手付金の金貨15枚を手渡し、見送られて工房を出た俺はそのまま閉門ギリギリに街を出た。10分ほど街道を歩いて門から離れると夕日は沈み、辺りは真っ暗になっていた。
そこでディメンジョンルームから3人を出して夕食を取り、今は食後のお茶をすすりながらまったりと休憩している。
ガルドは食後の運動だといって少し離れて素振りをしている。
今まで両手で扱っていたその剣は、今では片手で軽く振れるようになり、物足りなさげな様子だ。
「鎧だけじゃなくて剣も新調した方がいいかな。」
ガルドの鎧と武器、俺の魔力回復手段、水を出す魔道具。水を出す魔道具は水とお湯と切り替えれるようにしたいし。
「3人の能力確認もあるし忙しくなりそうだ。」
そう呟いて残りのお茶を飲み干した。
「とりあえず、物を作るときの注意点をおさらいしておくか。」
俺は目をつむり、生産の極みから情報を引き出していく。その中で今まで意識していなかった注意点にいくつか気がついた。
まず、素材について。
物を加工する時には素材の魔力浸透率、拡散率、増幅率を意識しなくてはならない。
浸透率はそのまま魔力の流しやすさ。拡散率は流した魔力を大気に発散する力。増幅率は流した魔力を増幅する力だ。
例えばミスリルは浸透率、増幅率に優れ、拡散率が低いため、流した魔力が無駄なく増幅され効率的に魔法に使える。一般的な木材は浸透率は良いが拡散率が高いため魔力を流してもすぐ発散してしまうので魔力を流すのには向かない。トレント等の魔物由来の木材は拡散率が抑えられ、多少の増幅率も付くみたいだ。
俺の場合魔力を流すことでスキルで整形できるようになるので浸透率が悪かったり、拡散率が高い物はそれだけ大量の魔力が必要になる。
次に付与術についてだ。
付与術は大きく3つに分けられる。
切れ味を上げるシャープネスや物体を回転させるスピンのように付与した物質に直接効果を発揮するマテリアル付与術。
バラム達のブローチやネックレスにしたように装備者のステータスを上げたり下げたりするブースト付与術。
空間魔法の異空間収納や火魔法のファイアのような魔法や属性を付与するマジック付与術だ。
付与術は施しただけでは効果を発揮せず、魔力を流した時だけ効果を発揮する。
しかし、魔石に付与すれば魔石の魔力を使用して常に発動したままになる。そのため、ブースト付与術は魔石に付与してアクセサリーとして身に着けるのが一般的だ。
マジック付与術は付与者の技量と素材によって付与できる魔法が変わる。複雑な魔法や大規模な魔法はそれだけ術者の技量や素材の耐久性や魔力の浸透率が必要になるのでそれを付与できる者は希少で素材は高額。したがって凄腕の術者が希少な素材で作ることになるマジック付与術を施した魔道具はかなり高価になる
最後に魔法陣術。
俺の腕輪やコンロにも使っているが、術式を刻むことができれば素材に関係なく、どれだけ複雑なことでもできる。しかし、複雑なことは刻む内容が多くなるのでそれだけ陣が大きくなる。そのため実際にはそれほど複雑なことはできない。
「こんなところか。これを踏まえて水を出す魔道具はどういう形にするのが一番か……。」
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