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第五十八章『パレット部への質問千色世里子編』
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放課後、パレット部室でパレット部員達はみんなのプロフィールを作成するためにくじ引き順に質問をしていた、今回は色彩学園長である千色世里子からの質問をお届けします。
裕子「私のは終わったから」
千晶「次は私だな」
裕子「千晶ちゃん、お願いします」
千晶「そうだな……ってオイ!」
千晶は次に回そうとする裕子につっこんだ。
映美「これで一周して終わったな」
早織「そうだね」
万紀「かぁーーあっという間だったぜ」
優梨子「意外と楽しかった」
伶奈「みんなの知らない所を知れてよかったぜ」
そんなワイワイと会話を弾んでたらパレット部室のドアが開いた。
世里子「おやおや、楽しそうですね」
裕子「学園長先生こんにちは」
色彩学園長である千色世里子が入ってきたのだ。
早織「初めて間近で見た」
万紀「まじかよ」
優梨子「はひ~緊張しちゃう~」
伶奈「わわわわわ……」
千晶「うわ、オーラがすご!」
姫乃「これが学園長先生」
えり菜「初めて間近で見ました」
希美「のぞの……私もです」
一歌「こりゃあ嘘つきづらいわよ」
咲子「学校の行事の挨拶しか見たことないですが……」
亜弥「わぁ……綺麗」
史「学園長先生が来てくださるとは思いもしませんでした」
七美「こここんにちは!」
みのり「こんにちは!」
久乃「素敵だわ」
奈々央「お……」
凛「これはこれは学園長先生、どうかされましたか?」
三保「私とは初めましてかしらね?」
映美「学園長、なぜパレット部室に入られたんですか?」
映美先生の問いかけに世里子が答えた。
世里子「パレット部、貴方達の活躍を聞いていますよ? せっかくだから何をしてるのか様子をお伺いしたの」
映美「そうでしたか、よくやってくれますよ」
裕子がパレット部の状況を説明した。
裕子「実はですね、さらに活動の幅を広げるために部員のプロフィール作成をしてまして、くじ引きの順番に質問をし、質問したら次の人から答えて最後に質問をした人が答ることをしていました、今は丁度一周した所です」
世里子「そうだったんですね、活動の幅を広げるヒントを与える為に質問をやられたんですね、コミュニケーションを取る大切な機会ですよ?」
裕子「はい、せっかくですので、学園長も私達に質問してみませんか?」
裕子は世里子に質問してみないか問いかけた。
映美「そうですよ、せっかく来てくださったんですからどうでしょうか?」
世里子は考え込むが、そして。
世里子「いいでしょう、皆様に質問いたしましょう」
全員「ありがとうございます!」
世里子は裕子のお願いを応えた。
世里子「そうですね、皆様の将来の夢は何ですか?」
世里子の質問に驚きが隠せなかったようだ。
裕子「将来の夢か……」
映美「私まで答えるのか」
世里子「当たり前です」
映美「はい、すいません」
世里子「どうすればいいのかしら?」
裕子「じゃあ、千晶ちゃんからくじ引き順番に答えてもらうのはどうでしょうか?」
世里子「分かりました、それでいきましょう」
世里子からの質問が本格的に始まった。
世里子「千晶さん、将来の夢は?」
千晶「私はイラストレーターになりたい」
世里子「それはどうしてですか?」
千晶「私のイラストで笑顔にしたいからです」
世里子「それはいいことですね」
千晶「そのためにアニメーション作りで修行を励んでいます」
世里子「そうですか、夢の為にあえて違うことをしたのですね、頑張ってください」
千晶「ありがとうございます」
世里子「みのりさん、将来の夢は?」
みのり「私は料理人になりたいです」
世里子「それはどうしてでしょうか?」
みのり「私の料理で美味しく食べてもらいたいです」
世里子「それはいいことですね」
みのり「ありがとうございます」
世里子「姫乃さん、将来の夢は?」
姫乃「私は植物の研究者になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
姫乃「私の父が研究者なので後を継ぐようにし将来を繋げたいからです」
世里子「一生懸命勉強に励んでください」
姫乃「ありがとうございます」
世里子「奈々央さん、将来の夢は?」
奈々央「私は陸上選手になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
奈々央「陸上選手で感動を与えたいからです」
世里子「それは素晴らしいわ、期待してます」
奈々央「ありがとうございます」
世里子「でもちゃんと勉強を励むように」
奈々央「はい」
世里子「映美さん、将来の夢って何でしょうか?」
映美先生だけ、世里子の質問の仕方が違う。
映美「そうですね、画家を目指してました」
世里子「それはどうしてですか?」
映美「私の絵で笑顔にしたかったからだな」
世里子「もう一つ聞きます、なぜ教師になったのでしょう?」
映美「それは小さかった従姉妹が両立すれば答えが見つかるのではと言われまして……そこから教師の道に歩みました」
世里子「なるほど、いい従姉妹さんだったわね」
史「……!」
映美の答えに何故か史が照れた、覚えているとは思わなかったようだ。
世里子「咲子さん、将来の夢は?」
咲子「私の家である食堂を継ぐことです」
世里子「それはどうしてですか?」
咲子「決めたこともあれば、笑顔にしたいからです」
世里子「あら、咲子さんって食堂をやられてたのね」
咲子「お時間がある時に来て下さい」
世里子「そうさせて頂きます」
咲子「ありがとうございます」
世里子「凛さん、将来の夢は?」
凛「弁護士になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
凛「弁護士で困ってる人を解決したいです、そして人を観察したいです」
三保「やっぱりね」
世里子「それはいいことですが人の観察に関してはやりすぎないように」
凛「分かりました」
凛は世里子に頭が上がらないようだ。
世里子「一歌さん、将来の夢は?」
一歌「私は……書道家になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
一歌「私の書道作品で感動させたいのよ」
世里子「素晴らしいことです、酷い嘘以外はね」
一歌「う……」
一歌も世里子に頭が上がらないようだ。
世里子「万紀さん、将来の夢は?」
万紀「警察になることだ」
世里子「それはどうしてですか?」
万紀「ヤンキー時代、沢山の人達に迷惑をかけてしまった、今は違う、裕子に出会ったから変われた、だからあたしが助ける番だ」
世里子「そうなんですね、心変わりをするのはいいことです」
万紀「裕子、あんがとな」
裕子「へ? 私何がした?」
万紀「裕子、自分で気づいてねえほどあたしは気付かされたんだ」
裕子「そうかな?」
世里子「あら仲のいい事」
世里子は生徒同士仲良くなる姿を見ると微笑ましくなるのだ。
世里子「亜弥さん、将来の夢は?」
亜弥「タレントかな?」
世里子「それはどうしてですか?」
亜弥「私の振る舞いでみんなを明るくさせたい」
世里子「それはいい事ですが、授業中は目立たないようにしてください」
亜弥「はい」
咲子「たまにやらかしますからね」
亜弥「それ言わない約束!」
咲子「すみません」
世里子「伶奈さん、将来の夢は?」
伶奈「ミュージシャンになりたい」
世里子「それはどうしてですか?」
伶奈「私の音楽でみんなを救いたいんだ!」
世里子「それはいい事ですが、また校舎の外でむやみにギターを弾かないでくださいね」
伶奈「はい、すいませんでした」
世里子「史さん、将来の夢は?」
史「パン屋になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
史「普通のパンが好きなのとパン作りを力に入れたいわ」
世里子「それはいい事です」
映美「史!? パン屋で働くのか!? 頭いいのにもったいないぞ!」
史「映美姉、私の夢は私で決めさせて、もう、縛られるのは嫌なの」
世里子「史さんの言う通りです、自分の夢は自分で決めさせてあげなさい」
映美「分かりました……」
映美先生はよっぽど世里子に叱られるのがショックだったようです。
世里子「七美さん、将来の夢は?」
七美「私はデザイナーになりたいです」
世里子「何のデザイナーかしら?」
七美「何でもいいです! ファッションでも、広告でもかかってこいです!」
世里子「何事も挑戦するのはいい事ですが、欲張りすぎはいけませんよ」
七美「はい、アトリエで今まで描いてきた絵の力で成し遂げてみせます」
世里子「やる気だけは一人前なのね、早織さん、将来の夢は?」
早織「私は女優になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
早織「私の演技を見せてあげたいの」
世里子「それはいいことです」
早織「女優は怖いけど演技は好きだからやりたい」
世里子「恐れずにやるのはいいことですが、たまには友達に頼って下さい、えり菜さん、将来の夢は?」
えり菜「考えた事がありませんでした……」
世里子「なら、すでに見つかってるはずです」
世里子の言葉にえり菜は思い出したようだ。
えり菜「思い出した、小さいごろ、高校教師になりたかったんだ」
世里子「それはどうしてですか?」
えり菜「私、人に教えるのが好きなんです」
世里子「それはいいことです」
えり菜「正しい事だけ教えて未来の子供たちを守りたいです」
世里子「未来の子供たちの為に考えるなんて素晴らしいわ、久乃さん、将来の夢は?」
久乃「私は本屋さんになりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
久乃「私は本をいろんな人に知ってもらいたいから」
世里子「確かに、本は大切です、くれぐれも押し付けないようにしてくださいね」
久乃「はい」
世里子「優梨子さん、将来の夢は?」
優梨子「あの……その……」
世里子「なんでしょう?」
優梨子「保育士になりたいです!」
世里子「それはどうしてですか?」
優梨子「子供たちの面倒をみたい、そして子供を助けたい」
世里子「どうして子供を助けたいんですか?」
優梨子「昔の私のようになって欲しくない」
世里子「なるほど、両親に虐待される子供を助けてあげたい、いい理由を聞かせて頂きました、三保さん、将来の夢は?」
三保「分からないわ」
世里子「それはどうしてですか?」
三保「それは……」
三保が答えようとしたがやめてしまった。
世里子「三保さん、私は貴方のこと、未来がないことに感じています」
三保「そうなの?」
世里子「だからこれ以上聞くのはやめましょう?」
三保「そうして頂けると助かります」
世里子「希美さん、将来の夢は?」
希美「私は歌手になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
希美「私の歌声でみんなを癒してあげたいです」
希美も世里子に頭が上がらないようで、喋り方も普通の喋り方でなぜか棒読みになってる。
世里子「それはいいことですが、いつも私と喋る時は棒読みで喋るのは何故かしら?」
希美「それは、難しい質問です」
世里子「そうでしたか、失礼しました」
えり菜「希美はいつもこんな喋り方じゃないですけど」
世里子「知ってますよ、ただ、他の皆様と接してる姿をあえて知らないフリして聞いただけですよ?」
えり菜「そうでしたか……」
世里子「最後になりました、裕子さん、将来の夢を教えなさい」
千晶「裕子だけ聞き方違うし」
史「裕子を信頼してるこそそういう聞き方をしてるのね」
裕子「色にまつわる仕事をしたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
裕子「一人一人に色を届けたいからです」
世里子「素晴らしい、裕子さん、貴方は只者じゃないようですね」
裕子「え?」
千晶「自覚しないのが裕子なんだよな」
世里子「私に素晴らしい機会を与えてくださりありがとうございます、パレット部の皆さんの将来の夢を聞いてとても楽しかったわ」
裕子「それはとても光栄です」
世里子「私はこれで失礼します」
世里子はパレット部室に出た。
裕子「緊張したぁ」
映美「緊張してたんかい、でもしない方が問題だけどな」
以上、色彩学園長である千色世里子からの質問だった、これで一通り質問は終了した、後はパレット部員達のプロフィール作成を本格的に作り上げるだけ、どんなプロフィールを作成するのか、次の話で明らかになる。
裕子「私のは終わったから」
千晶「次は私だな」
裕子「千晶ちゃん、お願いします」
千晶「そうだな……ってオイ!」
千晶は次に回そうとする裕子につっこんだ。
映美「これで一周して終わったな」
早織「そうだね」
万紀「かぁーーあっという間だったぜ」
優梨子「意外と楽しかった」
伶奈「みんなの知らない所を知れてよかったぜ」
そんなワイワイと会話を弾んでたらパレット部室のドアが開いた。
世里子「おやおや、楽しそうですね」
裕子「学園長先生こんにちは」
色彩学園長である千色世里子が入ってきたのだ。
早織「初めて間近で見た」
万紀「まじかよ」
優梨子「はひ~緊張しちゃう~」
伶奈「わわわわわ……」
千晶「うわ、オーラがすご!」
姫乃「これが学園長先生」
えり菜「初めて間近で見ました」
希美「のぞの……私もです」
一歌「こりゃあ嘘つきづらいわよ」
咲子「学校の行事の挨拶しか見たことないですが……」
亜弥「わぁ……綺麗」
史「学園長先生が来てくださるとは思いもしませんでした」
七美「こここんにちは!」
みのり「こんにちは!」
久乃「素敵だわ」
奈々央「お……」
凛「これはこれは学園長先生、どうかされましたか?」
三保「私とは初めましてかしらね?」
映美「学園長、なぜパレット部室に入られたんですか?」
映美先生の問いかけに世里子が答えた。
世里子「パレット部、貴方達の活躍を聞いていますよ? せっかくだから何をしてるのか様子をお伺いしたの」
映美「そうでしたか、よくやってくれますよ」
裕子がパレット部の状況を説明した。
裕子「実はですね、さらに活動の幅を広げるために部員のプロフィール作成をしてまして、くじ引きの順番に質問をし、質問したら次の人から答えて最後に質問をした人が答ることをしていました、今は丁度一周した所です」
世里子「そうだったんですね、活動の幅を広げるヒントを与える為に質問をやられたんですね、コミュニケーションを取る大切な機会ですよ?」
裕子「はい、せっかくですので、学園長も私達に質問してみませんか?」
裕子は世里子に質問してみないか問いかけた。
映美「そうですよ、せっかく来てくださったんですからどうでしょうか?」
世里子は考え込むが、そして。
世里子「いいでしょう、皆様に質問いたしましょう」
全員「ありがとうございます!」
世里子は裕子のお願いを応えた。
世里子「そうですね、皆様の将来の夢は何ですか?」
世里子の質問に驚きが隠せなかったようだ。
裕子「将来の夢か……」
映美「私まで答えるのか」
世里子「当たり前です」
映美「はい、すいません」
世里子「どうすればいいのかしら?」
裕子「じゃあ、千晶ちゃんからくじ引き順番に答えてもらうのはどうでしょうか?」
世里子「分かりました、それでいきましょう」
世里子からの質問が本格的に始まった。
世里子「千晶さん、将来の夢は?」
千晶「私はイラストレーターになりたい」
世里子「それはどうしてですか?」
千晶「私のイラストで笑顔にしたいからです」
世里子「それはいいことですね」
千晶「そのためにアニメーション作りで修行を励んでいます」
世里子「そうですか、夢の為にあえて違うことをしたのですね、頑張ってください」
千晶「ありがとうございます」
世里子「みのりさん、将来の夢は?」
みのり「私は料理人になりたいです」
世里子「それはどうしてでしょうか?」
みのり「私の料理で美味しく食べてもらいたいです」
世里子「それはいいことですね」
みのり「ありがとうございます」
世里子「姫乃さん、将来の夢は?」
姫乃「私は植物の研究者になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
姫乃「私の父が研究者なので後を継ぐようにし将来を繋げたいからです」
世里子「一生懸命勉強に励んでください」
姫乃「ありがとうございます」
世里子「奈々央さん、将来の夢は?」
奈々央「私は陸上選手になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
奈々央「陸上選手で感動を与えたいからです」
世里子「それは素晴らしいわ、期待してます」
奈々央「ありがとうございます」
世里子「でもちゃんと勉強を励むように」
奈々央「はい」
世里子「映美さん、将来の夢って何でしょうか?」
映美先生だけ、世里子の質問の仕方が違う。
映美「そうですね、画家を目指してました」
世里子「それはどうしてですか?」
映美「私の絵で笑顔にしたかったからだな」
世里子「もう一つ聞きます、なぜ教師になったのでしょう?」
映美「それは小さかった従姉妹が両立すれば答えが見つかるのではと言われまして……そこから教師の道に歩みました」
世里子「なるほど、いい従姉妹さんだったわね」
史「……!」
映美の答えに何故か史が照れた、覚えているとは思わなかったようだ。
世里子「咲子さん、将来の夢は?」
咲子「私の家である食堂を継ぐことです」
世里子「それはどうしてですか?」
咲子「決めたこともあれば、笑顔にしたいからです」
世里子「あら、咲子さんって食堂をやられてたのね」
咲子「お時間がある時に来て下さい」
世里子「そうさせて頂きます」
咲子「ありがとうございます」
世里子「凛さん、将来の夢は?」
凛「弁護士になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
凛「弁護士で困ってる人を解決したいです、そして人を観察したいです」
三保「やっぱりね」
世里子「それはいいことですが人の観察に関してはやりすぎないように」
凛「分かりました」
凛は世里子に頭が上がらないようだ。
世里子「一歌さん、将来の夢は?」
一歌「私は……書道家になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
一歌「私の書道作品で感動させたいのよ」
世里子「素晴らしいことです、酷い嘘以外はね」
一歌「う……」
一歌も世里子に頭が上がらないようだ。
世里子「万紀さん、将来の夢は?」
万紀「警察になることだ」
世里子「それはどうしてですか?」
万紀「ヤンキー時代、沢山の人達に迷惑をかけてしまった、今は違う、裕子に出会ったから変われた、だからあたしが助ける番だ」
世里子「そうなんですね、心変わりをするのはいいことです」
万紀「裕子、あんがとな」
裕子「へ? 私何がした?」
万紀「裕子、自分で気づいてねえほどあたしは気付かされたんだ」
裕子「そうかな?」
世里子「あら仲のいい事」
世里子は生徒同士仲良くなる姿を見ると微笑ましくなるのだ。
世里子「亜弥さん、将来の夢は?」
亜弥「タレントかな?」
世里子「それはどうしてですか?」
亜弥「私の振る舞いでみんなを明るくさせたい」
世里子「それはいい事ですが、授業中は目立たないようにしてください」
亜弥「はい」
咲子「たまにやらかしますからね」
亜弥「それ言わない約束!」
咲子「すみません」
世里子「伶奈さん、将来の夢は?」
伶奈「ミュージシャンになりたい」
世里子「それはどうしてですか?」
伶奈「私の音楽でみんなを救いたいんだ!」
世里子「それはいい事ですが、また校舎の外でむやみにギターを弾かないでくださいね」
伶奈「はい、すいませんでした」
世里子「史さん、将来の夢は?」
史「パン屋になりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
史「普通のパンが好きなのとパン作りを力に入れたいわ」
世里子「それはいい事です」
映美「史!? パン屋で働くのか!? 頭いいのにもったいないぞ!」
史「映美姉、私の夢は私で決めさせて、もう、縛られるのは嫌なの」
世里子「史さんの言う通りです、自分の夢は自分で決めさせてあげなさい」
映美「分かりました……」
映美先生はよっぽど世里子に叱られるのがショックだったようです。
世里子「七美さん、将来の夢は?」
七美「私はデザイナーになりたいです」
世里子「何のデザイナーかしら?」
七美「何でもいいです! ファッションでも、広告でもかかってこいです!」
世里子「何事も挑戦するのはいい事ですが、欲張りすぎはいけませんよ」
七美「はい、アトリエで今まで描いてきた絵の力で成し遂げてみせます」
世里子「やる気だけは一人前なのね、早織さん、将来の夢は?」
早織「私は女優になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
早織「私の演技を見せてあげたいの」
世里子「それはいいことです」
早織「女優は怖いけど演技は好きだからやりたい」
世里子「恐れずにやるのはいいことですが、たまには友達に頼って下さい、えり菜さん、将来の夢は?」
えり菜「考えた事がありませんでした……」
世里子「なら、すでに見つかってるはずです」
世里子の言葉にえり菜は思い出したようだ。
えり菜「思い出した、小さいごろ、高校教師になりたかったんだ」
世里子「それはどうしてですか?」
えり菜「私、人に教えるのが好きなんです」
世里子「それはいいことです」
えり菜「正しい事だけ教えて未来の子供たちを守りたいです」
世里子「未来の子供たちの為に考えるなんて素晴らしいわ、久乃さん、将来の夢は?」
久乃「私は本屋さんになりたいわ」
世里子「それはどうしてですか?」
久乃「私は本をいろんな人に知ってもらいたいから」
世里子「確かに、本は大切です、くれぐれも押し付けないようにしてくださいね」
久乃「はい」
世里子「優梨子さん、将来の夢は?」
優梨子「あの……その……」
世里子「なんでしょう?」
優梨子「保育士になりたいです!」
世里子「それはどうしてですか?」
優梨子「子供たちの面倒をみたい、そして子供を助けたい」
世里子「どうして子供を助けたいんですか?」
優梨子「昔の私のようになって欲しくない」
世里子「なるほど、両親に虐待される子供を助けてあげたい、いい理由を聞かせて頂きました、三保さん、将来の夢は?」
三保「分からないわ」
世里子「それはどうしてですか?」
三保「それは……」
三保が答えようとしたがやめてしまった。
世里子「三保さん、私は貴方のこと、未来がないことに感じています」
三保「そうなの?」
世里子「だからこれ以上聞くのはやめましょう?」
三保「そうして頂けると助かります」
世里子「希美さん、将来の夢は?」
希美「私は歌手になりたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
希美「私の歌声でみんなを癒してあげたいです」
希美も世里子に頭が上がらないようで、喋り方も普通の喋り方でなぜか棒読みになってる。
世里子「それはいいことですが、いつも私と喋る時は棒読みで喋るのは何故かしら?」
希美「それは、難しい質問です」
世里子「そうでしたか、失礼しました」
えり菜「希美はいつもこんな喋り方じゃないですけど」
世里子「知ってますよ、ただ、他の皆様と接してる姿をあえて知らないフリして聞いただけですよ?」
えり菜「そうでしたか……」
世里子「最後になりました、裕子さん、将来の夢を教えなさい」
千晶「裕子だけ聞き方違うし」
史「裕子を信頼してるこそそういう聞き方をしてるのね」
裕子「色にまつわる仕事をしたいです」
世里子「それはどうしてですか?」
裕子「一人一人に色を届けたいからです」
世里子「素晴らしい、裕子さん、貴方は只者じゃないようですね」
裕子「え?」
千晶「自覚しないのが裕子なんだよな」
世里子「私に素晴らしい機会を与えてくださりありがとうございます、パレット部の皆さんの将来の夢を聞いてとても楽しかったわ」
裕子「それはとても光栄です」
世里子「私はこれで失礼します」
世里子はパレット部室に出た。
裕子「緊張したぁ」
映美「緊張してたんかい、でもしない方が問題だけどな」
以上、色彩学園長である千色世里子からの質問だった、これで一通り質問は終了した、後はパレット部員達のプロフィール作成を本格的に作り上げるだけ、どんなプロフィールを作成するのか、次の話で明らかになる。
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