65 / 84
第五十九章『パレット部員プロフィール完成』
しおりを挟む
放課後、パレット部室で裕子たった一人で作業をしていた、プロフィールをパソコンで作成してるようだ。
裕子「史先輩から借りたパソコンでうち終わらせなきゃ」
そう作業していると映美先生がパレット部室に入ってきた。
映美「こんなに遅くまでご苦労だったな」
裕子「映美先生」
映美「まさか裕子がパソコン作業が出来るとはね」
裕子「これぐらい出来ますよ!」
意地悪言う映美先生に怒る裕子。
映美「そういえば他のみんなはどうした?」
映美先生は緊急職員会議に入ったためパレット部室にいなかったのだ。
裕子「他のみんなは帰りました」
映美「そうか、なんで裕子が残ってパソコン作業をやってるんだ」
裕子「みんなが質問した一つ一つをその人のプロフィールを全部入れてようやくメンバーのプロフィールを完成して分からせるわけです、今回、プロフィール作成を企画したのは私なので私の責任にあります」
映美「だからって一人で背負うもんじゃない、私も手伝おう」
裕子「ありがとうございます」
裕子と映美先生は夜遅くまでプロフィール作成パソコン作業を行ったのだった。
翌日の放課後、パレット部室で部員達は今日も会議を行っていた。
裕子「プロフィール作成の話をします、みんなで質問して答えて一人のプロフィールを作りだしましたよね?」
早織「そうだね」
裕子「それが今日、みんなのプロフィールが完成しました!」
裕子はパソコン作業で打ち、印刷した二十枚の部員のプロフィールをみんなに見せた。
早織「すごい!」
優梨子「文字だらけだ」
万紀「写真もしっかりあるな」
千晶「私の顔は既に死んでいる」
伶奈「パレット部室に飾るんですからいいじゃないですか?」
史「……お疲れ様」
七美「一人で大変だったじゃないですか?」
みのり「私、手伝えば良かったです」
久乃「私も」
奈々央「私も」
凛「裕子さん、興味深いわ」
三保「夜遅くまで大変だったじゃない?」
姫乃「お疲れ様です」
希美「すごいの~」
えり菜「漢字もしっかり間違ってないですね」
一歌「やるじゃないの!?」
咲子「これでみんなの事が分かります!」
亜弥「ひゅー!」
部員のプロフィール用紙に大絶賛したようだ。
裕子「えへへ……映美先生とやりました」
映美「文字の表し方は間違ってたけどな」
裕子「ゔ……映美先生だって漢字間違ってますよ」
映美「それを言うな」
部員のプロフィールが出来た事でワイワイ盛り上がる部員達、しかし七美がある事に気づく。
七美「あの……裕子さん、私達がやった質問より増えてませんか?」
一枚のプロフィール用紙を見てみると、確かに質問が二十三個あるのだ。
早織「本当だ、付け足してある」
姫乃「誕生日、知識、料理、特技、部活、好きな教科、好きな嫌いな食べ物、気にする事、あだ名、喧嘩、癖、習い事、家族構成、チャームポイント、困る事、朝夜型、趣味、あいうえお作文、同性異性好きなタイプ、カラオケ、好きな色、将来の夢の他に血液型が追加されてますね」
一歌「それ、私が質問してさらっと答えてまわされたから血液型を質問したでしょ!?」
万紀「それは悪かったって」
裕子「えへへ……せっかくだから入れて置いちゃった」
千晶「そう言うと思った」
咲子「プロフィール用紙、どこで飾るんですか?」
裕子「あっちの壁に飾るよ」
裕子が指をさしたのは何もない壁だ。
映美「それがいい、みんなで飾るぞ!」
全員「はい!」
パレット部員達はパレット部室の殺風景だった壁を部員のプロフィール用紙で彩られた。
裕子「やっぱり壁に飾りがあるかないかを比べるとあった方が彩ってるね」
優梨子「どういうことでしょうか?」
亜弥「白と黒しかないよ?」
裕子が言ってる事がみんなは分からないようだ。
裕子「何もない灰色の壁に白い紙と黒い文字、そしてプロフィール用紙に貼ってある写真が壁を彩れたの」
映美「なるほどな」
七美「それで彩ったと言ったんですね」
千晶「美術関係じゃないと分からないやつ」
裕子が言ってる事がみんなはなんとか納得した、そして。
裕子「みんな、改めてよろしくお願いします!」
早織「よろしくね」
万紀「あ!」
優梨子「よろしくお願いします」
千晶「よろです」
伶奈「よろしくな」
映美「私からこそ」
姫乃「よろしくお願いいたしますわ」
希美「よろしくなの~」
えり菜「よろしくお願いします!」
一歌「何よ! 改まって!」
咲子「よろしくっす」
亜弥「よっろしく!」
史「……当たり前じゃないの?」
七美「はい、せめて足を引っ張んないように頑張ります」
みのり「はい! よろしくです!」
久乃「えぇ」
奈々央「おう!」
凛「よろしく、裕子さん、興味深いわ」
三保「ふふふ……当たり前な事を言って」
これでパレット部員全員の絆が深まったのであったが、何かを忘れてるような。
裕子「史先輩から借りたパソコンでうち終わらせなきゃ」
そう作業していると映美先生がパレット部室に入ってきた。
映美「こんなに遅くまでご苦労だったな」
裕子「映美先生」
映美「まさか裕子がパソコン作業が出来るとはね」
裕子「これぐらい出来ますよ!」
意地悪言う映美先生に怒る裕子。
映美「そういえば他のみんなはどうした?」
映美先生は緊急職員会議に入ったためパレット部室にいなかったのだ。
裕子「他のみんなは帰りました」
映美「そうか、なんで裕子が残ってパソコン作業をやってるんだ」
裕子「みんなが質問した一つ一つをその人のプロフィールを全部入れてようやくメンバーのプロフィールを完成して分からせるわけです、今回、プロフィール作成を企画したのは私なので私の責任にあります」
映美「だからって一人で背負うもんじゃない、私も手伝おう」
裕子「ありがとうございます」
裕子と映美先生は夜遅くまでプロフィール作成パソコン作業を行ったのだった。
翌日の放課後、パレット部室で部員達は今日も会議を行っていた。
裕子「プロフィール作成の話をします、みんなで質問して答えて一人のプロフィールを作りだしましたよね?」
早織「そうだね」
裕子「それが今日、みんなのプロフィールが完成しました!」
裕子はパソコン作業で打ち、印刷した二十枚の部員のプロフィールをみんなに見せた。
早織「すごい!」
優梨子「文字だらけだ」
万紀「写真もしっかりあるな」
千晶「私の顔は既に死んでいる」
伶奈「パレット部室に飾るんですからいいじゃないですか?」
史「……お疲れ様」
七美「一人で大変だったじゃないですか?」
みのり「私、手伝えば良かったです」
久乃「私も」
奈々央「私も」
凛「裕子さん、興味深いわ」
三保「夜遅くまで大変だったじゃない?」
姫乃「お疲れ様です」
希美「すごいの~」
えり菜「漢字もしっかり間違ってないですね」
一歌「やるじゃないの!?」
咲子「これでみんなの事が分かります!」
亜弥「ひゅー!」
部員のプロフィール用紙に大絶賛したようだ。
裕子「えへへ……映美先生とやりました」
映美「文字の表し方は間違ってたけどな」
裕子「ゔ……映美先生だって漢字間違ってますよ」
映美「それを言うな」
部員のプロフィールが出来た事でワイワイ盛り上がる部員達、しかし七美がある事に気づく。
七美「あの……裕子さん、私達がやった質問より増えてませんか?」
一枚のプロフィール用紙を見てみると、確かに質問が二十三個あるのだ。
早織「本当だ、付け足してある」
姫乃「誕生日、知識、料理、特技、部活、好きな教科、好きな嫌いな食べ物、気にする事、あだ名、喧嘩、癖、習い事、家族構成、チャームポイント、困る事、朝夜型、趣味、あいうえお作文、同性異性好きなタイプ、カラオケ、好きな色、将来の夢の他に血液型が追加されてますね」
一歌「それ、私が質問してさらっと答えてまわされたから血液型を質問したでしょ!?」
万紀「それは悪かったって」
裕子「えへへ……せっかくだから入れて置いちゃった」
千晶「そう言うと思った」
咲子「プロフィール用紙、どこで飾るんですか?」
裕子「あっちの壁に飾るよ」
裕子が指をさしたのは何もない壁だ。
映美「それがいい、みんなで飾るぞ!」
全員「はい!」
パレット部員達はパレット部室の殺風景だった壁を部員のプロフィール用紙で彩られた。
裕子「やっぱり壁に飾りがあるかないかを比べるとあった方が彩ってるね」
優梨子「どういうことでしょうか?」
亜弥「白と黒しかないよ?」
裕子が言ってる事がみんなは分からないようだ。
裕子「何もない灰色の壁に白い紙と黒い文字、そしてプロフィール用紙に貼ってある写真が壁を彩れたの」
映美「なるほどな」
七美「それで彩ったと言ったんですね」
千晶「美術関係じゃないと分からないやつ」
裕子が言ってる事がみんなはなんとか納得した、そして。
裕子「みんな、改めてよろしくお願いします!」
早織「よろしくね」
万紀「あ!」
優梨子「よろしくお願いします」
千晶「よろです」
伶奈「よろしくな」
映美「私からこそ」
姫乃「よろしくお願いいたしますわ」
希美「よろしくなの~」
えり菜「よろしくお願いします!」
一歌「何よ! 改まって!」
咲子「よろしくっす」
亜弥「よっろしく!」
史「……当たり前じゃないの?」
七美「はい、せめて足を引っ張んないように頑張ります」
みのり「はい! よろしくです!」
久乃「えぇ」
奈々央「おう!」
凛「よろしく、裕子さん、興味深いわ」
三保「ふふふ……当たり前な事を言って」
これでパレット部員全員の絆が深まったのであったが、何かを忘れてるような。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる