暗闇ロボ 暗黒鉄

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第七話 アルティメットキャッスルの社会見学!

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「今日は、社会見学が来るらしいぞ。」
「緊張するな…」
「いつもどおり過ごすようにと言われてますし、そのままにしていれば大丈夫ですよ。」
そのころ
「みなさーん!筆記用具とプリントはちゃんと持ってきましたかー?」
「はーい!」
「ここで、今日担当してくれる副長官の初鹿野さんです、挨拶しましょう。」
「よろしくお願いします!」
「はい、よろしくお願いします。元気のある子達ですね。」
「それではみなさーんきちんと列を作っていきますよー!」
「はーい!」

「こちらが入口になります。警備員の人もきちんと仕事をしていますよ。」
「すごーい!」
「みなさーん、お手洗いは大丈夫ですかー?行きたい人は今のうちに行っておいてくださいねー!」

「はい皆さん、ここがシュミレーションルームです。ここで訓練をしています。」
「かっけぇ!」
「すごーい!」
「どうなってんだろう!」
「質問がある方はいますか?」
「はい!」
「はいどうぞ。」
「具体的にどんなことにここを使うんですか?」
「いい質問ですね。それは、使っている本人に聞いてみましょう。明星君、ちょっと…」
「どうしました?」
「本日社会見学があるのは聞いていますね?」
「ええ、」
「ここでは、どのようなことをしているのか教えてください。」
「了解。」
「あー!この人知ってる!」
「本当だ!」
「あのロボットのパイロットでしょ?」
「そうだよー!」
「ここでは、どんなことをするんですか?」
「そうだね…ここでは、主に暗黒鉄…ロボットのこと、を動かす訓練をしているんだ。」
「へぇー!」
「どうなってんだろ?」
「見てみたーい!」
「明星君、たしかVR画面を3Dで映し出すことができたはずです。やってみてください。」
「了解、VR始動!3Dモード!」
「VR始動、暗黒鉄。」
「おお!」
「すげぇ!」
「かっこいい!」
「目標、ダークモンスター!」
「あれ、初めて地球に来たやつじゃない?」
「きっとそうよ!」
「いくぞ!たぁ!」
「ギャォォォォォ!」
「遅い!ホーン光線!」
「ギャォォォォォ!!」
「もう一回!ホーンビーム!」
「…なんで、同じ技なのに呼び方変わってるの?」
「それはね…彼いわく、気分の問題らしいよ。」
「えー!なにそれー!」
「でも、我々はホーン光線とよんでいるよ。」
「デストロイド…スパーク!」
「ギャォォォォォ!」
「やったー!」
「わーい!」
「すごーい!」
「いつか乗ってみたい!」
「どうだ?いい感じだろ?」
「そういえば、なんでロボットを動かすのに、明星さんも動いているの?」
「それは、このロボットは俺自身と連動しているからだよ。」
「れんどー?」
「つまり、俺が動けば暗黒鉄も動くってことだ。」
「すごーい!」
「なんで、骸骨の悪そうな見た目をしてるの?」
「いやー…敵の奴らのロボットを改造したやつだからな…」
「ふぅん…」
「新しい武器って付けられるの?」
「つけられるぞ!ハンドレーザーとか、フリーズサンダーとかだな!」
「なんで凍らせるの?」
「暗闇獣が出てくる前に、別の怪獣がでてきて、そいつは熱をエネルギーにして、余分なのは分解するからね。逆のエネルギーが求められたんだ。そういうやつに備えて、一応付けているんだよ。」
「へぇ…」
「みなさん、質問もよろしいですがそろそろ次に行きましょう。」
「はーい!」
「それではみんなー!ありがとうございましたを言いましょう!」
「ありがとうございました!」
「楽しんで!」

「さあ、次はコンピュータールームです。」
「コンピュータールーム?」
「パソコンとか、他にも色々インターネットなどが使える部屋です。では入りますよ。」
「すごーい!」
「色々な機械がいっぱい!」
「それでは皆さん、今から担当する才樹です。」
「こんにちは!」
「真面目そう…」
「彼は、トリプルジェット・Aのパイロットの一人だ。」
「以後お見知りおきを、」
「よろしくお願いします!」
「それでは早速…これは、ごく普通のパソコンですね。皆さんの家にもありますかね?」
「ある!」
「うちにもある!」
「ここでは情報収集などに、とても役に立ちます。」
「へぇ~」
「これらからこれまでの暗闇獣を見ることができます。」
「ニュースでやってた!」
「前にでてきたのは何ていうの?」
「あれは、暗闇獣人ブラックマンです。」
「なんで、人の文字がついているんだ?」
「やつは、人に化けていたからですよ。」
「やべー!」
「あっ!これギガウォーターだ!」
「ニュースで、名前がやってるもんね。」
「そうですね。他にも色々な暗闇獣がでてくるですよ。」
「また、でてくるのかなぁ?」
「そういうときのために非常用の荷物は作っておきましょう。」
「はーい!」

「それでは、お昼ですよ!お弁当持ってきましたか~?」
「はーい!」
「それでは、手を合わせてください!いただきます!」
「いただきます!」
「初鹿野副長官。」
「おや紗季子さんではありませんか。」
「お疲れ様です。これからお昼なんです。」
「そうでしたか。」
「きゃぁぁぁ!本物!?」
「すごい!本人なんて!」
「私ファンなんです!」
「あら嬉しい!みんなありがとう!」
「お昼ごはん?」
「そうよ、ここのご飯はいっつも美味しいの。」
「すごーい!」
「いいなー!」
「はははははは!」

「それでは、手を合わせて下さい。ごちそうさまでした。」
「ごちそうさまでした!」
「それでは、私はこれで。」
「了解。」
「次はどこ行くの?」
「次は、トレーニングルームです。」
「トレーニングルーム?」
「はい、ここでは肉体的な訓練を行っています。おや?亜々一ではありませんか。」
「副長官!」
「これからどちらに?」
「トレーニングルームに、」
「そうでしたか、我々もそこに向かうのですよ。」
「そうでしたか。」
「ねえねえ!トレーニングルームって何するの?」
「それは…ついてからのお楽しみです。」
「えー!」
「心配することないぞ!ほら、もうついた!」
「おおー!」
「何だかジムみたい。」
「ここで、体力を付けたりするんだ。」
「へぇ~…」
「少しやるか!」
「何だかきつそう。」
「まあ、やっていればなれるよ。よし!やるぞー!」
「すごいなー!」
「ひろーい!」
「そうでしょう。ここではありとあらゆる施設がありますからね。さて次は…」
「暗闇獣出現!暗闇獣出現!直ちに出動して下さい!」
「これはいけません。」
「副長官!行きましょう!」
「ええ!」
「行っちゃうの?」
「すみません、また後で!」

「ヴェァァァァァ!」
「ショァァァァァ!」
「暗闇獣出現コードネーム、サイコトリガー、アナザーグランド!」
「行くぞ!暗黒鉄!レディィィィィィィィゴォォォォォ!」
「スーパーA、出動!」

「ヴェァァァァァ!」
「街が…!大変なことに…!」
「行くぞ!」
「もちろんです!」
「カモン!トリプルジェット・A!」
「ショァァァァァ!」
「2対2か、いけるな!」
「ええ!」
「いくぞ!たりゃぁぁぁ!」
「はぁぁぁぁぁぁ!」
「ヴェァァァァァ!」
「ショァァァァァ!」
「危な!」
「紙一重でしたね。」
「平気よ!」
「問題ねぇ!スカルガトリング!」
「ヴェァァァァァ!」
「アイレーザー!」
「ショァァァァァ…」
「まだまだいくぞ!ホーン光線!」
「ダブルスラッシュキック!」
「スネークロープ!」
「すごーい!」
「かっこいい…あれ?うわぁぁぁぁぁ!」
「大した事ないな!」
「動くな!」
「何!?」
「こいつ、喋れるのか!?」
「今動いてみろ、こいつがどうなっても知らんぞ!」
「何ぃ!?」
「うわーん!助けてぇぇぇ!」
「あいつ…!」
「助けたければ、今ここで自爆しろ!」
「く…!」
「どうした!?」
「どうしましょう。」
「一体どうすれば…!」
「ガハハハハハハハハハハハハハハ!」
「長い!」
「人間など人質を取れば容易いものよ!貴様らのようなざ、ぐふぁ!?」
「うわぁぁぁぁぁ!」
「よっと!ナイスキャッチ!」
「トリプルジェット・A!」
「ば…ばかな…地面から槍…!?」
「どうだ?新必殺技テイルスピアは?」
「なん…だと…!」
「説明しよう!この新しくつけた細い尾を地面に潜らせて後ろから貫いたのさ!」
「そんな…バカな…!」
「人質さえいなくなればコッチのものですね!」
「一気に畳み掛けるわよ!エネルギースラッシュ!」
「新しい技だ!ダークネスドカドカドカドカドッカーン!」
「ヴェァァァァァ…」
「ショァァァァァ…」
「さあ!どうする!?」
「ま…参った…降参する…なーんてな!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「おっと危ねぇ!」
「全く…降参すると見せかけて攻撃するとは、」
「ほんといやね!」
「なん…だと…!」
「トドメだ!デストロイド…」
「ジェット…」
「スパァァァァァァァク!」
「おのれぇぇぇぇぇ!」
「やったー!」
「ありがとー!」
「かっこいい!」
「アメーイジーング!」

「それで皆さん!お礼の言葉を贈りましょう!」
「ありがとうございました!」
「はい、こちらこそありがとうございました。気を付けて帰ってくださいね!」
「はーい!」
「楽しかったね!」
「また来たいね!」
「いつかここでお仕事やりたい!」
「そうですかそうですか!それはたのしみですね!」
「絶対にやるぞー!」
「さよーならー!」
「さようなら。」

後日

「この前来た子供達から手紙が来たって!」
「なんですって!?それは早くみなければ!」
「なにがはいってるかな、えーっとなになに…?」
「このまえは、ありがとうございました。明星さんのロボットくんれんかっこよかったです。才樹さんのパソコンのつかいかたとってもじょうずでした。紗季子さんとたべたおひるごはんおいしかったです。亜々一さんのくんれんとってもがんばっていてすごいとおもいました。初鹿野さん、かおがこわかったけどやさしくて、とってもたよりになるひとでした。またいきたいです。ほんとうにありがとうございました。」
「初鹿野…」
「あの人の顔ほぼヤクザですからねぇ…」
「こればっかりはなんとも…」
「ま…まあまあ!俺たちについてもよく書かれているしいい事づくしじゃん!じゃあ次を…」
「みなさーん!お手紙が届いたんですね!?」
「あ…」
「ではでは!」
「あー!」
「だめー!」
今日も平和な日が続いた。しかし、明日が地球最後の日かもしれない。そんなときに備えて、頑張れ暗黒鉄!頑張れトリプルジェット・A!

続く

次回!
明星たちはいつもどおり過ごしていた。しかし、ニュースで暗黒鉄が暴れまわっただの情報が!一体これはどう言うことなのか!しかも警察が令状をもってきて…!?
第八話 暗黒鉄の偽物現る!
「絶対に見逃すな!」
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