じごくへいったゆうシリーズ

月尊優

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つるぎのまい

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 しょうづか・・・、あれ?
「おじいじゃ」
「はい、六もん
「ぬがすでぇ」
「いえ、六文もってますし」
「そんなんはええからぬがすねん」
「あかん、あかんて!」


   *


 あーあ、すってんてんにされてもた。これだけそろえるのに六文以上いじょうかかるやないかいっ! 古着ふるぎやと二束三文にそくさんもんかいな?

 さんばしへとあゆんでまいります。

「へい、らっしゃい!」

 童子どうじや。すってんてん(?) の。川にんどるのかな?

っぱでかくしてまんねんな?」
「これですか? あたまの上にせていんむすぶとほらっ!! 変身へんしん、しませんよ」
 ふねはそのままぷらんぷら~んと対岸たいがんへすすんでいった。


   *


 冥土筋めいどぅすじをだらぁ~んとくだりまして、見栄みえはるな、おまえチリンチリンやがな?
 あほなこといいなさんな。
 まえにそびえるえんまかく。
南海なんかいいや、何回なんかいくるんやお前は?」
「じごくどう人間にんげん道をて3回目かいめですか?」
「ほうか、お前は過去かこいきじゃ。かなかった自分じぶん見直みなおしてこい」


   *


 ほそ角支柱かくしちゅう? きくのはちえやったっけ? いまじゃ、プラスティックやなぁ? 技術ぎじゅつ時間じかんは2クラス合同ごうどう。フェンシング大会たいかい相手あいてのけんをって、折って、折る!
「どや、バット折られるとへこむやろ? お前、まだ修行しゅぎょうりんのとちゃうか?」
 受け流うけながし、受け流し、受け流され、受け流され、折られないようにく、折る、突く!
 こんなに折ってどうすんのやろ? りるよな? なくなればプラスティックもあるし。
 折れたのをひろい、二刀流にとうりゅうに。みじかいけんではらい、ながいけんをせまらせる。

 チャイムがった。じゅぎょうにもどるか。

 どんなきくをそだてたかおぼえてないし、ってかえったかもわからん。はんだこて、トランジスタラジオ、インターフォン。はんだこてをつくるのにほかのはんだこてを使つかったなぁ? かい最初さいしょのはんだこてはどうやって作ったんやろ? ラジオは電池でんちを入れっぱなしにしていてそれをらしてたなぁ。おもえば、やくたんもんしか作ってこんかった。
 かだいを作るのが目的もくてきやなく、技術をにつけるのが目的なんかな?


   *


「これでわりだっか?」
「いかにも。見直みなおせたか?」
「なにをでっか?」
「なにがあったかはお前次第しだい。というか、お前にしかわからんやろ?」


   *


「あ、目がさめました? 優さん!」
 お台所だいどころ前掛まえかけ1まい姿すがたで、すいをしております。

 これ、ハッピーエンドですね。
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