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水の中の月
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綺麗な満月の夜だった。
十字架模様のステンドグラスが中央に小さくはめ込まれた窓越しに、彼はぼんやりと空を見ていた。
雲ひとつない澄み切った空のはずなのに、星がない。月が明るすぎるのだ。明るすぎる昏い空。月に負けないきらきらしい星々がそこにはあるはずなのに、月の周りは何も見えない。
閉め切られた部屋の中の空気は、澱んでいて息苦しい。染みついてとれない汗と排泄物、老人特有の饐えた臭いが充満している。
じっとりとした重さと粘りのある空気が軋む。ベッドの上の、彼の老いた父親のせいで。自分の腕を持ちあげることすらできないのに、いまだ獣のような声をあげ続ける。狂暴な性そのままの地を這うような醜い声に空気が歪む。
いくら家はご近所から離れているといっても、これでは鎧戸も、窓も開けるわけにはいかない。迷惑だもの――。と、彼は申し訳なさそうな視線を窓の外へ向けている。鎧戸の下りた大きな窓ではなく、この部屋のたった一つの明り取りの窓、はめ殺しの小さなステンドグラスの十字架の向こうへ。
眉間に深く皺を刻んだ、苦痛に歪む父の面に噴きでる玉の汗を拭ってやり、
「お水を飲みますか? お父さん」
と、答えられないと知っていて、彼は父親に声をかける。
父にできるのはもう、獣となってうなることだけだ。まったく、どこからこの声が出るのだろう。まだそれだけの体力が残っているということだろうか、とそんなことを考えながら、ごわごわに強張った父親の頬を走る皺を手のひらで撫でる。
水が欲しいでしょう? 欲しいのでしょう?
心の中で繰り返しながら、月光の差し込む窓辺に、彼は再び腰を下ろす。薄闇にほんのり浮かぶ、白い十字架が見下ろすたもとへ。
好きなことを見つけ、その道をひたすらに歩み続ける。それこそがロマンであり、真の幸福を得る道だと、人は言う。
彼の父はまさにその道を歩んだ人だった。誰にはばかることなく己の選んだ道を生きた。その偽りのない清廉潔白な生き方を、多くの人が讃えている。
「偉大な父でした」、と彼はじきに仕切ることになる父親の葬式で、頭を垂れてそう言うだろう。彼は父親とは違うから。彼は世間体も気になれば、好意的に接してくれる他人の同情が疎ましいなどと夢にも思うことはない。そんな小心な人間だから。教会をうめつくすほどの弔問客。その一人、一人にお礼を言っている自分の姿が、彼にはまざまざと見えている。白い十字架の下で、彼は神に嘘をつく。そんな自分を思い描いている。その瞬間を薄らと夢見、頭を垂れる。闇を透かす白い十字架のたもとで。
濁った空気を這ううめき声が、ゼイゼイとした喉を掠るような息遣いに変わった。父親のたるんだ瞼が持ちあがっている。蒼白く濁った瞳が、くるくると動き回っている。
この瞳はもう彼を映さない。彼は安心して父を見つめた。
「苦しいですか? お父さん」
煌々と差し込む月の光に照らされた、濡れたように光る瞳が、彼を見た。彼は、跳ねるように立ちあがっていた。弾みで倒れた派手な椅子の音に、びくりと身体が痙攣する。
「まだ生きているのか?」
上下する喉を震わせ、乾ききった唇から明確に発せられたしゃがれ声。久方ぶりの父の言葉。
肌が総毛立ち、膝ががくがくと震えだす。彼は力の入らない気弱な躰を支えるために、白い塗料が剥げかかっている窓枠に震える手をついた。ペキペキ、ポロポロと、捲れあがった塗料が粉々になって、じっとりと汗ばんでいたその手のひらに貼りついた。
彼は父親に釘づけられていた視線を引き剥がして背中を丸め、窓枠に肩をもたせて反対の手で、その白く乾いたペンキの欠片を、爪でカリカリと剥がし落とした。白く乾いた塗料が光の加減か、チラチラ瞬くように舞って見えた。小さな星屑のように。
時おり、彼は恐る恐る父を盗み見た。だがそれきり父親の瞳の焦点が合うことはなかった。ただくるくると眼球が動くだけ。空気を擦り続ける呼吸音だけが、彼の父はまだ生きている、と告げている。
蒼く冷たく降りそそいでいた月光が黄金色の陽光に追いやられ、薄らと沸きたつ朝霞に庭の緑が萌える頃、父親はこと切れた。
彼は鎧戸を開け、大きく窓を開き、ひんやりと肌を刺激する早朝の冷気をようやく部屋に招き入れた。
長い間、彼は泥の中で息をしてきた。声を殺して喘ぐように。雨上がりのぬかるみの中に這いつくばるように。真っ直ぐに歩み続けた父が、その足元を汚すことなく少しでも歩きやすいように。母のように。そして父の進む道となることができなかった母の代わりに。当然のことのように踏みしだかれて。いつの間にか、泥にまみれ、泥そのものになっていたことに気づきもせずに。びしゃびしゃと飛び散る汚泥に溶けてちぎれて混ざりこんだまま。灼熱の陽射しに晒され父の足跡を刻みつけたまま乾き、ころころと変わる天気に、またぬかるみと化すがまま。
固く、平坦に、美しく整えられていた父の道が蠢いたのは、父の倒れた朝だった。ゆっくりと時間をかけて彼は再び溶け、そして凝固した。散り散りに霧散していた彼を、苦痛を訴える父の叫びが呼び戻したのだ。彼は初めて自分自身を見いだした。父の苦痛の上に。そのうめき声の中に。歪む顔に。暴れる手足に。父の声は彼の声だった。彼は手厚く父を看護した。
そしてようやく、彼の父は断末魔の一息でもって、奪われていた彼の魂を返してくれたのだ。彼自身の、本来の躰に――。
彼の躰と魂は、音を立てて思いきり新鮮な空気を吸いこんだ。何度も、何度も。腕を高く上げ、白んでゆく空に顔を向けて。
朝陽の中で歪んだまま固まった父の顔を眺めながら、彼は紅茶を淹れた。
彼自身のために。
父に殺され続けてきた彼の感覚が、徐々に息を吹き返す。
彼は初めて紅茶に香しさがあることを知った。喉を通りぬける熱に、長い間失っていた体温を思い出した。
爽やかな風が吹きぬけ、柔らかな芳香が漂う、なんという幸福な朝の始まり。
十字架模様のステンドグラスが中央に小さくはめ込まれた窓越しに、彼はぼんやりと空を見ていた。
雲ひとつない澄み切った空のはずなのに、星がない。月が明るすぎるのだ。明るすぎる昏い空。月に負けないきらきらしい星々がそこにはあるはずなのに、月の周りは何も見えない。
閉め切られた部屋の中の空気は、澱んでいて息苦しい。染みついてとれない汗と排泄物、老人特有の饐えた臭いが充満している。
じっとりとした重さと粘りのある空気が軋む。ベッドの上の、彼の老いた父親のせいで。自分の腕を持ちあげることすらできないのに、いまだ獣のような声をあげ続ける。狂暴な性そのままの地を這うような醜い声に空気が歪む。
いくら家はご近所から離れているといっても、これでは鎧戸も、窓も開けるわけにはいかない。迷惑だもの――。と、彼は申し訳なさそうな視線を窓の外へ向けている。鎧戸の下りた大きな窓ではなく、この部屋のたった一つの明り取りの窓、はめ殺しの小さなステンドグラスの十字架の向こうへ。
眉間に深く皺を刻んだ、苦痛に歪む父の面に噴きでる玉の汗を拭ってやり、
「お水を飲みますか? お父さん」
と、答えられないと知っていて、彼は父親に声をかける。
父にできるのはもう、獣となってうなることだけだ。まったく、どこからこの声が出るのだろう。まだそれだけの体力が残っているということだろうか、とそんなことを考えながら、ごわごわに強張った父親の頬を走る皺を手のひらで撫でる。
水が欲しいでしょう? 欲しいのでしょう?
心の中で繰り返しながら、月光の差し込む窓辺に、彼は再び腰を下ろす。薄闇にほんのり浮かぶ、白い十字架が見下ろすたもとへ。
好きなことを見つけ、その道をひたすらに歩み続ける。それこそがロマンであり、真の幸福を得る道だと、人は言う。
彼の父はまさにその道を歩んだ人だった。誰にはばかることなく己の選んだ道を生きた。その偽りのない清廉潔白な生き方を、多くの人が讃えている。
「偉大な父でした」、と彼はじきに仕切ることになる父親の葬式で、頭を垂れてそう言うだろう。彼は父親とは違うから。彼は世間体も気になれば、好意的に接してくれる他人の同情が疎ましいなどと夢にも思うことはない。そんな小心な人間だから。教会をうめつくすほどの弔問客。その一人、一人にお礼を言っている自分の姿が、彼にはまざまざと見えている。白い十字架の下で、彼は神に嘘をつく。そんな自分を思い描いている。その瞬間を薄らと夢見、頭を垂れる。闇を透かす白い十字架のたもとで。
濁った空気を這ううめき声が、ゼイゼイとした喉を掠るような息遣いに変わった。父親のたるんだ瞼が持ちあがっている。蒼白く濁った瞳が、くるくると動き回っている。
この瞳はもう彼を映さない。彼は安心して父を見つめた。
「苦しいですか? お父さん」
煌々と差し込む月の光に照らされた、濡れたように光る瞳が、彼を見た。彼は、跳ねるように立ちあがっていた。弾みで倒れた派手な椅子の音に、びくりと身体が痙攣する。
「まだ生きているのか?」
上下する喉を震わせ、乾ききった唇から明確に発せられたしゃがれ声。久方ぶりの父の言葉。
肌が総毛立ち、膝ががくがくと震えだす。彼は力の入らない気弱な躰を支えるために、白い塗料が剥げかかっている窓枠に震える手をついた。ペキペキ、ポロポロと、捲れあがった塗料が粉々になって、じっとりと汗ばんでいたその手のひらに貼りついた。
彼は父親に釘づけられていた視線を引き剥がして背中を丸め、窓枠に肩をもたせて反対の手で、その白く乾いたペンキの欠片を、爪でカリカリと剥がし落とした。白く乾いた塗料が光の加減か、チラチラ瞬くように舞って見えた。小さな星屑のように。
時おり、彼は恐る恐る父を盗み見た。だがそれきり父親の瞳の焦点が合うことはなかった。ただくるくると眼球が動くだけ。空気を擦り続ける呼吸音だけが、彼の父はまだ生きている、と告げている。
蒼く冷たく降りそそいでいた月光が黄金色の陽光に追いやられ、薄らと沸きたつ朝霞に庭の緑が萌える頃、父親はこと切れた。
彼は鎧戸を開け、大きく窓を開き、ひんやりと肌を刺激する早朝の冷気をようやく部屋に招き入れた。
長い間、彼は泥の中で息をしてきた。声を殺して喘ぐように。雨上がりのぬかるみの中に這いつくばるように。真っ直ぐに歩み続けた父が、その足元を汚すことなく少しでも歩きやすいように。母のように。そして父の進む道となることができなかった母の代わりに。当然のことのように踏みしだかれて。いつの間にか、泥にまみれ、泥そのものになっていたことに気づきもせずに。びしゃびしゃと飛び散る汚泥に溶けてちぎれて混ざりこんだまま。灼熱の陽射しに晒され父の足跡を刻みつけたまま乾き、ころころと変わる天気に、またぬかるみと化すがまま。
固く、平坦に、美しく整えられていた父の道が蠢いたのは、父の倒れた朝だった。ゆっくりと時間をかけて彼は再び溶け、そして凝固した。散り散りに霧散していた彼を、苦痛を訴える父の叫びが呼び戻したのだ。彼は初めて自分自身を見いだした。父の苦痛の上に。そのうめき声の中に。歪む顔に。暴れる手足に。父の声は彼の声だった。彼は手厚く父を看護した。
そしてようやく、彼の父は断末魔の一息でもって、奪われていた彼の魂を返してくれたのだ。彼自身の、本来の躰に――。
彼の躰と魂は、音を立てて思いきり新鮮な空気を吸いこんだ。何度も、何度も。腕を高く上げ、白んでゆく空に顔を向けて。
朝陽の中で歪んだまま固まった父の顔を眺めながら、彼は紅茶を淹れた。
彼自身のために。
父に殺され続けてきた彼の感覚が、徐々に息を吹き返す。
彼は初めて紅茶に香しさがあることを知った。喉を通りぬける熱に、長い間失っていた体温を思い出した。
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