神水戦姫の妖精譚

小峰史乃

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第六部 第二章 ハードハート・ブレイク

第六部 暗黒色(ダークブラック)の嘆き 第二章 2

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          * 2 *


「……現実味がなさ過ぎて、全部嘘だと言われた方が信じやすいくらいだな」
 そんな感想を述べたのはショージさん。
 ホールに戻った僕とリーリエは、全部のことを最初から説明することにした。
 まずは僕から。百合乃のこと、モルガーナとの出会い、それからエイナにエリキシルバトルに誘われて以降のことを話した。
 もちろんエリクサーのことも、アライズのことも、天堂翔機のとこで聞いたモルガーナの目的についても話した。
 エリキシルバトルに参加してる僕たちには半分以上はおさらいにしかならない。でもある程度は話してあった平泉夫人でも、驚きの顔を見せてることが何度かあった話の内容は、ショージさんにはかなりの衝撃だったらしい。
 割と話の序盤で、大口を開けて驚きを隠せなくなっていた。
 エリキシルバトルの参加資格は、バトルのことを公にしようとすると失うとあった。個人に話すくらいは問題ないのは、芳野さんがずいぶん前から知ってた様子からもわかっていた。
 だから僕は、とくにショージさんに対して、何ひとつ隠すことなく、全部話した。
「頭がパンクしそうだ。いま言ったことが全部、本当だってのか?」
「えぇ、本当ですよ。彰次さん。初めて聞くこともありましたが、ほとんどの内容は私も把握していましたから」
「ってぇことは、ここに集まってる克樹の友達は元々は敵ってことか」
「いいえ、音山……、彰次さん。いまもワタシたちは敵同士です。ひとつしか叶わない願いを賭けた、エリキシルバトルの対戦相手です」
「――休戦してるだけ、ってか」
 平泉夫人と灯理の返事に、ショージさんは大きくため息を吐いて、額に手を当てた。
 いつの間に持ってきたのか、芳野さんが持ってきた椅子に腰掛けて深くうつむく。
「この中で蚊帳の外に置かれてたのは俺だけ、ってことか。正直、証拠を提示できるならメディアかネットにでも情報を流して、モルガーナを追いつめた方が安全だと思うんだがな」
「そんなことをしたら参加資格を失って、オレたちの願いを叶えられなくなるからな。実際、天堂翔機の話だと、それをしようとして参加資格を失った奴がいるって話だったし」
「うん。アタシたちは奇跡でも起こさないと叶わない願いがあるから、エリキシルバトルに参加したんだし」
「ショージさんの言いたいこともわかるけど、モルガーナが本気になれば、人間をひとり消すくらい、ためらうことなくやるだろうからね」
「確かに……」
 近藤と夏姫と僕の矢継ぎ早の声に、ショージさんは顔を顰めている。
「克樹が俺に話せなかったのは、俺の安全を考えて、か」
「うん。ショージさんはモルガーナと面識がある。たぶん普通の人より、事実を知ったら狙われる可能性は高くなると思ったんだ」
「あの魔女の力は、私でも把握し切れていませんからね。私を襲撃するのに使った銃は、日本には正式には入ってきていない、海外の軍隊で配備されているもので、弾丸も日本での使用は初めて報告されたものだったけれど、いまだに警察は入手ルートを特定できていないようね。ちゃんと捜査してるかどうかすら、怪しいところなのよ。もし不用意にバトルのことを知った人がいた場合には、魔女はためらいなくその対象を消しにかかったでしょう」
「あれは確かに、それくらいのことはしそうだな」
 顔を両手で覆いながらため息を吐いてるショージさんには、できれば話したくなかった。
 けれどいまはショージさんも、間接的な関係者だ。
 エイナが、東雲映奈(しののめえいな)の脳情報を使って構築された人工個性であり、ショージさんがそれを知ってしまった以上、話すしかなかった。
「だいたいの事情はわかった。最初に、克樹がいまさら魔女に触れようと言った時点で悪い予感はしてたんだが、想像以上だったよ。それに、いままでそんなに深く突っ込んでこなかったのは、逃げてたからだ。奴には触れたくなかったからな。だがもう逃げられない。先輩に関係してるってんなら、俺も当事者のひとりだ」
 手で覆っていた顔を見せて、ショージさんは頬を引き締めた。
「それでだが、今日はそっちの話はどうでもいいんだ。一番の主役はてめぇだろ? リーリエ」
 それまで黙っていた猛臣が口を開く。
 話してる間に、リーリエが操るアリシアが立ってるテーブルの周りに椅子が置かれ、僕たちはそこに座って彼女を取り囲む。
「改めて確認するぜ? 残りふたりのエリキシルソーサラーってのは、てめぇとエイナってことでいいんだな?」
「うん。その通りだよ、猛臣」
 みんなの視線を受けながら、リーリエははっきりとそう答えた。
 先に話していたらしい猛臣はもちろん、予測していたらしい平泉夫人、それから夫人の後ろに立つ芳野さんには、表情の変化はない。
 僕も知っていたから驚きはしなかったけど、やっぱり改めて確認した事実に、眉根にシワが寄るのを感じていた。
 それよりも、夏姫や近藤や灯理の顔に、驚きの表情が浮かぶ。
「それを知ったから、克樹は学校にも来ずに引きこもってたのか」
「それもあるけど、平泉夫人のことが心配だった方が、大きいかな」
 正面に座る近藤に言われて、僕は苦笑いを見せる。
 ショックが大きかったのは平泉夫人のことだけど、頭が混乱してしまったのはリーリエのことの方が大きい。
 どちらか片方だったら、まだマシだったんじゃないかと思うくらいには、両方とも僕にとっては大きな問題だった。
「でも……、人工個性もエリキシルソーサラーになれるなんて、少し不思議ですね。確かに仮想の脳で個性を持っているのかも知れませんが、人間ではないわけですし」
「その辺はあたしにもよくわからないんだよー。エリキシルソーサラーになれるかどうかは、人間かどうかじゃなくって、切実な願いを持ってるかどうかだったみたいなんだよね。資格者を選んだのが、モルガーナじゃないから、その辺の判断はよくわからない」
「モルガーナ……、魔女の人が選んだのではないのですか?」
「候補者を選んだのは、モルガーナだよ。でも資格を与えたのは、別の存在」
 灯理からの問いに話が自分の番に来たことを確認したのか、リーリエはそこで言葉を切って、アリシアをうつむかせる。
 右手を胸に当て、息をするように口を開き、閉じてから、顔を上げた。
「あたしも、全部知ってるわけじゃないの。あたしにエリキシルソーサラーの資格があったこと、おにぃちゃんのスフィアと共有する形で参戦することは、モルガーナも最初は想定してなかった感じがあるんだ」
「じゃあ誰が、リーリエに資格を与えたんだ」
 僕からの疑問の言葉に、リーリエはアリシアの眉根にシワを寄せながら言う。
「エリキシルバトルを企画したのは、みんなも知ってる通り、モルガーナだよ。でも、主催したのは違うの」
 全員の顔を見回してから、リーリエは告げた。
「すべてのスフィアの、クリスタルコアは、人間はもちろん、モルガーナが造り出したものじゃないんだ。神の身体の一部、結晶化した神の欠片なの」
「神、だって?」
「うん。神様。それがどんな存在なのかは、詳しくはあたしにもわからないけど」
 疑問を口にしたショージさんだけじゃなく、リーリエのことを見つめる全員が、首を傾げたり、口を開けていたり、目を見開いたりして、驚きを露わにしていた。
 神、なんて存在の話が出てきたらそうなる。
 魔女がいるのだから、不思議な世界の住人が他にも出てきてもおかしくはない。エリクサーだって、あらゆる生命の奇跡を起こせる水だと言うんだから。
 でも、唐突にそんなものが出てきたら驚かない方がおかしい。
「……なんで、リーリエにはそんなことがわかるんだ?」
「んー。エイナから聞いたことも多いんだけど、最初から、エリキシルバトルに参加したときから気づいてたかな? あたしに、身体がないからかなぁ。みんなよりも、あたしはほんのちょっとだけ、スフィアのことがわかるんだよね」
 そう言われたところで納得できるものじゃない。
 でも確かに、個性としては人間と同等のものを持っているリーリエだけど、彼女の感覚というのは、僕たちで理解できるものじゃない。
「その神の名は、イドゥン」
 聞き覚えのある名前だった。
 ――確か、その神の名は……。
「北欧神話の、黄金のリンゴの樹を守護する女神、でしたよね?」
「うん、そうだよ。モルガーナがそう呼んでるんだって」
 僕より先に答えたのは、灯理。
 灯理が使っている二体のピクシードール、フレイとフレイヤもまた、北欧神話の神から名前を取っている。
「だったら他にも神がいるてぇのか? シャレになんねぇぞ、それは。この世界がファンタジーになっちまう」
「なんでそう呼んでるのか、本当に神話の通りのイドゥンなのかまでは、わからないんだ」
「でももし、イドゥンというのが性質に由来してるなら、エリクサーが起こせる奇跡が生命に関係することに限定してる理由は、その神に関係してるからかも知れないな」
「うん。それはそうかも知れない。モルガーナの方のことで、あたしが知ってるのはそれくらいかなぁ。みんなより知ってることは多いけど、本当に少しだけなんだ」
 考え込み始めてしまったみんな。
 モルガーナという魔女がいて、アライズによって二〇センチのピクシードールが一二〇センチの子供サイズに巨大化して、フェアリーリングで外からの認識を阻害できたりと、最初から不思議なことはいろいろあった。
 神様が出てきても、いまさらだ。
 でも魔女と神様では、何と言うか、規模が違い過ぎる。
 本当かどうかわからないけど、エリクサーがほんの一滴ほどの量で死にかけた僕を癒したと考えれば、神様がいても不思議じゃないと思えた。
 沈黙したみんなを横目で見てる僕は、そんなことよりも気がかりなことを、リーリエに聞いてみる。
「なぁ、リーリエ」
「なぁに? おにぃちゃん」
 僕の声に、リーリエはもちろん、うつむいたり頭を抱えていたりしたみんなも注目する。
「どうしても気になってたことがあるんだ」
「……うん」
 何を問われるのかわかってるらしいリーリエは、アリシアの顔を曇らせる。
 テーブルの上のアリシアを通してリーリエと見つめ合いながら、僕は彼女に問うた。
「リーリエの叶えたい願いは、なんなんだ?」



「リーリエの叶えたい願いは、なんなんだ?」
 ――やっぱり、訊かれるよね。
 問われた瞬間、リーリエはそう思っていた。
 克樹にとってそれは、同じエリキシルソーサラーであることがわかったいま、リーリエとの関係という中にあって、絶対に外すことのできないことであるはずだったから。
 ――でも、どうしてもそれだけは、話せないんだよね。
 睨みつけてくるような克樹に、アリシアを通して笑みを返していたリーリエは答えた。
「あたしの願いは、教えられない」
「なんでだ?! リーリエ!!」
「どうしてもダメなんだ。ゴメンね、おにぃちゃん」
「リーリエ!」
 椅子から立ち上がって手を伸ばしてくる克樹を、近藤が抑えてくれる。
「まぁまぁ、克樹。お前だってあのとき、オレと浜咲の前で叫ぶまで、秘密にしてただろ。他の奴らだって自主的に言ってはいるけど、無理矢理聞き出された奴はいない。お前も無理矢理には聞かないって言ってただろ」
「ちっ」
 顔を怒りで赤く染めながらも、克樹は舌打ちをしてから椅子に座る。
「それよりもリーリエ。知ってたら教えてほしいことがあるんだ」
「なぁに? 誠」
 立ち上がらないよう克樹の肩を後ろから押さえたまま、近藤は少しうつむき加減で話し始める。
「信じられないかも知れないが、この前、ガーベラに梨里香が現れたんだ」
「え? 近藤さんの、ガーベラに?」
 即座に反応したのは、灯理。
 白地に赤い横線の入ったスマートギアで彼のことを見つめ、唇を震わせている。
 怒っていた克樹も近藤に振り返り、全員が彼を見つめていた。
「どういうことなのかはわからないんだが、ほんの短い時間、確かにガーベラに梨里香が乗り移って、出てきたんだ。同じじゃないが、灯理も似たようなことがあったんだよな」
「……えぇ。夏に、フレイヤを通してワタシが失った、肉眼での視覚が見えた気がしたのです。本当にそうだったのかどうかは、確かめようがないのですが」
「前兆現象かも知れない、って思ってるんだが、何かわかるか?」
 視線が近藤から灯理へ、そしてリーリエへと集まる。
 みんなのことを見回してから、ひとつ頷いて、リーリエは口を開いた。
「全部じゃないけど、わかるよ。一種の前兆現象というのは、間違いじゃないかな? えっとね、最初から話すね」
「頼む」
「あらゆる生命の奇跡を起こし得るエリクサーは、見た目には水のように見えるけど、水じゃないの」
「水じゃないとは、どういうことかしら?」
 目を細めた平泉夫人が問うてくるのに、リーリエは頷きを返した。
「エリクサーは万能の薬とか、そういうものじゃないんだよね。イドゥンの一部、神の水。だからたぶん、生命の性質を持ってる。それでどんなものか、って言うとね……。説明が難しいんだけど、水のように見えても水じゃなくて、その本質は宇宙的なエネルギーって言うか、えぇっと、それよりも上位の、宇宙を構成する要素にアクセスするための、一種の権限だと思うんだ」
「アクセス権限って、え?」
「うん」
 すでに話に着いてきていないらしい夏姫は、首を傾げている。
「エネルギーみたいなものだから、物質的な意味での量とは違うんだけど、権限の強さを量で表してることが多いみたいなんだ。それで、エリクサーは一時的な権限で、使えば消費して失われる。減っちゃうの。多く集めることで、より大きな奇跡を――、現実には起こり得ない現象を、因果律をねじ曲げて起こすことができる」
「ニュアンスとしてはわかるが、いまひとつ実体としてはわかりづらいな」
 頭を掻きながら彰次が言う。
 説明がわかりにくいのはリーリエにもわかっていたが、エリクサーについては説明のしようがなかった。
 それ以上噛み砕いて説明するのは諦めて、次の内容に移ることにする。
「それでね、エリクサーはどこにあるのかって言うと、ここなんだ」
 言ってリーリエは、アリシアの頭を指でつついた。
「頭だと?」
「うん。正確には、スフィア。エリクサーはエリキシルスフィアに貯まっていくものなんだ」
「え?」
「そんな……」
「まさか……」
「本当か? リーリエ」
 夏姫が、灯理が、近藤が、克樹がそれぞれに驚きの声を上げる。
 平泉夫人や彰次や猛臣、芳野ですらも目を丸くして、呆然としていた。
「――それであれば、いま貯まっているエリクサーを取り出せれば、ワタシの目を治すことはできるのですか?!」
 いち早く復活し、身体を乗りだして詰め寄ってきたのは灯理。
 スマートギア越しでもわかる必死な視線から、リーリエは顔を逸らしてうつむく。
「いまフレイヤに貯まってるエリクサーがどれくらいで、灯理の目を治すのに必要な量がどれくらいなのかは、あたしにもわからない。切実な願いを込めてアライズすることで、ほんの少しずつ貯まるエリクサーは、ひとりで集められる量は本当に少ないんだ。みんなのを集めてやっと、大きな奇跡を起こせる量になると思うの。それに取り出し方も、使い方もわかってないと、貯まっててもエリクサーをどうすることもできないよ」
「使えるのはモルガーナだけってぇことか」
「そう、ですか……」
 猛臣の言葉に悲しそうに口をすぼめた灯理は、落胆を顔に表して、椅子に座り直す。
 彼女のことを気遣うように視線をやりながら、近藤が問うてくる。
「そこまではわかったが、それでなんで梨里香がガーベラに現れたんだ?」
「それはね、エリキシルスフィアにエリクサーが貯まっていくことで、権限を使うための準備が整っていくの。それにはいくつかの段階があって、最初、参加したときはファーストステージ。まだピクシードールがただの操られる人形の段階。その次が、最低限エリクサーを使う準備が整うセカンドステージ、半妖精。セカンドステージになると、何かの拍子に願いの前兆現象が起こることもあるんだ。たぶんみんなのエリキシルスフィアは、セカンドステージにはなってると思う。いつどうやって、どんな理由でかはわかんないし、確実に起こるとは言えないけど、前兆現象が起こってもおかしくないと思う」
「そういうことだったのか……」
 納得したように目を細めている近藤に対し、灯理は引き結んだ唇を悲しそうに震わせていた。
 エリキシルバトルに参加している者、ある程度知っていた者、今日まで知らなかった者で、理解の度合いが違いそうなのは、ぐるりと見回してみて見て取れた。
 驚いたり、納得できない様子のみんなの中で、猛臣だけが鋭くリーリエのことを睨みつけてきている。
「それじゃあリーリエ。てめぇはいまどの段階なんだ?」
「……あたしは、あたしとおにぃちゃんのエリキシルスフィアは、いまはサードステージだよ」
 猛臣から克樹に視線を移しながら、リーリエは話す。
「サードステージは亜妖精の段階。人工個性、エレメンタロイド、精霊のあたしが、アリシアって身体を得たことでアライズしてる間だけ妖精になってる状態。妖精は不安定な存在だから、アライズしてるときしか自分の身体としては扱えない。でも身体を持ってるときは、生命にも近い状態になる。この前エイナが涙を流してたのは、あっちもサードステージに達してるからなんだ」
 先ほどまで驚いたり、怒ったりしていた克樹は、いまは顎に手を当て、考え込んでいる。
 冷静さを取り戻した彼の頭が回り始めてるのを、リーリエはその様子から感じ取っていた。
「サードステージよりも上の段階は、あるのか? リーリエ」
「うん。あるよ。フォースステージと、たぶんその次が最後の段階、ファイナルステージが」
「それはどんな段階なんだ?」
「ファイナルステージは、亜神の段階。モルガーナが求めてるもの。あの人の目的を達成するためには、ファイナルステージに達したエリキシルスフィアが必要なんだと思う」
「その前の、フォースステージってのは?」
「妖精。神になる手前の段階」
「どんなのなんだ?」
「うんとね――」
 克樹からどんどん突いて出る問いに、リーリエは答えを保留にしてテーブルからアリシアを飛び降りさせた。
「何してるんだ? リーリエ」
「うん。これから、見せるね」
「見せる?」
 訝しむように眉根にシワを寄せている克樹に返事をせず、リーリエはアリシアをみんなから少し離れた位置に立たせる。
 それから、両手を握り合わせ、自分の願いを込めて、唱えた。
「あっ、らぁいず!!」


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