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人は痛みと共に生まれ、傷みと共に生き、悼みと共に死んで行く。人生に「いたみ」はつきもので、「いたみ」なしでは生きられない。「いたみ」によって引き合わされたふたりが描く、名もなき命の物語。
文字数 26,396
最終更新日 2020.03.31
登録日 2020.03.31
魔術と機械――相容れないふたつの高度文明が同時に存在する世界。
多くの犠牲を生んだ大戦を経ても尚、真の平和には遠く及ばない世界に名乗りを上げたのは、十人からなるテロリストの集団だった。
目的も志も違う、ただ利害の一致のみで集まった彼らが巻き起こす災厄に、世界は否応なく呑みこまれていく。
全てを破壊し尽くした先で彼らを待つのは、果たして救済か、あるいは更なる慟哭か。
登録日 2014.08.07
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