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両親、祖父母、妹。幼少期の頃、肉親を一度に全て亡くしたデスパイア王国のバキュラ王は、万物憎み、神を恨む。
王として暴虐の限りを尽くし、自身が民から神と崇められる存在となることで、万物を、神を討つことを生涯の目標としていた。
一方、バキュラの暴君により故郷と最愛の母を奪われたルキアはバキュラに復讐を誓う。剣の腕を磨き、憎きバキュラのいる王都の兵士として働きながらチャンスを伺っていた。
十六夜の月が絢爛と輝く空の下で対峙したバキュラとルキア。
バキュラはルキアを見つめて口を開く。
「人間は神が手にしていない物を一つだけ持っている」
復讐の連鎖の渦の中で生きる人々の物語の結末やいかに。
文字数 1,332
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.09.29
どうしようも解決しようのない想いに悩み、心を擦り減らしてしまうことがあるかと思います。
そんな時に、姿は見えなくとも、同じ想いをしながら頑張っている人達がいる。
そう思うことが出来れば、少し救われた気持ちになり、心が軽くなることもあるのではないでしょうか。
この作品はそういった想いが込められて作られた、あるアーティストの楽曲の詞をオマージュした作品です。
同じように頑張っている人の心へ。
少しでも届きますように🕰
文字数 5,750
最終更新日 2020.05.06
登録日 2020.05.06
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