リンネ

リンネ

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青春 連載中 長編
あの日、清明くんは死にました。 誰もが知る山の、星がよく見える頂上で。 彼が死ぬということは、僕の人生の半分が死んだということ。 事故の前、彼は突然姿を消したんだ。僕らにも告げず、ただ静かなままに姿をくらませて、そのまま死んでしまった。警察の証拠は「事故」との判断。 でも僕らはみな、彼の死にそれ以外の何かがあると思っていた。 僕らはそのわけを探した。 彼が死を選んだわけを。 でも、僕らの先生は… 肝心な清明くんのフルネームも容姿も性格も覚えていなかった。 ─死んだ親友と僕らが巻き起こす、後悔と青春 「僕なんか死ねばいいのに!!」
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小説 192,156 位 / 192,156件 青春 7,026 位 / 7,026件
文字数 43,290 最終更新日 2019.02.10 登録日 2018.12.16
よくある物語の話だ。 偶然知り合った人が不治の病で、最後には悲しい悲しい永遠のお別れ。主人公は泣き崩れて、でもその数日後には立ち直って前を見て歩き出す。そんな、ありふれた感動物語。 何度も小説で読んできた。 そもそもそのジャンルが好きだった。バトル系のド派手な物語や、古文や日本文学のような訳の分からない名作などではなく、ただ泣ける綺麗な物語が好きだった。 僕はあの日、図書館に来ていた。 いつも通り、泣ける本を探そうと思って。 書棚の1つ向こう側。 僕は顔も名前も声も何も知らない女の人の、命が朽ちる時を見た。 死ぬこともなく、老いることもない彼女は、僕より年上なのに、精神年齢は多分僕より少し下。 辛いのに笑顔で、嫌なのに引き受けて、「ごめんなさい」なんて一言も言わなくて、見せる笑顔はまるで幼稚園児のように無邪気で。でも、死の話をすると、真剣になって。色々な表情を持っていた。病室にいるとたくさん話して、息苦しい学校のことも忘れて。唯一の至福の時間だった。 でも、とある夏の日、君は死んだ。 いや、病気が治ったと言うべきか。 治せば死、治さねば永命。ようは不老不死。 治しても治さなくても報われないその病は、とても憎くて、酷いものだった。 最後に君が言っていた。 「いつかまた、あの時のように偶然にも君に会えたりするかな?」 夏が来る。 君がいなくなると同時に風鈴の音がした。 君は、何度目の夏ですか?
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小説 192,156 位 / 192,156件 ライト文芸 7,627 位 / 7,627件
文字数 40,505 最終更新日 2018.07.30 登録日 2018.06.16
ある日、裏庭で、見た目中学生くらいの身よりも名前もない少女と主人公が出会う。 傷だらけだったが、彼女の瞳は青く美しかった。 出会ってから、主人公は少女を家に帰らせようとするが、少女には家がない。そして一緒に暮らすこととなる。 しかし、ある事実を主人公は目の当たりにする。 出会うはずのなかった2人。 日々の生活をしていく上で、露になっていく少女の秘密。 「怪物は、生きてる資格はないよ」 秘密を抱えた少女と主人公が繰り広げる、泣けるストーリー。
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小説 192,156 位 / 192,156件 ライト文芸 7,627 位 / 7,627件
文字数 30,557 最終更新日 2017.08.18 登録日 2017.07.30
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