makase

――目覚めたら自分に関するすべての記憶を失っていた少女。唯一分かったのは「ちとせ」という自身の名前。自分を助けてくれた少女に、ちとせの倒れていたこの場所は、超能力者の子供が通う学校であると説明される。果たして自分は何者なのか、どうして記憶を失ったのか。ちとせは自分を探しながらも、やがて学院に潜む闇と自分自身に向き合っていくことになる。

目を覚ましたら、異世界で男と即挙式――なんで？ ブラックに企業勤めて早数年。ある日深夜のオフィスで気を失い、目を覚ますとなぜか挙式の寸前だった。おまけに相手は自分と同じくらいのガタイの、容姿端麗な正真正銘王子様。どうやら元の体の持ち主は、男との政略結婚に嫌気がさして、異世界の俺と魂を交換するという暴挙に出たらしい。 さらには結婚した旦那は訳アリで、「日に当たると意識を失う」という呪いが掛けられているおかげで、日中活動できないという。 突如として異国で男と婚姻した、カミーユの明日は果たしてどっちだ――。