月都七綺

月都七綺

つきみやなき🌙 ライト文芸を中心に、児童向けも書いています。恋愛や青春に不思議要素が入ってるものが好みです。 少しでも、皆様の心に残る作品が届けられたらいいな。
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『はっきりとした意識の中で見る夢』 クラスメイトは、たしかにそう言った。 周囲の期待の圧から解放されたくて、学校の屋上から空を飛びたいと思っている優等生の直江梵(なおえそよぎ)。 担任である日南菫(ひなみすみれ)の死がきっかけで、三ヶ月半前にタイムリープしてしまう。それから不思議な夢を見るようになり、ある少女と出会った。 夢であって、夢でない。 夢の中で現実が起こっている。 彼女は、実在する人なのか。 夢と現実が交差する中、夢と現実の狭間が曖昧になっていく。 『脳と体の意識が別のところにあって、いずれ幻想から戻れなくなる』 夢の世界を通して、梵はなにを得てどんな選択をするのか。 「世界が……壊れていく……」 そして、彼女と出会った意味を知り、すべてがあきらかになる真実が──。 ※表紙:蒼崎様のフリーアイコンよりお借りしてます。
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小説 10,248 位 / 193,571件 青春 80 位 / 7,013件
文字数 112,088 最終更新日 2024.08.06 登録日 2024.07.05
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