心丸 光志(ここまる こうし)

心丸 光志(ここまる こうし)

心理カウンセラー、セラピスト、講師を生業としています。ネットカフェで、良さげな漫画を探すのが趣味です。読書も好きで、見た目以上に内向的です。
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まえがき 人生には何が大切なのでしょう 勉強でしょうか? 仲間でしょうか? お金でしょうか? この物語は 人生には何が大切か? そのヒントが隠されているおはなしです すぐに読めますので フラットな気持ちでお読み頂ければと思います とある郊外の町 A君とB君は幼稚園の頃から友達でした A君とB君は同じ小学校に入学しましたが 明暗が分かれます
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小説 193,680 位 / 193,680件 エッセイ・ノンフィクション 8,143 位 / 8,143件
文字数 1,527 最終更新日 2019.07.09 登録日 2019.07.09
まえがき 特殊詐欺のニュースを見ると、大抵こんな反応ではないだろうか? 「なんでこんなにテレビでやってるのに騙されるんだろうね」 どこか遠い世界。 自分とは関係ない世界。 だけどその世界はもし自分に起こったら。 そんな話がこれから始まる。 俺の名前は大翔(ひろと) 24歳。 親がどんな想いで付けたか知らないが、仕事は何をやっても嫌になって長続きしない。お金は一ミリも貯まらない。彼女もできない。 大きく羽ばたくどころか、地べたを這う虫けらみたいなもんだ。 こんなどうしようもない俺だが、ばあちゃんだけは可愛がってくれた。 「ひろとはかわいい!きっとイケメンになるわ」と幼かった俺に唯一褒めてくれた存在だ。 そんなばあちゃんが、うちの母親とそりが合わず同居を解消。自分から出ていくと小さな借家に一人引っ越してしまった。 両親はそれにも関わらず喧嘩ばかり。俺の存在なんて気にもしていない。 こんな家いやだ!たまらずばあちゃんの家に行くと、 「よく来てくれたね、嬉しいねえ」 としわくちゃの顔で出迎えてくれた。 「ちょっとこれを」 おばあちゃんはタンスの中から鍵のかかった木箱を取り出し 「これはねぇ、ばあちゃんの大切な宝物」 中には、俺がばあちゃんと一緒に写った赤ちゃんから小学生くらいの頃までの写真を貼ったアルバムがあった。 「ひろとにこれを」そう言って渡されたのは、その木箱を開ける鍵だった。 「ばあちゃんが死んだらね、これを形見にしておくれ」そう言うばあちゃんに 「縁起でもねえこと言うな、まだまだ長生きしてもらわな」そう言って鍵を手に足早に家に帰った。 母親からは「またあんなとこ行って!」と悪態をつかれたが、完全に無視をした。 そんなある日、俺の携帯に一本の電話がかかってきた。
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小説 193,680 位 / 193,680件 エッセイ・ノンフィクション 8,143 位 / 8,143件
文字数 4,030 最終更新日 2019.07.09 登録日 2019.07.09
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