文字数 2,134,358
最終更新日 2024.12.25
登録日 2024.01.07
芥川賞
書評そのものは著作権法に違反することは通常ありませんが、いくつか注意すべき点があります。著作権法は、作品の表現そのものに対する権利を保護していますが、アイデアや考察、批評については保護対象ではありません。そのため、芥川賞作品に対して書評を書くこと自体は問題ありません。
ただし、書評を書く際に以下の点に注意する必要があります。
引用の範囲:
作品の一部を引用する場合、日本の著作権法には「引用の要件」というものがあり、以下の条件を満たしていれば、適切な範囲内での引用は認められます。
引用部分が全体の中で適度な量であること(必要最低限)。
引用元が明示されていること。
自分の文章が主で、引用部分が従であること。
全文転載や過度の引用はNG:
作品の全文をそのまま掲載したり、長文の引用を無断で行うと、著作権侵害となる可能性があります。書評の中で引用するのはあくまで補助的なもので、主な内容は自分自身の考察や感想であるべきです。
要約や批評自体は著作権侵害にはならない:
作品の内容を要約し、自分の意見を述べることは著作権侵害には当たりません。要約や批評は、独自の表現や視点を通して書かれているため、創作的な活動と見なされます。
したがって、著作権法の範囲内で引用や批評を行い、独自の見解を述べる限り、書評は著作権に違反することはありません。
文字数 217,470
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.10.03
文字数 2,236,106
最終更新日 2024.12.24
登録日 2020.08.17
抱いて
かまってちゃん
私はひとり、
でも誰かに見てほしくて、
手を伸ばす、
声を上げる。
届かない距離に
自分を感じて、
その空虚さが怖いの。
ふとした瞬間、
目の前に誰かがいてほしいと願う。
ただ見てほしい、
ただ感じてほしい、
私の存在が確かにここにあることを。
でも言葉にできない、
その気持ちを
どう伝えればいいのか。
笑っている顔の裏で
涙がひとしずく、
心の中で静かに流れている。
かまってほしいのは、
私がひとりぼっちだから、
孤独を抱えているから、
それだけなんだと
わかっているけれど。
それでも、
私がいると気づいてほしい、
その声が届くといいな。
たとえそれが
わがままだとしても、
私は少しだけ、
誰かにかまってほしい。
文字数 123,804
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.12.13
季節の織り糸
季節の織り糸
さわさわ、風が草原を撫で
ぽつぽつ、雨が地を染める
ひらひら、木の葉が舞い落ちて
ざわざわ、森が秋を囁く
ぱちぱち、焚火が燃える音
とくとく、湯が温かさを誘う
さらさら、川が冬の息吹を運び
きらきら、星が夜空に瞬く
ふわふわ、春の息吹が包み込み
ぴちぴち、草の芽が顔を出す
ぽかぽか、陽が心を溶かし
ゆらゆら、花が夢を揺らす
はらはら、夏の夜の蝉の声
ちりちり、砂浜が光を浴び
さらさら、波が優しく寄せて
とんとん、足音が新たな一歩を刻む
季節の織り糸は、ささやかに、
そして確かに、わたしを包み込む
文字数 369,783
最終更新日 2024.12.24
登録日 2024.08.18