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手紙が届いた。それは、七年間待ち続けた手紙だった。 貧乏画家の青年と華族の令嬢の恋。その出会いと再会の物語。 華族の娘・稀子が下した決断。その彼女に、画家・青柳が見いだしたものとは。 『スメルスケープ ~幻想珈琲香~』前日譚。(※この話だけでお楽しみいただけます)
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文字数 3,183 最終更新日 2022.05.25 登録日 2022.05.25
その喫茶店を運営するのは、匂いを失くした青年と透明人間。 コーヒーと香りにまつわる現代ファンタジー。    嗅覚を失った青年ミツ。店主代理として祖父の喫茶店〈喫珈琲カドー〉に立つ彼の前に、香りだけでコーヒーを淹れることのできる透明人間の少年ハナオが現れる。どこか奇妙な共同運営をはじめた二人。ハナオに対して苛立ちを隠せないミツだったが、ある出来事をきっかけに、コーヒーについて教えを請う。一方、ハナオも秘密を抱えていたーー。
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文字数 128,588 最終更新日 2022.05.08 登録日 2022.04.18
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