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中1の夏。 ハヤトは、暑い暑い道を、暑すぎて人のいない道を、死ぬために歩いた。 これで全てが終わると、廃ビルから飛び降りた。 しかし、自殺は失敗。 目が覚めると死んだはずの祖母が見えるようになったが、祖母は「死にたければ死ねばいい」と自殺を肯定する。 不自由になった体をリハビリしながら、自分より不幸だと思える少女、ツバメに出会うけれど、もう一度自殺をする決意は変わらなかった。 そんな中、ツバメから、ハヤトがどうして自殺に失敗したのかを、その答えを告げられて、初めて自分の本当の意志を知る。 生きることに誰の許可もいらない、そのことを理解したハヤトは・・。
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文字数 174,542 最終更新日 2021.09.29 登録日 2021.09.22
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