逆さまになって見た景色は空と海の境界線が虹色で、周りには説明できないようなプリズムがちらちらしていて。
ここはわたしの居た世界じゃないんだってわかった。
吊るされた両足がギリギリと締め付けられて、たくさんの小鳥がわたしを支えて飛んでいたーー
え??!なにこれーー?!!
小劇場派の舞台役者(♀)が見習い魔法使い(♂)のいる異世界へトリップ!!!
わたしが呼ばれたのは「夢現(ゆめうつつ)の巫女」として?お姫様として?それとも………
文字数 37,911
最終更新日 2016.12.06
登録日 2016.09.22