転生ババァは見過ごせない!4
元悪徳女帝の二周目ライフ
人々から「悪徳女帝」と恐れられつつも、自らの死をもって帝国を終わらせ世界に平和をもたらしたラウラリス・エルダヌス。神様の計らいによって、彼女は三百年後、中身は悪徳女帝のまま少女の見た目で転生したのだった。そんな彼女は平和になった世の中を巡る旅の途中、かつてある事件で共闘した青年・ケインに誘われて帝国復興を目論む『亡国を 憂える者』の拠点を襲撃しそこで飼育されていた竜をぶった斬ることに。しかし、その件がきっかけとなってラウラリスはハンター兼商人の胡散臭い青年ヘクトに目をつけられたり、お尋ね者として手配されてしまったりときな臭い動きに巻き込まれ――
転生幼女。神獣と王子と、最強のおじさん傭兵団の中で生きる。4
転生したら何故か幼女になっていたリゼ。最強傭兵団に拾われ、神獣ラナグと暮らしていた彼女の手元には、なんともかぐわしいお醤油の匂いがする聖杯のかけらが。絶対にお醤油を手に入れたいと願うリゼ。しかし聖杯を起動 させるためには何か足りないものがあるという。その研究を進めるため、ドワーフ達の協力が必要だと分かったのだが、いつも新しい食べ物に一生懸命なはずのコックさんの様子がおかしい。「ふむ、何かお困りの様子ですね」リゼは彼の過去を探りつつ、お醤油探しに精を出し始め――。腹ペコな神獣ラナグとチートな精霊たちをお供に、天衣無縫なリゼがまたも大活躍な第四弾!
私を追放したことを後悔してもらおう2
~父上は領地発展が私のポーションのお陰と知らないらしい~
ポーション研究が何より好きな伯爵令嬢アリシアは、「女は働く必要はない」という父によって領地を追放されてしまう。しかし、アリシアは超レアスキル【調合EX】を使い、他領で薬師として大活躍! 念願のポーション屋も開店し、アリシアを頼るお客さんも増えていく。これまでアリシアを搾取してきた姉のメリダが噂を聞きつけ、店を襲うという事 件がありつつも、アリシアを慕う仲間によって華麗に解決。アリシアは順風満帆なチートライフを謳歌する。一方、アリシアがいなくなった伯爵領では、魔物の被害が急増していた。その情報は他領にいるアリシアの耳にも届き――!? 虐げられた令嬢の痛快成長ファンタジー第二弾!
旦那様は大変忙しいお方なのです
サルヴェール侯爵家当主、レオナルド・サルヴェールに嫁いだリゼット。政略結婚とはいえ結婚するのだからと意気込んでいた彼女に待っていたのは、なんと新郎不在の結婚式。さらに侯爵家で生活するようになってもレオナルドには一切会えず、屋敷の中でただ手芸に勤しむだけの孤独な日々が続いていた。「政略結婚で嫁いだ妻には会いたくないと、多少の愛嬌すら振りまく必要がないとお考えなのですね。ならばこちらにも考えがございます!」我慢の限界に達したリゼットはレオナルドの部屋に『とある罠』を仕掛け、レオナルドに宣戦布告をする。名門侯爵家で巻き起こる、華麗なる夫婦喧嘩の結末は――!!
妹と間違えてさらわれた忌神子ですが、隣国で幸せになります!
'妹の影として、人知れず国を守る神子リーフェ。彼女の前に現れた砂漠の王サディルは、「お前を頂く」とリーフェを強引に誘拐してしまう。リーフェを、妹の「姫神子レイラ」だと勘違いしたまま……。けれどリーフェにとっては好都合。ずっと塔の上に幽閉され、孤独な日々を送る彼女は、物語のように誰かにさらわれるのが夢だったのだ! 驚きながらも利害が一致したサディルはリーフェのことを気に入り、「国の宝」として連れ帰ることにする。そして辿り着いた隣国ラ=メウで、リーフェは奇跡を起こす神子として讃えられるようになり――。「忌子」として疎まれた神子が新天地で生涯の恋を得る、本格ファンタジーラブストーリー!
婚約破棄されまして(笑)5
長い旅路を経て、ようやくシュバルツバルト領に到着したエリーゼたち一行。懐かしい故郷に愛馬チョロギー、一番最初にテイムした雪狼ユキとも再会して胸いっぱい。まだお酒はお預けだけど、本格的に料理もできるし、スイーツだって作りたいし、やりたいことはてんこ盛り! けれども一息つく間もなく、ルークとの婚約披露の準備が始まって……!? ルークとの距離(心も身体も)が近づく一方、お母様やお兄様たちの教育的指導が入ったり、料理長とパーラーメイドの結婚が決まったりと家の中でも大忙し! 果たしてエリーゼとルークの婚約式は無事開催されるのか――!?
王太子から婚約破棄され、嫌がらせのようにオジサンと結婚させられました
結婚したオジサンがカッコいいので満足です!
婚約者の王太子カインに冤罪で糾弾され、親子ほど年の差のある辺境伯レオンに嫁ぐよう命令された公爵令嬢シャルロット。王に訴えれば即座に取り消される命令だと分かっていたが、売られた喧嘩を買う勢いで、あえて結婚を受け入れる。結婚については「信頼を築ければいい」程度でそこまで期待していなかったシャーロットだが、レオンに関する悪い噂は基本的に誤解や嫉妬による捏造であり、実際の彼は、やや豪快過ぎるところはあるものの、周囲を慮り領民にも慕われる紳士だった。自分を大事に扱ってくれるレオンにシャーロットは惹かれ、レオンもまた、彼女を異性として意識し、妻として愛するようになる。二人の幸せを妬んだ王太子カインとその恋人リリアが何かと問題を起こしてくるが、相思相愛になった二人の敵ではなく……
継母の心得2
マンガ『氷雪の英雄と聖光の宝玉』の世界に、悪辣な継母キャラとして転生してしまったイザベル。実際に会った義息のノアはめちゃくちゃ可愛くて、虐待するどころか、ノアのためならなんでもしてみせる! とありとあらゆるものを開発・普及し、自重しない日々を送っていた。そ んなある日、イザベルは、マンガで悪役キャラと契約を結んでいた悪魔『アバドン』が皇帝のそばにいることに気がつく。どうやらアバドンは洗脳の能力を使って、皇宮に入り込んでいるようで……!? 悪魔、聖女、妖精と次から次へと出てくる存在に大混乱! それでも義息の幸せのため、そして自身の破滅フラグを折るため、今日もイザベルは奔走する!
完璧すぎて婚約破棄された人形令嬢は逆行転生の後溺愛される
所作も学問も容姿も完璧だが、無表情で無感情。「人形令嬢」と揶揄されるクローディアは、王太子ジルベルトに「心がない」と婚約破棄される。必要最低限の文字数でそれを受諾した彼女は、王妃の座を狙うアイシャに諮られ処刑されるが――目を覚ますと二年前に戻っていた!? 今度こそ王太子の婚約者なんかやめて平和に生きようと意気込んだものの、過保護なジルベルトがなぜか離してくれない。運命から逃げれば逃げるほど感情が動き、周囲に愛され、幸せになっていくクローディア。しかし平和も束の間、アイシャの魔の手が迫る。さらにクローディアの封印された感情に、神々を巻き込んだこの世界の秘密が隠されていることがわかり!?
番が見つかったら即離婚!
王女は自由な平民に憧れる
第三王女でありながら、義母である王妃や異母姉たちに虐げられていたエリサ。そんな彼女はある日、父王から同盟のため獣人の国の王へ嫁ぐよう命令される。竜人である王、ジークヴァルトは未だ見ぬ番しか愛せない身で、もし番が見つかるか同盟の役割が終われば、その時点でエリサとは離婚だという。しかし、もともと自由な平民になりたかったエリサはかえって自分から白い結婚&別居を提案して、離婚後は自由にしてもらう約束を取り付け、その日を楽しみに過ごすことに。ところがジークヴァルトの番探しが難航したり、王宮内の陰謀に巻き込まれたりと、エリサの身の回りにも不穏な気配が漂って……
悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません!
学園生活を満喫するのに忙しいです
第一王子の婚約者である公爵令嬢のフランは、頭をぶつけた衝撃で自分が前世プレイした乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことを思い出す。しかし序盤でやめてしまったため、肝心のストーリーはほとんど覚えていない! 前世は病弱で学校に通えていなかった彼女は、悩んだ末にゲームシナリオは放置し、憧れていた学園生活を満喫することを決意した。そのために身分を隠して平民クラスにもぐりこんだのに、婚約者のアドルフが乗り込んできてすぐに身分はバレてしまう。その上、ゲームヒロインの聖女はアドルフを狙っているようで、何かとフランにちょっかいをかけてきて――? はちゃめちゃ学園ラブコメディ、開幕!
消滅した悪役令嬢
目が覚めたら乙女ゲームの世界に転生していた令嬢・リディア。リディアは王太子ルートの悪役令嬢で、将来断罪されてしまうキャラクターだ。その未来を回避するため動き出した彼女だが、ゲームの内容通りに王太子・バンリの婚約者に選ばれてしまう。このままでは断罪ルートまっしぐら……と思いつつ、リディアはバンリに惹かれていき、彼を信じて乙女ゲームの舞台となる学園に入学することに。そこで彼女を待ち受けていたのは、変わってしまった婚約者や友人、厳しく孤独な日々だった。想像以上に強い乙女ゲームの強制力を目の当たりにしたリディアは、とある決意をして――!? 転生令嬢の奮闘記、開幕!
婚約破棄で捨てられ聖女の私の虐げられ実態が知らないところで新聞投稿されてたんだけど
~聖女投稿~
聖女として王家に仕えていたアイシャは、魔物の大量発生をどうにか鎮圧した直後、婚約者のクーツ王太子に冤罪で糾弾され、聖女の地位を剥奪、更に婚約破棄までされて王宮を追い出されてしまう。行くあてのないアイシャは、王宮の下女マルタのはからいで、彼女の息子であるトオンが営む宿屋に身を寄せることに。突然の事態に感情が制御しきれず無意識に王家を呪ってしまうかもしれないと恐れるアイシャに対し、トオンと彼の友人カズンは、紙に書いてストレス発散をすることを提案する。当初はあくまでそれで終わりのはずだったのだが、アイシャが書き出した過去のあまりのひどさに、トオンはその内容を新聞社に伝えることを決意、新聞の朝刊を介して王太子たちの悪業が暴露されたことで、彼らは窮地に追いやられ……
辺境伯様は聖女の妹ではなく薬師の私をご所望です
聖女である妹と比較され、ずっと父親から虐げられてきた令嬢リーシャ。生きる意味も感じられず、亡き母親に託された夢である秘薬の生成に取り組んでいた。そんなある日、彼女はついに聖女にしか生成できないはずの薬を創り出すことに成功する。その矢先、聖女に助けを乞いに来た辺境伯シュラウドにその実力を見出され、あれよあれよと辺境伯領へと旅立つことに。魔獣の襲撃に脅かされていた辺境伯領の様子と、初めて彼女を評価してくれたシュラウドのために一念発起したリーシャによって怪我人は瞬く間に減り、ついでになぜか襲撃自体も減っていくように。すべてが順調な中、優しく気高いシュラウドにリーシャは心惹かれていくが――
乙女ゲームは終了しました3
ウィンウッド王国最強の一族、ベルクハイツ家の次期当主・アレッタ。前世の記憶がある彼女は、自分が乙女ゲーム世界のモブだと知っている。学園が休みに入り、アレッタは最愛の婚約者フリオとベルクハイツ領に帰っていた。フリオと過ごせると思ったら――なんとトラブル続出!? なかなか二人きりで過ごせない! 婚約破棄騒動で廃嫡された元王太子がアレッタの部隊に配属される「アレッタの冬休み編」、アレッタの兄が婚約者の領地を訪ねる「マデリーンのリベンジデート編」、ある目的をもってベルクハイツ領を訪れた隣国の王位継承者を迎える「北からの客人編」の三篇からなるドタバタな短編集、ここに開幕!
異世界転生令嬢、出奔する2
神様の手違いで家族に蔑ろにされる令嬢に転生した元OLのナギ。10歳になって神様にもらった前世の記憶とチートスキルを駆使し、家中のものを無限収納に詰め込んで家を出た彼女は、現在、道中で出会った狼獣人のエドとともに隣国のダンジョン都市で暮らしている。「見習い冒険者」として登録し、おいしい食材になる魔物を狩るべくダンジョンにもぐりたい二人は、正式な冒険者への昇格を目指して依頼をこなす日々。そんなある日、滞在する宿の人々が、ナギの作るおいしいごはんのお礼にスキル練習に付き合ってくれることに。これまで魔力量にものを言わせて叩きつけていたチートスキルの扱い方を身につけて、昇格なるか――!?
無能と追放された侯爵令嬢、聖女の力に目覚めました
魔法の名門に生まれたにもかかわらず、まったく魔法が使えないリリー。父からも妹からも虐げられ、辛い日々を過ごしていた。15歳の誕生日を迎えたその日、突然連れてこられたのは森の中。無能は要らないと、実家を追放されてしまった。行く当てもなく彷徨うリリーは雨に打たれ、空腹のあまり倒れてしまう。けれど次に目を覚ましたのはふかふかのベッドの中、自分を助けてくれた青年エルネストは、すごい魔法使いだった! さらに自分をかばって狼に襲われた彼を助けようとしたとき、眩い光が身体を包み込んで……!? 不器用ながらもまっすぐに生きるリリーと穏やかに見守るエルネストの溺愛ファンタジー!!
悪役令嬢にオネエが転生したけど何も問題がない件
『シャンパンは唯一美しく酔える。ポンパドゥール侯爵夫人の言葉だっただろうか? あの女の名言はたいていクソよ』二丁目を飲み歩いていた渡辺和也は酔っ払った挙句、トラックに轢かれ命を散らした……はずだったが、目が覚めると美しき公爵令嬢に転生していた! 名前はマリー・エリザベート・ローズ・アントワネット……って、長いわ! しかも役割は悪役令嬢ですって? 冗談じゃないわよ! そんなことより美の追求、ゴリマッチョな恋人作りでしょ! 緩すぎる世界にツッコミを入れつつ知識チートで無双するエリザベートは何故だかイケメン(ただし細マッチョ)にモテまくり――オネエ様の二度目の人生は超痛快!
悪役令嬢なのに下町にいます ~王子が婚約解消してくれません~
侯爵令嬢のベラトリクスは超わがまま。今日も婚約者である第一王子と親し気にしていた令嬢にブチ切れ中。大暴れしていると足を滑らせ頭を強打。そして、前世を思い出した。「この世界、乙女ゲーム!? わたくし、断罪される悪役令嬢じゃない!」婚約破棄、王都追放、実家の取り潰しという定番三点セットを回避するため、社交界から離れることに。 きっと第一王子が見切りをつけて婚約解消してくれるはず。そう考えたベラトリクスは楽しい引きこもり生活をスタート。そんなある日、下町で『メンチカツ』に出会ってしまい……。ドタバタ異世界ファンタジー、ついに開幕!
もう当て馬になるのはごめんです!
元悪役令嬢、破滅エンドを回避する
伯爵令嬢のエミリアは、弟ダルスの悪行の連帯責任という形で、婚約破棄と学園退学という憂き目に遭い、流行り病で亡くなってしまう。しかし、その後なぜか、学園入学の数年前までタイムスリップしてしまった。以前は接点のなかったノアという元冒険者の執事を得て、未来を変えるべく奮闘するエミリアだが、婚約者のイーサンとは上手くいかないどころか何故か以前以上に嫌われてしまう。婚約解消だけなら死にはしない!と気持ちを切り替え、イーサンのことは忘れて学園生活を楽しむことにしたエミリアは、ノアだけでなくダルスや友人達といった周囲との絆を深めていく。しかしその後も、イーサンと彼の恋人であるシンシアから何かと目の敵にされる事態に。当然、エミリアに平和な学園生活を送ってもらいたいと願う周囲は黙っているはずもなく……
転生した復讐女のざまぁまでの道のり
天敵は自分で首を絞めていますが、更に絞めて差し上げます
我儘な幼馴染のせいで事故に遭い、異世界に転生してしまった主人公。神様の眷属を助けたお礼に加護を得た彼女は、辺境伯令嬢リリーナ・バジルとして新たな人生を歩むことに。全てを『天敵』である幼馴染に奪われていた前世とは違い、今世では自由気ままに生きてやる! 優しい家族や溺愛してくる使用人たちに囲まれて楽しい毎日を送るリリーナは、前世の知識を活かして新たな食材を発見したり、獣人たちを助けたり、神様にもらった相棒と共に日々奮闘中。そんなある日、リリーナは前世からの天敵であるアイリーンと遭遇して――。今世でも『奴』に都合よく扱われるなんて冗談じゃない! 転生令嬢の爽快ファンタジー!
地味薬師令嬢はもう契約更新いたしません。
~ざまぁ? 没落? 私には関係ないことです~
家族の中で一人だけ地味だと蔑まれてきたマーガレッタ。そんなある日、婚約者だった王太子に婚約破棄され、さらには国外追放を宣告されてしまう。今までのひどい扱いに我慢の限界を超えたマーガレッタは家族と王太子を見限り、10年前に彼らと結んだ『ある契約』を結び直さずに国を出ていった。契約がなくなったことで、とんでもない能力を取り戻したマーガレッタは、隣国で薬師として楽しく暮らしていたが、そんな彼女のもとに自分を追放したはずの姉や王太子たちがやってきて――!? 「もう一度力を貸してほしいと言われても、絶対にお断りです!」チート級薬師令嬢の痛快サクセスストーリー、ここに開幕!
華麗に離縁してみせますわ!3
父の命で没落しかけのバークレア伯爵に嫁いだローザ。彼女は、自分に見合う男になろうともがく夫エイドリアンを可愛らしく思うものの、その気持ちがなんなのか分からないでいた。そんな中、ひょんなことから国王に目を付けられたローザは、側室に召し上げられることに。父であり、冤罪で追放された元王太子のドルシア子爵は、それを利用して国王に近づき、正当な跡継ぎたるローザに王冠を贈るべく本格的に動き出す。一方エイドリアンは、いずれ来るローザとの別れを受け入れる心の準備をしながら、すれ違いこじれっぱなしの親子の仲をどうにか修復しようと奔走中。王座を取り戻した時、二人の離縁も成立し――
男爵令嬢は王太子様と結ばれたい(演技)
兄が詐欺に遭い莫大な借金をしたせいで、貴族の好色ジジイに嫁がなければならなくなった男爵令嬢のソフィア。ところがそんな彼女のもとに、王太子の『友人』になれば借金を肩代わりしてくれるという提案が飛び込んでくる。しかし世の中そうそう上手い話などあるわけはなく、その『友人』とは、王太子の不仲な婚約者に嫉妬をさせる当て馬のことだった。他に方法のないソフィアはそれを了承し、王太子の計画書通り、よく言えば天真爛漫、悪く言えばバカそのものの友人役を演じることに……。そうして王太子と時に本音で言い合ったり交流を持ったりする間に、二人はただの『友人』ではいられなくなってきて――
聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ?2
聖女の姉、再び―― 現実のみならず異世界でまで面倒ごとを押し付ける妹・マナから逃げるために公爵家で学び続けるレイナ。そんな彼女の元に現れたのは超独善的な伯爵夫人と、娘にDVモラハラを振りかざす子爵。過去の家族を思わせる二人を一発退場させ、レイナは少しずつ辛い過去から抜け出すために歩みを進めていく。しかしついにある日、無理が祟ってレイナは意識を失ってしまう。そこで表出したのは、隠された妹への劣等感といつかは大切な人に見限られることへの不安だった。そんな彼女に、宰相エドヴァルドは彼女への独占欲を伝え――。 超有能でちょっぴり脆い聖女の姉と冷徹で寡黙な宰相閣下の、異世界世直し&恋愛攻防戦、待望の第二弾!
婚約者を譲れと言うなら譲ります。私が欲しいのはアナタの婚約者なので。2
姉のものを欲しがる妹の悪癖を利用した、婚約者交換――。その結果、令嬢マリーアンネは長年の想い人・公爵ハロルドとの婚約に成功した。そんな憧れの彼と、実は相思相愛であったことを知ったマリーアンネ。けれど幸せな時間も束の間、彼女は王太子の婚約者となった妹の臨時講師に任命される。慣れない激務に追われ、愛するハロルドと会うことすらままならない日々。さらに折悪く、ハロルドもある極秘任務のため王都を離れることになる。孤立無援の王宮で、マリーアンネは懸命に自分の役目を果たそうとするのだが、その裏では恐ろしい陰謀が動き出していて――!? 切なくも美しい至極の恋愛譚、激動の第二巻!
七人の兄たちは末っ子妹を愛してやまない2
目が覚めると異世界の公爵家の末っ子妹に転生していた主人公・ミリィ。宿敵・ウィタノスことモニカとも和解し、相変わらず美形の兄たちから愛されながら、ほのぼの幼女ライフを送っていたミリィだが、ある日、街中で見知らぬ男に誘拐されてしまう。連れ去られた先は遠い異国の地であり、母の故郷でもあるザクラシア王国だった。男装しているミリィを少年と勘違いした誘拐犯は、ミリィを次代の国王候補とするのだと言ってきて――。さらに末っ子妹の失踪に気が付いた兄たちは、怒り心頭の中、最愛の妹を探すために国を飛び出し、居場所を突き止めるが……。ついにチート能力が発覚! お兄様の溺愛超加速、急展開の第二巻!
悪役令嬢の矜持
婚約破棄、構いません
王太子に婚約破棄を突き付けられたクリスティーナは、衝撃を受け前世を思い出す。その記憶によると、ここは乙女ゲームの世界で自分は悪役令嬢らしい。であれば、婚約破棄は受け入れるしかない。とはいえ、このまま運命に身を任せ大人しく引き下がるなんて、これまで公爵令嬢として誇り高く生きてきた彼女にとって許せることではなかった。ひっそりとどこかに嫁げ、という父の言葉に逆らい、クリスティーナは自分の価値を証明するため孤独に奮闘する。周囲はそんな彼女を冷笑し様々な嫌がらせをするが、彼女は負けない。やがてその凛とした姿に、無骨な辺境伯が一目惚れして――!?
婚約者を想うのをやめました
王太子の婚約者である公爵令嬢・ジョージアナ。彼女は、自身を蔑ろにする婚約者・ランドンに対し、とある宣言をした。それは「もうあなたを愛することをやめる」というもの。未来の王太子妃として、婚約者と愛し愛される夫婦になることを望んでいた彼女だったが――自らの願いを踏みにじり続けるランドンに対して期待することをやめたのであった。宣言から数日が経ち、友人たちと下町に遊びに行ったり、家でゆっくりと過ごしたりと、新しい日常を楽しむジョージアナ。そんな彼女とは裏腹に、ランドンはジョージアナの居ない日々に虚しさを感じていた。そしてある日、ジョージアナの前に思いつめた様子のランドンが現れて――?
自称悪役令嬢な妻の観察記録。3
シーヘルビー国での結婚式参加も無事に終え、帰国したバーティアとセシル。最近では友人たちの結婚式の話も出始め、周囲はおめでたい雰囲気に満ちている。そんなある日、バーティアの契約精霊・クロと、セシルの契約精霊・ゼノが結婚の挨拶をしに、精霊界にあるお互いの実家に行くことになった。せっかくだからと、セシルとバーティアも一緒に行くことに。まずはクロの実家である闇の王の城に向かったのだけれど……。ゼノ&セシルは、城から追い出された挙句、「協力して課題をクリアしてこい」と言われてしまって…!? 愛する者と再会するため、男性陣よ、いざ行かん!
殿下、お探しの精霊の愛し子はそこの妹ではありません!
ひっそり生きてきましたが、今日も王子と精霊に溺愛されています!
「あなたたちの愛なんて、もう要りません!」 双子の姉アリスティアは、とある占いのせいで虐げられ、世間からは隠されて育ってきた。 一度は出来た婚約者も妹のセレスティナに奪われてしまう。ただそんな酷い家族たちは、なぜかアリスティアに手を出せない。アリスティアを殴ろうとすると不思議な事件が起きるせいだ。「アリスティアに手を出すのは許さないぞ!」そう、実はアリスティアは精霊たちに愛される『精霊の愛し子』だったのだ。彼らのちょっぴり過激なガードのせいで、周囲からはさらに不気味がられてしまうけど、ひっそり生きていくには好都合。そう思っていたところ、なぜか王家が『精霊の愛し子』を捜している。しかもセレスティナこそが愛し子だという話が出てきて――? アルファポリス第15回恋愛小説大賞 特別賞受賞作品!
記憶喪失になったら、義兄に溺愛されました。
侯爵令嬢のレティシアは、婚約者の不貞現場を見たショックで自分が前世、日本のアラサー社畜だった記憶を思い出す。世を儚んで家を出ようと決意するも、焦って二階のバルコニーから落ちてしまう。十日後、目覚めた彼女には今世の記憶がすっかりなくなっていた……「あれ? 私、何を悩んでいたんだっけ……?」豪華な部屋に、優しい両親、カッコよくてとびきり甘やかしてくれる兄。お金持ちの家に生まれ、自分の容姿も美少女だなんてラッキー、何も覚えていないけれど、楽しい人生を送るのだと思っていたところ、兄が自分に対して過保護すぎる扱いをしてきて……!?
国王陛下、私のことは忘れて幸せになって下さい。
幼い頃から国王・王妃として国民の幸せを守ろうと、厳しい教育に励んできたシュイルツとアンウェイ。即位後もふたりは、お互いを心から愛しながら穏やかな日々を送っていた。しかし、なかなか子宝に恵まれず、後継ぎはいない……。『婚姻五年を経過しても後継ぎがいない場合、側室を迎えて子を儲ける』という当初の約束のもと、とある公爵令嬢が城にやってくる。そして半年後、彼女の妊娠が発覚したのだった。アンウェイは国の未来と皆の幸せを願い、城から姿を消すことを決意して――!? さまざまな「愛」の 姿を美しく描いた、心温まるラブロマンスがついに開幕!
「デブは出て行け!」と追放されたので、チートスキル【マイホーム】で異世界生活を満喫します。
高校でいじめられ引きこもっていた里奈は、ある日、自分をいじめた張本人と共に異世界転移してしまう。彼女に悪く言われ、また、転移時に授かったスキルが戦闘に一切役立たない【マイホーム】であったことから、転移先の貴族からも見放され、一人で異世界をさまようことに。死ぬ寸前だったリナ(里奈)を助けたのは、人嫌いで有名な竜のイド。人の姿になった彼と共に始まったスローライフの中で、リナの持つ【マイホーム】が、生活の中ではチートともいえるスキルだったことが発覚する。使い魔が生まれ、共に過ごすうちに、リナとイドとの間にはいつしか恋が芽生え……
妹に婚約者を寝取られましたが、未練とか全くないので出奔します
ある日突然、可愛がっていた妹に自分の婚約者と体の関係を持ってしまったと告白された男爵令嬢のナーナル。政略結婚相手に特に興味もなかった彼女はこれを機に自由に生きることを決め、執事のエレンと家を飛び出した。隣国・ローマリアを目指す旅路の途中、様々な出会いを経て貸本喫茶を開きたいと志したナーナルだったのだが、隣国は現在とある悪徳商会が幅を利かせていて、とても参入できる状態ではないという。しかも、その商会の副商長・ティリスとエレンの実家にはとある因縁があるようで――? 念願の貸本喫茶を開くため、そしてエレンの復讐のため、ナーナルは策を練り始める。痛快無比の商会潰し作戦、開始!!
うそっ、侯爵令嬢を押し退けて王子の婚約者(仮)になった女に転生?
しかも今日から王妃教育ですって?
気が付くと、聡明で完璧な侯爵令嬢から王太子の婚約者の座を奪いとった子爵令嬢ソフィアになっていた私! ソフィアとしての記憶はあるものの、何でそんなことをしたのか全く理解できない。だって、可愛いだけで人の恋人を誘惑する女も、誘惑される男も私は大嫌い!! それは周囲の人間も同じらしく、私も王太子もみんなに冷たい目で見られている。まぁ、やってしまったことは仕方がない。どうにか、王太子の評判を上げ、侯爵令嬢との仲を元に戻して、自分は穏便に退場しようと奮闘するけれど……「人が変わった」ように真っすぐな努力をするソフィアを認める人が、一人二人と増えていき――!?
最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか3
「困ったわ、国内にはクソ野郎がいなくなってしまったのね」 婚約破棄をきっかけに、国内に蔓延る悪徳貴族達を拳で制裁したスカーレット。第一王子ジュリアスと共に聖地巡礼の儀に参加し、諸悪の根源であったパルミア教を壊滅させたことにより、国内には彼女が殴ることができる悪人がいなくなったのだ! そんなある日、スカーレットは気分転換に出かけたハイキングで、行く手を阻む敵に出会う。念願のクソ 野郎との邂逅に心を躍らせる彼女の前に現れたのは、竜の住まう国――ヴァンキッシュ帝国の皇子アルフレイム。彼はスカーレットにとある事情を打ち明け――? 最強ヒロインの爽快ファンタジー、待望の続刊!
転生したら捨てられたが、拾われて楽しく生きています。2
目が覚めると異世界に転生していた元日本人の主人公・ミリーは、拾われた先ですくすく成長中! 弟のジークも生まれ、ミリーの再現した現代料理で『木陰の猫亭』は大繁盛。そんな中、ミリーは自分がいつの間にかペーパーダミー商会の会頭になっていたことに気が付く。ジョーと一緒に商業ギルドに登録したレシピは売れに売れまくり、今ではなんと、総資産二千万(現代換算)!? 超大金持ちになってしまった現状におびえつつ、美味しいものを探求し続ける中、エンリケの提案で街で行われる祭りに参加することに。チュロス、マカロン、カレー、そしてついに洗濯機まで!? 転生幼女の成り上がりは今回も絶好調!
私を追い出すのはいいですけど、この家の薬作ったの全部私ですよ?3
突然、婚約破棄され家を追い出されてしまった元令嬢のレイフェル。辺境の村で薬屋を始めると、秘められた超チートな薬師の才能が大覚醒! 彼女のお店は、今日もたくさんのお客さんで賑わっている。ある日、怪しいお香の噂を聞いたレイフェルは調査するべくヘルバ村を飛び出した。超危険人物と激流の川を下り、正体不明のご飯を食べて……命からがら辿り着いた先は、まさかの伝説の森!? 大切な人を救うべく、今回もレイフェルは東奔西走。モフモフを仲間に加えた、神様の加護持ち薬師のチートライフ、待望の第三弾!
私に触れない貴方は、もう要らない
「もう妻には欲情しないんだよ。隣で寝てもなんの反応もしない」夫が勤める王宮騎士団の執務室の前で、アシュリーは夫の本音を聞いた。結婚五年。初恋を実らせ愛し合って結ばれた二人には子供がいない。できるわけがない。夫は浮気三昧で、もう何年もアシュリーを抱いていないのだから。傷ついたアシュリーは、親友の女公爵セイラの手引きで家を出て、辺境で看護師として就職する。辺境で出会った仲間たちに、やりがいのある仕事。アシュリーは心の傷を癒し、生きる力を取り戻していく。――私に触れない貴方は、もう要らない。自分の力で幸せになってやるんだから!