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キャラ文芸 連載中 長編
オタクを公にできない窮屈な青春時代を送った人たちへ 生粋のオタクである猪尾宅也は日々、オタク活動に励んでいた。 しかし、現代では二次元に没頭している人たちを「社会性欠乏障害」通称「オタク病」という病気と診断される。 そんなオタクとして生きづらい世界で宅也は同じくオタク病の少女、久遠環に出会う。 環の手助けをしたのち、告白をされる。 環の目的はこの世界からオタクの差別をなくすこと。 それを、宅也とともに遂行してゆく。 これは、オタクが究極のフィクションを求める新感覚コメディ。 ぜひ、よろしくお願いします。
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文字数 85,617 最終更新日 2025.03.29 登録日 2025.02.24
耳が聴こえない男の子と目が見えない女の子はどうやって思いを伝えあうか 桜並木を音無く歩く。 耳が聴こえない主人公の水瀬歩は夕陽が照らすひとつの高級車に目が留まった。 スモークガラスで中が見えない中、突然、ドアが開く。 不思議な少女を前にする。 希望や絶望、喜怒哀楽を感じられない瞳に歩は惹かれた。 その虚無に恋をした。 コミュニケーションを取ろうとするが、一向に伝わらない。 彼女は盲目だった。 手話やボディランゲージでしかコミュニケーションを取ることしかできない歩は思いを伝えられず、そのまま少女は去って行ってしまった。 新学期が始まると、転校生としてその少女がやってきた。 再びコミュニケーションを取ろうとするが、かえって警戒され拒絶されてしまう。 絶望の最中ーー少女とコミュニケーションを取る方法を見つける。 コミュニケーションを通してお互いのことを理解し、共感し、ともに挑戦し体験する。 お互いの気持ちが強まる一方で、ある事件が起こる。 聴こえない、見えない。 それでも気持ちを伝えるにはどうすればいいか。 歩は模索し、少女に想いを伝える。 耳が聴こえない主人公と目が見えないヒロインとの人間ドラマを書かせていただきました。 扱う題材が非常にセンシティブで人によっては敬遠するような内容、及び、私に対して不信感を得る方もいらっしゃると思います。 事実、私は耳が聴こえて、目も見えます。実際の方々の気持ちは共感することはできません。 しかし、私も抱えているものがあり、だからこそ、他人に理解してほしい、共感してほしいという気持ちが理解できます。 理解できないこと、共感できないことがあるのは事実です。しかし、重要なのは理解しようとする気持ちだと思っております。 その理解したいという「思い」を伝えるため、「思いを伝える」というテーマで書かせていただきました。 テーマ自体はとてもシンプルなものです。シンプルだからこそ見落としがちなものです。 この作品を通して、私の伝えたい思い、そして甘い青春模様をお楽しみください。 よろしくお願いいたします。 雨月黛狼
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文字数 89,302 最終更新日 2025.03.01 登録日 2025.01.27
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