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高生3年生の佐藤花(さとう はな)は、ウェブ社会の金鉱脈、プロの「なろう作家」として印税ガッポガッポの不労所得生活を目指し、カフェインタブレットをエナジードリンクで脳を覚醒させて創作を開始する。しかしすぐに体調異常により、あえなくそのまま異世界転生。
花が行き着いた異世界の魔の森で出会ったのは、奴隷商人のリュウだった。花は異世界人であることを彼に伝え、助けを請う。花には異世界転生時にカフェインに由来する特殊なチートスキルがあることが判明し、奴隷商人リュウはそれに目をつけ、花を弟子にとることを決める。
カフェインの過剰摂取にはくれぐれもご注意ください。(エナジードリンクの飲み過ぎによる14歳の少女の死亡事故訴訟がアメリカで実際にあったようです)
※以下スキル設定
【カフェインテイマー】
(効果)
カフェインを摂取することで、特定の時間だけ獣魔や人間をテイミング状態にできる。テイミング状態中の獣魔や人間は仲間となり、自分に従わせることができるが、対象によってテイミングの難易度が異なる。強力な獣魔や人間をテイミング状態にするには大量のカフェイン摂取を必要とするが、カフェイン許容量はテイマー自身の「体力」に依存し、テイミングの成功率はテイマーの「魔力」に依存する。カフェイン値の上昇に伴い、魔力が上昇する。
(デメリット)
カフェインの覚醒効果が切れると対象のテイミング状態が解除されるため、効果時間内に目的を達成する必要がある。カフェインの摂取量が増えると、依存性や耐性が強まり、摂取しないと禁断症状が出る。過剰摂取すると体に負担がかかり最悪死に至る場合もあるので、適度にカフェインを抜く時間を設けることを推奨する。
文字数 11,275
最終更新日 2024.07.28
登録日 2024.07.15
自虐ネタでピエロを演じることでクラスメイトの「シャーデンフロイデ」(他人の不幸を蜜の味と感じる気持ち)を喚起して学生生活を乗り切るスクールカースト底辺の男子高校生・馬場巨人(ばば つよし)は、ある日交通事故に遭う。神様の勘違いもあって魔道具(パンツ)として廃墟で眠る美少女アルシアの枕元に異世界転生してしまう。神様からもう一度人間に戻るには、魔道具として徳を積む必要があると告げられる。目覚めたアルシアに勘違いされあわや大惨事になるところだった馬場は、どうにかアルシアの腕にシュシュ(魔道具)として装備されることに成功。馬場は魔道具としてアルシアを助けることを決意する。
アルシアは王族に保護され目をかけられていることで「シャーデンフロイデ」とは真逆の感情である「嫉妬」(=シャーデンフロイデ・インバース。シャーデンフロイデの逆の意)の対象となり、冒険者としてパーティも組めず極貧生活を余儀なくされていた。その結果、現在野盗に襲われても文句の言えないような廃墟で野宿するハメになっていた。
とりあえずお腹を空かせたアルシアのために、食料でもとってきます。
文字数 23,726
最終更新日 2024.03.25
登録日 2024.03.03
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