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「こんな人生つまらない」 白瀬樹の心臓には爆弾がある。高校一年生にして、残り一年しか生きられないという爆弾が。 家族を失い、残された樹の人生はただ死を待つだけのつまらない人生だった。 だが、そんな中──。 「隣の部屋に越してきました。柊冬雪と言います」 異例の時期に転校してきた女子生徒、柊冬雪が近づいてきた。 初めて会うはずなのに、食の好みから、好きなものまで当ててくる冬雪に困惑しながらも、繰り広げられる非日常に、樹は──。
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文字数 25,082 最終更新日 2024.04.22 登録日 2023.02.24
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