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高校一年生仲良しグループの私たちは期末試験終わりにカラオケでバカ騒ぎをしていた。 永音、星夜、卯月、風真、わかめの男子組とえりたく、ディスタンス、しぃ、ゆみこだすの女子組を合わせた9人グループ。 確かにカラオケボックスにいたはずなのに、気が付けば何もない不思議な空間にいた。 管理者を名乗る女性が放った一言。 「あなた方には、人間界と魔界、両方を救ってほしいのです。」 ただの高校生の私たちははこう返すしかなかった。 「いや無茶苦茶言うじゃん。」
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文字数 15,398 最終更新日 2023.03.12 登録日 2023.03.03
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