あめ

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あめと申します。 歴史(特に飛鳥〜源平あたりまでの日本史)が好物で、最推しは717年の遣唐使達です。 拙いところも多いですが、どうぞよろしくお願い致します。
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──大海原の先で出会った赤鬼は、私と同じ遣唐使でした。 唐の官僚達に才能を嫉妬され、曰く付きの高楼の中に閉じ込められてしまった遣唐使・吉備真備。 為す術もなくやるせない気持ちに駆られる真備であったが、そんな彼の前に現れたのは同じ遣唐使・阿倍仲麻呂を名乗る一人の赤鬼であった。 『江談抄』そして『吉備大臣入唐絵巻』に描かれる、二人の遣唐使のちょっと不思議な友情物語をアレンジしました。 日本史・中国史に出てくるあの方々もチラホラと.....? 異国の風に吹かれながら、奇想天外な攻防戦をお楽しみください。 ※リメイク版です。
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文字数 174,342 最終更新日 2021.11.02 登録日 2019.03.29
まだ、この国の京が平城の地にあった時代。そこには同じ名と夢を抱く二人の青年がいた。一人は遣唐使として有名な阿倍仲麻呂。もう一人は政治家・反乱者として名を馳せる藤原仲麻呂である。 彼らの出会いは半ば偶然だった。しかし二人は意気投合し、一つの約束を交わす。 「帰ってきたら、唐の話をたくさん聞かせておくれ。そして俺を支えてくれ」 「ええ、必ず······必ず帰ってきますとも······」 これは、唐と月に魅せられた二人の仲麻呂の長い物語······その中の、ほんの一つの記憶の断片である。 ※この物語はあくまでフィクションです。実在した人物とは一切関係ありません。 ※この物語は藤原氏短編集『藤の宿り木』より一話分抜粋したものですが、単体でお楽しみいただけます。
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文字数 7,593 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
「私は染まらぬ。蘇我にも、物部にも──」 飛鳥時代。 敏達天皇の子である押坂彦人大兄皇子と、その舎人である迹見赤檮の短編です。 蘇我と物部の対立の中で、赤檮は物部守屋の右腕であった中臣勝海を暗殺します。それをきっかけに、赤檮を手放すことを決めた彦人の物語です。 ※友人と30分縛りをした時の作品で、お題であった「山」「秋」に沿って書きました。そのため、秋の山が舞台となっていますが、実際に赤檮が勝海を殺したのは旧暦の夏四月とされています(日本書紀より) ※実在した人物とは全く関係ありません。あくまでフィクションです。
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文字数 3,486 最終更新日 2021.05.04 登録日 2020.09.26
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