1
件
「お前みたいな奴に原作ぶっ壊されるぐらいなら僕はモブから脱却する」
青春という青春をゲーム「レッドヴァン・クロニクル」に捧げてきた。今日も大学から帰ったらやろうか。そんなことを隣で何故か説教してるおじいさんの話を聞き流しながら考える。
でもそれは叶わなかった。自転車に乗った少年を助け、バイクにはねられた僕。
意識が朦朧とする中聞こえたのはあの大好きなゲーム「レッドヴァン・クロニクル」のナレーションだった。
意識が戻り、天国だと思っていた場所はレッドヴァン・クロニクル(略してレドクロ)の舞台……の端っこの森だった。そこで出会った親切な老夫婦にポーション作りを教わりながら暮らしていく。僕はゲームとは違った転移の仕方だったので、きっと他にも正規の転生者がいると踏んでモブとして生きていく事を決意。しばらくするとレドクロの舞台の中心の王都が騒がしい。どうやら僕の他にも転生者が僕とは違い、正しい呼ばれ方をしたようだ。が、奴はいわゆる「エアプ勢」のようで原作からかけ離れた行動を起こしており様々な現象は解決せずむしろ悪化させてる?
レドクロガチ勢の僕、動きます。この世界を救うためにモブから昇格狙います!
初めての長編、ジャンル、書き方しているので不定期更新になります。投稿も初めてなので至らない点もあるかと思います。
文字数 8,781
最終更新日 2024.11.07
登録日 2024.09.24
1
件